成績がグダグダで残留争いしているのにパリサンジェルマンと花試合している場合か、とかつては思っていましたが、大阪ダービーで衝撃的な敗戦をした後に、2週間空けて公式戦を戦うのは結構厳しかったかも知れません。
そう無理矢理にでも考えてみれば、相手はともかくこれからの残留争いに向けて、負けても恥じゃない相手と気楽に戦えるのは良いことでしょう。結果はともかくとして。
PSGから見たら、7月20日に川崎フロンターレと戦い、7月23日に浦和レッズ戦があり、大阪への移動があるのに中1日でのガンバ大阪戦です。
このスケジュール的にガンバとの試合なんて中1日で疲れていても楽に勝てるっしょ、と思われているのかも知れませんし、J1でヒイヒイ言っているガンバがそれに反論できもしないのですが、ともかくこの試合は花試合らしい花試合になるのではないでしょうか。
ちなみにガンバ大阪は昨日、噂が出ていた東京ヴェルディの山本理仁選手を獲得しました。
https://www.gamba-osaka.net/news/index/c/0/no/13873/
人数的にはチュセジョンの穴を埋める形ではありますが、片野坂監督が起用しない選手を放出した以上は、逆に山本理仁は起用したいタイプの選手なのでしょう。
というか、開幕直前に齊藤未月、開幕後にダワン、そしてこの夏に山本理仁と中盤を立て続けに獲得したと言うことは、片野坂監督と契約した時点での選手層と使いたい選手にギャップがあったということになるんじゃないですかね。
武蔵と食野を補強したFW陣も同じで、坂本や南野があれほど出番を得られるというのは、強化部と監督の間で契約から開幕まででの意思疎通が出来ていたのか、と思ってしまいます。
ともかく、未だに何でガンバがこのPSGツアーに選ばれたのか分かりませんが、クソ高いチケットは申し込む気になれず、テレビ放送もないので結局Paraviで観戦することにしました。
こんな価格のチケット売れるのか?と思っていたのですが、多分これを観に行く人たちの一部は、先月の那須川天心-武尊「THE MATCH」を観に行ってた層と重なっている気がします。根拠はありませんが。
PSGの選手起用やフォーメーションなど、海外の試合を全く見ないのでさっぱり分からないのですが、ガンバの方は武蔵・食野が先発起用されました。公式戦とは異なるので控え選手も盛りだくさんです。倉田・ダワンのボランチコンビは先発からだと初ですかね?
試合前のキックインセレモニーでエムボマを久し振りに見ましたね。前に見たのは、確か今のスタジアムが出来た時にビデオインタビューを会場で流していたと思いますので、6年振りでしょうか?
さあ試合開始です。ボコボコに負けなければ良いな、1点でも奪えれば何とか面目は保てるかなといった感じで見ていますが、選手はもちろん違うでしょう。
もしガンバが勝つとしたら、相手がガンバ側の特徴を掴む前に奇襲で先制して逃げ切るか、0−0で維持したままPSGの疲れが出た後半終わりにカウンター一閃でゴールを奪うかどちらかでしょう。
4分、抜け出したメッシのシュートは東口の正面。
6分、抜け出したネイマールを三浦がギリギリでタックル。ああいうタックルは本当に上手いですね。
11分、黒川が奪われてからのメッシのシュートも東口がキャッチ。
12分、小野瀬が右サイドを突破して最後は食野のシュートはブロックされました。そのCKがエリア内で混戦になり昌子がシュートも相手に当たってまたCKに。
15分、オフサイド気味に抜け出して完全にフリーになったネイマールがシュートを打つも東口らしいスーパーセーブで防ぎます。いつも通りの東口ですけれど。
16分の右からのクロスにメッシが合わせる直前に三浦がつま先で触ってクリア。
20分、ネイマールの見事なフェイントからサラビアに中央で合わせられるもシュートをギリギリで東口がキャッチ。
PSGはガンバの遅攻が大したことないということを見切ったのか、中盤まではボールを持たせて後ろのポジショニングを適切に配置するだけでガンバがボールを失う展開になっています。
飲水タイム直後の27分にも大ピンチがありましたが、いつも通りに東口がブロック。
しかし28分に三浦のフィードが相手に当たってメッシに当たってしまい、ネイマールのパスを受けたメッシのシュートは東口が止めもサラビアに詰められ失点。これはもったいない。
そして30分にはエリア内に持ち込んだネイマールを三浦が蹴ったとされましたが、リプレイ見る限りは足を引いているのですけれどね。ネイマール「らしい」PKゲットですね。ネイマールと対峙するときはこういうプレーも覚悟して相手しないといけないのでしょう。というかネイマールダイブを見極めるレフェリーを呼んで欲しかった所です。
そのPKはネイマールが簡単に決めましたが、そもそも東口がPKを止めるのは数年に1回なのでネイマール凄い!というわけでもないのですけれど。
と思っていたら34分にガンバが反撃に成功します。小野瀬、倉田、小野瀬とつないで武蔵が押し込めなかったものの黒川が詰めてゴール! これで1−2となりました。
37分、また今度も三浦の縦パスがミスになり奪われてからつながれ、メンデスに強烈なシュートを蹴り込まれて失点。
食野が空気になっているのが厳しいですね。もういっそのこと中村仁郎も出しましょうよ。
39分にはネイマールからメッシにものすごいセンタリングを上げられて難なく決められて失点。1−4となりました。
このゴールラッシュはマンUとの試合で山崎が得点してから一気に3点取られた時を思い出しますね。さあ、試合展開的にはクソつまらなくなりましたが、そもそも今のガンバではこうなるのは当然です。マッチメイクしたイベンターが悪いのです。
まあ花試合が塩試合になるよりは良いですよね。良いですよね。
45分にはネイマールが股抜きシュートを狙うも東口なんとかセーブ。
46分の武蔵のシュートはドンナルンマの正面。
前半は1−4で終わりました。さあ後半どれだけやれるか、と思いたいところですが、どれだけやられるか、という心配の方が先に立ってしまいます。
そして後半、本当に中村仁郎が出てきました。いやあ楽しみですね。ここからの45分はそれ以外の楽しみがないのですけれど。
それ以外にも高尾、藤春、奥野、未月、柳澤、ペレイラが出てきました。まさかのレアンドロペレイラ起用です。思い出作りかな?
49分のメッシの右足シュートは大きく外れました。
後半入った奥野が意外とポジショニングが良く、上手く対応出来ています。前半のダワンよりも良い。PSGがサボっているだけかも知れませんが。
57分、柳澤の高速クロスにペレイラが惜しくも合わず。合っていてもオフサイドでしたが。
60分、メッシのスルーパスを受けたネイマールが冷静に東口を交わしてゴール。これで1−5です。
ここで、両チームとも選手を入れ替え、エムバペも入ってきました。ガンバは山見とシウバが入り、ガンバのフィールドプレーヤーはパトリック以外全員出場となりました。
64分の未月のシュートはドンナルンマが正面でキャッチ。惜しいシーンもあるのですけれどね。
67分のハキミの至近距離からのシュートは東口がブロック。
68分には仁郎が遠目からシュートも普通にドンナルンマがキャッチ。こぼしませんよね。
70分、再びガンバが一矢報います。奥野が裏にロビングパス、柳澤が丁寧に折り返して山見が真ん中で合わせて2点目ゲットです。これで2−5となりました。マンU戦のスコアに近付いてきました。
後半の飲水タイムでネイマール・メッシが下がりました。
そして77分になぜか中村仁郎が下がってパトリックが入り、GKも東口から加藤に代わりました。仁郎は何かフィジカルの問題が出てきたのでしょうか?
81分にはPSGの波状攻撃を受けますが、藤春、昌子、奥野の身体の張った守りで何とか防ぎます。
85分にはシウバが左から仕掛けてシュートも決められず。
と思ったら86分に高尾がエムバペをエリア内で引っ掛けてPK。これは引っ掛かっているので納得のPKですね。前半のネイマールは誤審でしたが。
これで2−6となってしまい、マンU戦のスコアとは異なりました。あの時のガンバともまるきり異なっていますしね。あの時のメンバーで残っているのは倉田だけですか。
91分のエムバペのシュートは加藤がキャッチ。
92分のペレイラのシュートは大きく外れてしまいました。
これで試合終了。PSGの1点目、3点目がミスからでしたのでもったいなすぎましたね。2点目のネイマールダイブもネイマールらしさ満開のものでしたので、ある意味観客の要望に応えた試合になったのではないでしょうか。
ガンバとしてはこの公式戦連敗中に明らかになっていた守備の問題点が改善されたか、という点で見ると難しい試合でした。そもそも相手が相手ですし、失点もこちらのつなぎのミスとPKもありましたし、Jリーグでの想定をするのが難しいところです。
一方で、1点目の倉田の浮き球のパス、2点目の奥野の裏へのロビングパスなど、工夫する様子は見られた攻撃の方が改善されているのかも知れません。山本理仁の加入でポジションが危うい奥野が、今日の中盤で一番良かったのは皮肉ですね。ダワン・未月はもう少しやって欲しかった。
しかし、試合中にTweetDeckで「ガンバ大阪」と入れてタイムラインを見ていると、試合の違法配信Tweetが大量に流れてきます。これはうざい。本当にうざい。Paraviの契約をしたくない人目当てなのでしょうけれど、1000円くらい払いなさいよと言いたい。お金が一杯動いているからこのPSGジャパンツアーが生まれたのですから。見たいなら金払えと言いたい。
ただ、このPSGジャパンツアーが発表されてからずっと疑問に思っているのですが、いつの間に「パリサンジェルマン」というクラブは世界の最上位的な立ち位置になったのでしょうか?
国内リーグは制しても欧州チャンピオンにはなれないため、毎年のように監督を代えて数十億掛けて選手を取ってきているクラブ、というイメージがあったのですが、レアルマドリーとかFCバルセロナとか、バイエルンミュンヘンとかインテルミラノとかとは、実績において明らかにPSGがワンランク下がると思うのですけれど、世間的には違うんですかね。
多分、PSGのブランド向上のためにどっかの広告代理店かコンサルが入っているのでしょうけれど、今のガンバに失点しちゃう自称ビッグクラブwとならないですかね? そもそも知らないか。
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