カルト宗教とマルチ商法

ここのところ、カルト宗教とマルチ商法がニュースで取り上げられています。多分、旧統一教会の方はまだまだ問題が長引くというか、完全解決は相当先でしょうし、まだまだ政権を揺らし続けるでしょう。

その一方で、突然と言えば突然ですが、マルチ商法の本家とも言うべきアムウェイが消費者庁から一部業務の停止命令を下されました。

そもそもずっと同じようなことをやってきたのに今になって処分されたのかが分かりませんが、どこかでレッドラインを超えたと判断されたのでしょうか。個人的には存在そのものが超えていると思っているのですが。

カルトにしろマルチにしろ、それによって恩恵を受けている人がいるのは確かでしょうけれど、その人以上に被害を受けた人、訴えている人が圧倒的に多いわけで、
「~~は良いこともしている」
「~~によって救われた人もいる」
「~~の全てが悪いわけではない」
という弁護や擁護をする人もいますけれど、そもそも法体系的には善事によって悪事が相殺されるわけではありません。違法行為はそのものとして裁かれねばならないのです。

カルト宗教側にして見たら、マルチ商法と一緒にされたくないかも知れませんし、マルチ商法側にとってはカルト宗教と同一視されるなんて思いもよらないかも知れませんが、どちらにも無縁の人間にして見たら、どちらも人を犠牲にしている点では変わりありません。

マルチ商法は友人知人関係をお金に換えて踏み台にするものですし、カルト宗教は家族関係を犠牲にして自分だけ悦に入るようにします。どちらも三方良しの概念とはかけ離れているというか、世間に受け入れられることを前提としていません。組織内・団体内だけでの評価だけが重視されます。

でも、マルチもカルトも結局は、上位の幹部連中のみが肥え太るものなのですよね。そしてそれを訴えても、ハマっている人には受け入れてもらえず、深みに堕ちていってしまいます。だからこそ、擁護する人には相応の責任を負ってもらいたいものです。

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