ナチスとも敵対しなかったスウェーデンのNATO加盟

200年来、軍事的には中立政策を貫いてきたスウェーデンが、ウクライナ戦争後の緊迫した情勢により、ついにNATOに加盟することになりました。正確に言うと、少し前から加盟を申請していたスウェーデンを、トルコやハンガリーが反対していたのですが、トルコが1月、ハンガリーが3月に承認したことで加盟が決まりました。

第二次世界大戦でもナチスドイツと敵対しなかったスウェーデンが、プーチン率いる今のロシアはそれよりも危険な存在だど、スウェーデン国民や政府が感じているのでしょう。

ドイツは海を隔てているからスウェーデンは中立だっただけで、陸続きのロシアを警戒しているスウェーデンがプーチンをヒトラー以上だと考えているわけではない、という人もいるかも知れません。しかし、ナチスドイツは大戦時にノルウェーに攻め込み占領しています。海があってもヤバい国はヤバいのです。ましてや陸続きのロシアを信用出来ないのは当然でしょう。

まあ、スウェーデンは中立だったことからナチスドイツの妨害もしなかったため、戦後に非難されたわけですが、その二の舞は避けたいと予防的に考えているのかも知れませんけれど。

さらに言うと、東西冷戦時もスウェーデンは中立でした。大粛清を行ったスターリンやプラハの春を破壊したブレジネフがいたソ連よりも、今のロシアの方が危険な存在なのでしょうね。ソ連の輝かしい時代を取り戻したいと思っているプーチンにしたら、スターリンやブレジネフ以上だと思われるのはむしろ喜びますかね?

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA