再びオーバーツーリズムに襲われる京都

大阪京都では先日、桜も満開も迎え、見頃も過ぎてしまいましたが、やはり京都では観光客が花見の時期は増えます。花見でなくても週末は多いのに、それに輪をかけて観光客ラッシュになるのですが、幸いというか何と言うか、電車通勤する分には大学生がいないため、なんとか乗れないレベルの混雑ではなく通勤出来ています。むしろ秋の紅葉シーズンは、通常の大学生・高校生通学の人もいる中で、観光客が押し寄せるために大変なことになります。

もう日本の観光地でも、コロナ禍の影響を受けないレベルになってきたように見受けられます。それはもちろん良いことなのですが、こと京都に限って言うと、コロナ禍前の外国人観光客が多すぎる問題がまた復活して悩みの種になることを意味します。

コロナ以前の本当に大挙して外国人観光客が押し寄せていた頃ほどにはまだ至っていませんが、時間の問題でしょう。

通勤で京都に行っている人間ですが実感するのですから、実際に京都に住んでいる人にとってはもっと体感できているでしょうし、迷惑に思えることも多々あるはずです。

再び過剰な観光客の問題「オーバーツーリズム」は喫緊の課題になっていますが、京都市の財政状況を考えると、お金を落とす観光客を排除するわけにもいかないのでしょうね。

個人的には、コロナ禍の直前に建設を始めたり出来上がったりしたホテルが、数年間未稼働だったのを見ているので、その関係者は千客万来でしょうし、自分がもしも関係者だったら絶望のあまり気絶してたに違いありません。

794年から続く都にしてみたら、3年程度のコロナ禍は都市としては大した問題ではないでしょう。1200年を超える長さの歴史上で、0.25%の期間です。とはいえ、実際にその都市に生きている人の寿命は1200年前からせいぜい数割程度の伸びであって、2倍3倍になっているわけではないので、やっぱり京都という都市「住民」にとっては大きな影響があったのではないでしょうか。

むしろこの3年間において、京都市が有効なオーバーツーリズム対策を積極的に実施したようには思えないのですけれど、何かありましたかね。観光バスの停車場所について厳しくしたのはコロナ禍前だったかな。

来年、市バス1日乗車券を廃止して地下鉄に誘導するそうですが、コロナ禍が収まれば観光客が戻ってくることは容易に想像できたし、もっと早くに実施できたと思うのですが。

地域住民と観光客が同じバスに乗るというのが、交通政策としては無茶なんですよね。とは言っても、じゃあどうすればいいのかというと、有効な政策なんかそうそうあるものでもないですね。

観光客に魅力がない都市にしてしまえばオーバーツーリズムはなくなりますけれど、それはそれで地獄の道ですねえ・・・。

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