ショッピングモール周りの飲食店と、デパート近くの商店街

イオンやららぽーとなどの大規模ショッピングモールは、たいていちょっと郊外に当たる場所か、ずっと郊外に当たる場所にあります。

いずれにしてもそれなりに広い場所が必要で、それなりに開けた土地を定期借地権で確保して、建物を建てて運営しているわけですが、その建物の周辺にも飲食店などお店が展開されているケースは多いです。

ショッピングモール自体にもそれらと同業の飲食店などあるわけで、パッと見ではお互いに競合し合ってマイナスじゃないかと思ってしまいます。

ただ、多くは家族連れであろう、それらのお店のターゲット層にしてみたら、ショッピングモール内の飲食店・フードコートなどでは物足りなかったり、混雑していて家族全員でゆったりと食事をするのが難しかったりします。

そこで、ショッピングモールのすぐそばに展開されている、比較的大きめの店舗を構える飲食チェーン店に行ってみれば、家族3人~5人程度がキチンと座れるテーブル席も多く用意されています。

そう考えると、ショッピングモールにとっても、モール内の飲食店では不満を覚える消費者家族を呼ぶためにも、モール外に他の飲食店が揃っているのは都合が良いことになります。

モール外の飲食店にしても、モールに集まる多くの客の、いわばおこぼれを大した宣伝無しに呼び込めるわけで、顧客・モール・飲食店の三者がWin-Win-Winの関係性ということになります。

この構図って、昭和初期から戦後にかけて、日本各地の主要駅前に建設された百貨店(デパート)と、その周辺に出来た商店街の関係性と似ているんですかね。

百貨店-商店街の場合は、商店街目当ての客を百貨店がどれほど見込んでいたのか分かりませんが、百貨店に無い細々とした商品・サービスを商店街がカバーするシステムにはなっているでしょう。

百貨店に関しては電車から車への交通手段の転換や、格安店の勃興によって経営が苦しくなり、合わせて商店街も似通った理由プラス経営層の高齢化によって成り立たなくなりつつあります。

ショッピングモールもいずれは社会状況の変化によって廃れる時代が来るでしょうし、その時にさっさと撤退出来るように土地を買わずに定期借地権にしているのでしょうね。

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