中国の観測気球バレから逆ギレ拘束はありそう

中国の観測気球がアメリカ領空に現れたことが物議を醸しています。アメリカ政府がスパイ・偵察行為のためのものだと断定して非難したことから、中国政府もそれに応じるかのように逆ギレしています。

2,3年前にも日本では東北地方で目撃例があり、それとほぼ同じ形状のようですので、アレも偵察気球だったことはおそらく間違いないでしょう。その時にも中国のスパイだと声を上げる人はいましたが、断定する材料を持っていなかったのか持っていても出さなかったのか、日本政府からは公的な発表はありませんでした。

その点で、日本政府の弱腰や無能さを非難する声もありますが、あの時点での国際状況と、現時点での国際状況については、日米v.s.中露という枠組みで考えると今の方が圧倒的に険悪になっていますので、余程の証拠を掴まない限りは難しかったのかなとも思います。まあ撃墜しないにしても捕捉か何かくらいしとけよとは思いますが。

さて、今回の気球の件でブリンケン国務長官の訪中が中止・延期となり、米中関係はさらに悪化することとなりました。
気球が見つかった(あるいは流れていった)のが中国当局の意図するところだろうと不慮の事態だろうと、少なくとも中国政府が友好を第一に考えてはいないことは確かでしょう。意図するところだったとすればもちろんですし、不慮の事態だったとしてもコントロールが出来ない兵器(に準ずるもの)を平気で他国の領空侵犯させるのですから。

ここから次の展開がどうなるかですが、時期はともかく在中のアメリカ人か、アメリカに親しい国の人間が中国政府によってスパイ扱いされて拘束される未来はありそうです。
「アメリカだって我が国をスパイしているのだ!」
と主張することで、自分のスパイ気球の国際問題性を覆い隠していくのは容易に想像できます。

そこからが西側諸国の難しいところですが、ロシア産石油の購入など見えづらいところでの対露支援を黙認することを交換条件にするかも知れません。

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