ライスとワイシャツ

洋食を食べる際に、フォークの背にライスを乗せるのはマナー違反、という主張は結構前からあります。

もっと昔は、そうやって食べるものだというテーブルマナーがあったので、いつの間にか変わってしまったようですが、その一方でフォークの背にライスを乗せるのはイギリス式だから問題ない、という話もあるそうです。

どっちが正しいかどうか知りませんが、そもそもの西洋料理でライス自体が出てこないという、元も子もない話もあります。

実際には、豆も潰してフォークの背に乗せるらしいので、ライスも似たような感じでしょう。

とどのつまり、どっちでもええやん、ということになるのですが、これだけ多様性多様性と主張される世の中において、特定の作法をマナー違反として強制的に批判するのって、もうタブーになりつつあるんじゃないでしょうか。

日本人が日本人のテーブルマナーを批判しているだけたから、さほど問題になっていないのかも知れません。もし、フォークの背にライスを乗せるのが発展途上国のとある国の少数民族だけで行われている風習だとして、日本人はその食べ方を「マナー違反」「ヨーロッパではそんな食べ方しない」といって非難したとしたら、相当にバッシングを食らいそうな気がします。

そう言えば、日本人のオッサンの大半が着ているワイシャツについて、胸ポケットが付いているのは日本だけという話を聞いたこともあります。これもアメリカでは無しが主流ということらしいですが、どっちも選べるならそれに越したことはないと思うのですよね。

胸ポケットが付いていたらダサいという人もいますが、多分にダサさはその人のスタイルと着こなしによる部分も多いので、胸ポケット付きのワイシャツでも格好いい人はいくらでもいるでしょう。

ウォール街では胸ポケット付きのワイシャツを誰も着ていない、と言われても、日本全土でウォール街と同じファッションを強制されても困るとしか言いようがありません。本当にウォール街で働きたいなら、その地の習慣に合わせれば良くて、それこそ「郷に入れば郷に従え」という日本古来のことわざが言っていることでしょう。

日本だけで通じるライスの食べ方やワイシャツのスタイルがあって、何か問題あるのでしょうかね。

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