ジャニーズ事務所の問題については、批判派・擁護派が入り混じってカオスになっているので突っ込みたくないと思っていましたが、一私見として。
事が大きくなった今になって、ジャニーズ切りをする大企業や、批判をするタレント・メディアに対して、かつてはダンマリでこの期に及んでジャニーズ批判をするのはおかしい、黙っていた時点で同罪だ、という、批判に対する批判があります。
ただ、これはどう考えてもおかしい。
どう考えても一番悪いのはジャニー喜多川及びジャニーズ事務所であって、そのタレントを起用していた企業やメディアにも相応の責任はあれど同罪ではありません。
また、今回ようやくジャニーズ事務所が性加害を公式に認めたことが、以前と決定的に大きな違いであって、かつて認めていなかったときに、例えばどこかの大企業が性加害疑惑を理由にCM起用を止めたとしたら、とてつもない非難が起きていたはずです。疑惑の段階で自衛として拒否したとしてもです。
裁判で有罪にならない限りは無罪として扱うという理屈で、疑惑の段階で犯罪者扱いするな、と囂々たる非難が巻き起こることは容易に想像できます。
そして、ジャニーズ事務所自体が公に性加害を認めた今、中身が変わっていないジャニーズ事務所と取引関係にあるだけでも、大企業にしてみたらリスクがあります。少なくとも、人権関係でややこしいEUでの営業に大きなダメージがあります。
また、ジャニーズ事務所非難に対して、イジメだとか集団リンチだかと言う人もいますけれど、そもそもジャニー喜多川及びジャニーズ事務所が自社に対する性加害と、他社タレントへの圧力を掛けていたこと自体がイジメなんであって、ジャニーズ事務所は社名も方針も変わらなければずっと非難されるべきです。
ようやく社名は変更するみたいですが、公募ということでまた荒れるでしょうね。社名変えても中身が変わらなければ意味が無いのですが。
ジャニーズだけではありませんが、日本の芸能、テレビ業界には「忖度」文化があります。ジャニーズ以外の男性アイドルが某音楽番組に出ることが出来なかったことは本当に問題だったはずですが、変わっていくのでしょうかね。
社名変更してやり直しよりも、勝手ながら解体した方が良いんじゃないかと思います。ジャニーズ事務所でなくても売れるアイドルなら引く手あまたでしょうし、逆にジャニーズ事務所の営業力(及び圧力)が無ければ売れないのであれば、しょうがない。タレント自身に罪が無くとも、罪がある事務所にいたら不利益を蒙るのは当たり前です。
男性アイドルグループという市場を作った一方で、自社タレントでその市場を独占しようとした事実もあります。ジャニーズ一強の足枷が外れた方が、日本の芸能界における男性アイドルの活躍の場も広がって、結果的には他事務所に移籍してもやっていけるんじゃないですかね。
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