なぜ、専門家は専門外のことに口出しするようになるのか

専門領域における難しさは誰よりも知っているはずなのに、専門外のことに口出ししてトンチンカンなことを言ってしまい炎上するパターン

何らかの専門家としての肩書きでマスメディア上、あるいはSNS上で、その自分の専門分野「外」の問題に関して、口出ししてトンチンカンなことを言ってしまい炎上する、と言うことはしばしば見かけられます。

もちろん、日本では言論の自由も、思想信条の自由もありますので、政治でも経済でも、あるいは文化芸術などなど、どんな分野においてもトンチンカンなことを言う権利もあると言えばあるのですが、それでも何らかの専門家としてやってきた人が、専門外のことを軽々しく発言してしまうのは、どういう仕組みなのかと疑問に思います。

専門家としてそれなりの地位にまで行ったからには、若い頃からその専門領域において、論文なり研究なり、あるいは業務として必死に寝食を忘れて取り組んできたはずなのですが、それほどの努力をしてこなかった専門外のことにも、自分が精通しているっぽい感じを出してアレコレ言ってしまうのでしょうか。

もし、自分が専門としている分野の諸問題について、ずぶの素人が、適当なことをいい加減に好き勝手にアレコレ発言し、しかもそれが社会的影響力がある人がやっているのなら、専門家として憤然と抗議するはずです。

それを裏表ひっくり返したようなことを平然としてしまっているのですから、それなりに非難されて炎上してもしょうがないでしょう。

「一芸に秀でる者は多芸に通ず」
とは言いますが、
「餅は餅屋」
とも言いますので、結局はケースバイケースです。

そもそも、軽々に他分野に口出ししてくるような専門家は、「一芸に秀でる者」ではないのかも知れません。専門分野で必死に戦っていたら、余所のことにまで気を遣っている暇も余裕も無いはずですしね。

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