アジアカップ初日の試合を見つつ、過去のアジアカップを思う

2023カタールアジアカップが開幕しました。

タイトルが2023となっていますが間違いではなく、大会名称が「AFC ASIAN CUP QATAR 2023」ですので正しいです。元々は中国開催の予定が、新型コロナの影響で開催を断念したため、カタール開催となったことなどが影響しての「2023」です。

ちなみに、2019年はUAE開催、2023年は中国→カタール開催、2027年はサウジアラビア開催ということで、イレギュラーではあるものの3大会連続で中東開催になりましたが、日本は4回の優勝の内で2回は中東(2000年レバノン・2011年カタール)開催でした。そのことを思えば日本に不利とも言えません。

さて、開幕戦では開催国のカタールが、前回優勝国の貫禄を見せてレバノンを3-0で下し、上場のスタートを切りました。国内は疲弊し混乱しているものの、レバノンは決して弱小国ではないことを考えると、カタールが相当な準備をしてきているのは分かります。ワールドカップでは振るわなかったものの、自国開催のこの大会には相当な意気込みがあるはずです。

日本も5回目の優勝を目指し、怪我人があれど充実した戦力を揃えられました。ただ、優勝予想一番手となるとかえってやらかすんじゃないか、と心配してしまいますが、聞くところによればAFCは韓国が今大会の最強チームと言っているそうですし、優勝候補がハマる期待外れのジンクスは、韓国に担ってもらいましょう。

https://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/202401130000161.html

以前にもnoteで何度も書いていますが、アジアカップで優勝してもワールドカップ本大会での好成績に結びつかないのは不思議なものです。

1992年日本開催のアジアカップは日本が初優勝しましたが、翌年のワールドカップ予選では「ドーハの悲劇」により出場権を逃しました。

1996年UAEアジアカップは加茂ジャパンが泣き所のロングボール戦術でのクウェートに敗れベスト8止まりに終わりましたが、1998年ワールドカップには初出場を果たしました。

2000年レバノンでのアジアカップはトルシエジャパンが優勝を果たし、2002年日韓共催ワールドカップでベスト16入りです。

2004年中国でのアウェイ感満載だったアジアカップも日本の優勝に終わりましたが、2年後のドイツワールドカップは1分け2敗でGL敗退。

2007年の東南アジア共催アジアカップは4位に終わった日本は2010年の南アワールドカップでベスト16。

2011年アジアカップはザックジャパンが劇的な優勝を果たしたものの、2014年ブラジルワールドカップはGL敗退。

2015年オーストラリア開催のアジアカップはUAEにPK戦で敗れアギーレ体制が終わったものの、ハリル→西野と代わった体制で2019年のロシアワールドカップはベスト16。

2019年のアジアカップはカタールに決勝で敗れたものの、2022年ワールドカップはベスト16。

このように、アジアカップ優勝後のワールドカップ本大会でもGL突破したのはトルシエ監督の時だけです。その時が自国開催だったことを考えると、アジアカップ優勝というのはワールドカップの観点から見ると、良いジンクスとは言えません。

ただ、ワールドカップ本大会でもベスト16止まりという過去の呪縛を思えば、アジアカップ優勝&ワールドカップベスト8以上という、ダブルのジンクス破りを成し遂げてこその、「日本サッカーの新しい景色」ですよね。

今大会を日本が優勝して、さらに2026年北中米ワールドカップでの好成績を、今のうちに一緒に祈ってしまいましょう。

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