紙、QRコード、ICカードのチケットについて

先月、サンガとのアウェイ戦を観に行った時に、入り口で、印刷されたQRコードのチケットを持って困っているような高齢の方がいました。

通り過ぎながら聞こえてきた会話では、どうやら誰かにチケットを買ってもらって送ってもらった分が、枚数が足りないっぽい感じで、送られた数が少なかったのか印刷した数が少なかったのかは分かりませんが、こういうことがあると、従来の現物の紙チケットの方が分かりやすいよなあとも思いました。

私が普段見るJリーグのチケットは、ホームゲームなら年間パス利用者なので会員証と年パスカードを持参するだけですし、アウェイ戦を見る時もJリーグチケットサイトでQRコード発券したものを利用します。紙のチケットは長らく使用していませんが、不慣れな人だと手間取ったり間違ったりすることもあるでしょうね。

昭和、そして平成の大半の期間において、こういうイベントチケットや、あるいは電車や飛行機のチケットは印刷された横長の紙と決まっていましたが、今ではQRコードだったり、ICカードだったりとずいぶん様変わりしました。ガンバ大阪の年間パスでも昔は年間試合数分の紙チケットがまとめて届いていたものです。

今のJリーグチケットについては、たいていの場合、追加手数料を払えば紙チケットでの発券が出来ますので、先述の方の場合はその手間をかけた方が良かったのかも知れません。

分かりやすさと使いやすさは、本来両立するべきものですし、むしろ共通していることがあるはずなのですが、それは
「慣れていて、環境が揃っている」
という前提が必要なのだと改めて実感しました。紙チケットに書かれてある情報を、QRコードが載った紙として印刷する手間暇はかかるし、スマホで見せるならスマホを持っていて会場入り口でササッと操作することが必要です。ICカードだとデータを見るのはスマホ・パソコン経由でないと不可能です。

そのうち、マイナンバーカードと紐付けられて、それをICカードとして電車やサッカー観戦にも利用出来るようになるのでしょうか。少なくとも現状のマイナンバーカードシステムだと不便な面もありますので、まだまだ先のことでしょうけれど。

少なくとも、キャッシュレス化・ペーパレス化の社会を推進するための政策を実施するくらいなら、その前に民間のスマホ講座の費用を高齢者向けに税金で補助したり、あるいは市役所・公民館などでスマホ講座を公費で開いたり、ということもあってしかるべきでしょうね。

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