水は油より低い温度で沸騰するため、油の中にある水分は沸騰したときに行き場を塞がれた結果、爆発をします。これが油が跳ねる現象です。
しかし、ラーメンやスープで油膜が表面にあることで、その下の水分の蒸発と温度変化を防ぎ、美味しく食べることが出来ます。
水と油はとかく異質なモノ同士、混ざり合わない代表例のように言われますが、混ざり合わなくても一緒にいることで、軋轢もあれば協力もし合えます。
少し前に共産党のベテラン党員が、志位委員長の在任期間が長すぎることや公選制が無いことを批判して除名されましたが、共産党はプロレタリアート独裁が染みついているため、党内での争いなどもってのほかという思想が凝り固まっています。
そのため、今回の件にしろ、昔の筆坂秀世氏の件にしろ、党中央に対する批判者は問答無用で排除するしか出来なくなってしまいます。
その割に70年安保の頃の左翼では内ゲバ全盛期となっていましたが、あれは別の集団同士での争いでしたので戦いが成立したのでしょう。
ともかく、共産党は内部批判を許さず、党幹部の上意下達に沿う人間しか存在が許されません。その一方で、55年体制成立時に、革新陣営の政権奪取を阻むために作られた自由民主党は、その後の激しい派閥抗争に代表されるように、党内部で公然と総裁・幹部への批判が行われます。
先日の首相のバカ息子、もといドラ息子、いや何と言うか取りあえず出来の悪い息子による写真の流出に関して、自民党の内部からも批判が出るのは、自民党が一つの権力ピラミッドでガチガチに固められていないという証拠でもあります。アホらしい批判ではあるのですが。
旧民主党も自民党から政権奪取するために集まって成立したはずの政党なのですが、政権交代に成功し、そして政権を失った後は存在意義を失って分裂しました。
分裂してなお、許容よりも拒絶に走ることが多い立憲民主党は党勢が回復せず、結果として維新の猛烈な追い上げに着いてけません。この辺、まだ国民民主党の方がマシかも知れません。
維新の会も所属議員のゴタゴタやスキャンダルを抱えていない日がないくらいの状態ですが、トップ批判はどうですかね。共産党よりはマシでしょうけれど、それが出来る組織にならないと政権なんてとてもじゃないが狙えないでしょう。
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