ガザ地区の情勢は刻一刻と現世の地獄から本当の地獄に移り変わろうとしていっています。
国際社会は介入しようにも外交的手段によるものに限られ、そしてそれは成功していません。
イスラエル政府と、ガザ地区を支配するハマスとの間での停戦交渉がまとまらないのは、双方の要望にあまりに隔たりが大きく、妥協の余地が無いからです。どちらかが大きく譲らない限り、言い方を変えると決定的に敗北しない限りはこのままです。
西側諸国が直接ハマスと交渉するわけはありませんので、イスラエルに対して圧力をかけるしかないですが、イスラエル政府がそもそもハマスの全滅を目的としている以上、応じることはないでしょう。
アメリカが「イスラエル」に対して武力行使するならともかく、平和裡にイスラエル政府を退かせる策はありません。諸国が一致してイスラエルに対して経済制裁・経済封鎖するくらいのことしかないでしょうが、経済的な圧力をかけても戦争は止まないことは現在のロシアやかつての大日本帝国を見ても明らかです。
ガザ地区のパレスチナ人を全て抹殺して占領することに、イスラエル国家が大きな利益を持つ以上、止めようがないのです。
以前、こんなnoteを書きましたが、
https://hrsgmb.com/n/n240eb5d1804a
なぜなら、思いっきりぶっちゃけて言うと、イスラエルにしてみたら将来ハマスの戦闘員になり得る子ども、そして将来の戦闘員を産むかも知れない女性を殺害することは、イスラエルにとってメリットとなるからです。
これを書いたときには我ながら極端な物言いだとは思っていましたが、実際にユダヤ人の右派には当たり前の考えなのでしょう。
https://togetter.com/li/2334621
私のような無関係の素人でもこう思っているのですから、当事者や停戦交渉に関わる人誰もが分かっていることでしょうね。それでもやけにならずに交渉し続ける外交関係者ってスゴいと思う。
イスラエルに対して国際社会が一致団結して制裁を訴えるのはおかしくありませんが、それがどこまで実効的かどうかについては、個人的には難しいと思います。
全てとは言いませんが、多くのユダヤ人はアメリカにも見捨てられたとしても、ジリ貧よりドカ貧を選ぶんじゃないかな。
ついでにいうと、1941年~1945年の日本を思えば、ネタニヤフ首相が失権して内閣が代わったとしても、すぐに停戦とはならないでしょう。より強硬派が首相になる可能性だってあるのですから。
ただ、唯一の停戦の可能性も、ネタニヤフ内閣崩壊でイスラエル政府が混乱して、作戦続行できなくなる、という状況だけだと思います。今のネタニヤフ政権は政敵も入れた挙国一致内閣ですが、揉めたら崩壊しそうなんですよね。
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