値上げされる自賠責保険は自動車所有者だけの負担でいいのか

自賠責保険の保険料が来年値上がりになるそうです。リハビリ施設等を充実させるため、というのがその理由だそうですが、そもそも自賠責保険の運用が上手く行っていないわけではなくて、積立金を政府が流用しているというとんでもない問題が根本原因にあるのですが、さほどメディアでも大して取り上げられず、そのままなし崩しになりそうです。

自賠責保険は死亡や重度障害などの被害救済には欠かせません。昨今は任意保険に入らず、そして事故を起こしてしまって高額な賠償を支払えない人もいます。自賠責保険が存在していなければ加害者も被害者もさらに悲惨なことになってしまいます。

だからこそ自賠責保険は日本のドライバーのみならず日本国民全てにとって非常に重要な保険なのですが、自動車所有者に保険が課せられるようになっています。それはそれで良いのでしょうか?

今はカーシェアリングも増えてきましたし、自賠責保険の支払を自動車単位よりはドライバー単位の方がだとなのではないでしょうか。理不尽に値上げされる自賠責保険を自動車所有者だけが負担するのは公平ではない気がします。私自身はペーパードライバーですが、多少の負担はしても良いと思っています。

ドライバー単位というか、結局は運転免許そのものに保険料を課すことになるでしょうけれど、免許更新時の費用に薄く乗せる形になるでしょうか。運転免許証の機能をマイナンバーカードにも持たせるようになるのですから、健康保険証の時と同様に、マイナンバーカードに免許機能を移した人には「ニュー自賠責保険」の保険料を下げると言うやり方もあるでしょう。

運転免許の更新費用も決して安くありません。あれも何と言うか自賠責保険以上の利権の闇というか、更新時に交通安全協会の勧誘が分かりやすい天下り利権なんだろうなと毎回感じます。税務署近くにある納税協会なんかも同じですね。昭和の成長期に色々作られてきた外郭団体は、今後の人手不足の日本社会を考えると、さっさと整理して働ける人を民間に解放した方が良いんじゃないですかね。

それはともかく、自賠責保険については広く責任を共有するべきでしょうし、積立金流用問題についてももうちょいメディアが大っぴらに取り上げてほしいものです。強制加入という事実上の税金なのですから。

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