
HUNSNというよく知らないブランドのミニPC(BA05f)を買って、アレコレやった経緯を先日のnoteで書きました。
https://hrsgmb.com/n/na320329422ef
https://hrsgmb.com/n/n21773118e17e
それで終わればいいものを・・・またまたミニPCを思わず衝動買いしてしまいました。
なんかネットを見ていて、中国ミニPCメーカーの大手である、MINISFORUMで「整備済製品」というカテゴリにて売られていることを知りました。Appleではお馴染みですが、こういうところでも真似てきているのですね。どこのメーカーでもやってほしいですが、ある程度の販売母数とサポート体制が揃っているところじゃないと無理でしょうね。
さて、そのMINISFORUMの整備済製品のページで、色々見ていると、ここ数年のCPUでは一番のヒットかもしれない、Intel N100を搭載したUN100Pのベアボーンキットがあり、13,570円で売っていました。
ベアボーンとはいえ、1万円台前半はさすがに安い。そう思って買おうとしたところメール登録で初回1,000円引きクーポンまでもらえました。これで12,570円となりました。しかも、中国からの発送なのに送料込みでこの値段です。整備済製品かつベアボーンとはいえ、さすがにこれは凄い。
購入手続きをしてから5日後に発送案内のメールが届きましたが、配送の追跡をして見ると日本の税関を通過した日でした。そしてその翌日には届きました。一週間かからなかったですね。MINISFORUMは日本でもミニPCで非常に有名になってきましたが、中国からの発送で6日後に届くのはさすがですね。
届いたブツを確認していきます。
まず、海外発送特有のビニール袋を外すと、真っ黒な外箱が出てきました。MINISFORUMの文字がかっこいいですね。

フタを開けるとこんな感じ。

おそらく、整備済製品として売る商品で共通して使っているのでしょう。ウレタンスポンジで隙間を埋めているだけでした。確かAppleでも整備済製品は汎用みたいな箱でしたね。
本体の下にはHDMIケーブルと、ACアダプタがありました。本来のUN100Pに付属しているはずのVESAマウントは無かったです。使わないので別に構いませんが、この辺は購入時に要確認ですね。

正面から。USBポートはTypeAもTypeCもUSB3.2 Gen1ですが、TypeCはデータの他にディスプレイ出力・電力供給も出来て、逆に本体への給電も出来ます。

左側面はセキュリティスロットとmicroSDスロットがありました。空気穴もあるので、側面を下にして設置することは不可能です。

右側面は空気穴のみ。

背面にはRJ-45のLANポート、USB3.2 TypeAが2つ、HDMIが2つ、右端は電源です。oculinkとかUSB4とかはありません。そういうポートにつなげるデバイスが必要な作業は、そもそもCPUがN100のPCでやらないでしょう。

裏面です。開ける場合はゴム足の外側にある、結構深めの穴にあるネジを外し、ゴムの舌みたいなやつを引っ張りながら、隙間にマイナスドライバーみたいなものを突っ込んでひねれば、ツメが外れます。素手だけだとかなり厳しいです。

基盤です。ベアボーンなのでメモリもSSDもありません。メモリはDDR4のSO-DIMMが1枚だけ挿せます。N100やN150はシングルチャネルでしか動かないんですね。CeleronやPentiumはデュアルチャネル可能だったので、この点は退化していますが、ミニPCやタブレットPC、モバイルノートのような用途ならシングルチャネルでも問題ないと割り切った仕様にしたんですかね。

M.2に挿せるSSDは、NVMeもSATAもいけるらしいです。基盤中央にテープで留められているのは、2.5インチSATAストレージ用のコネクタです。
フタの裏面に2.5インチSSDを搭載できる場所があります。

設置するとこんな感じになります。

さて、余っているメモリ16GBと、SSD128GBを挿して起動し、とりあえずMX Linuxを入れてみたら問題なく動作しました。
負荷がかかるとファンの回転音が聞こえますが、何もしていなければ聞こえません。動いているのか怪しいくらいです。さすがTDP 6WのCPUです。ファンレスでも動くくらいですから、負荷がかからない限りは温度も上がらないのでしょう。
使い道が無いのに購入したPCですのでこのままLinuxでも良いのですが、とりあえず、昔のWindowsのライセンスが通るか試すついでに、Windows11を入れてみることにします。
インストールすると、途中のネット接続で止まり、有線LANも無線LANもWindows11のインストールISOイメージにはドライバが入っていない模様。そんなことあるんや、と驚きつつ、Shift+F10からコマンドプロンプトに入って、ゴニョゴニョしてネット接続無しでインストール続行。この裏道も防がれるらしいですが、まだ今は使えました。
インストール自体はネット接続無しでも出来ました。アカウント名は自分で登録出来ましたが、なぜか勝手にPC名が「DESKTOP-EE10KSD」という名前で作られていました。
デバイスマネージャーを見ると、LAN関係以外にもオーディオやらI/Oやらいくつかドライバが当たっていないデバイスがあるようです。普通にネットで探そうかと思いましたが、MINISFORUMのサポートページで「UN100P」と検索してみると、ドライバがありました。
https://www.minisforum.cn/new/support?lang=en#/support/page/download/147
なんか知らんけどWindows11のISOイメージまであるっぽい。これ使えば自動でドライバが当たっていたのでしょうね。ともかく、このドライバのZIPをUSBメモリ経由で移動させて、解凍してみると、
1_Chipset
2_SerialIO
3_ME
4_intel_GFX
5_intel_Dynamic_Tuning
6_Smart_Sound_Technology
7_Intel_HID_Event_Filter
8_9_AX201_AX101
10_Lan_l225
11_Lan_l226
11_CardReader_GL823
12_Senary_Audio_Codec
というフォルダと、インストール用のバッチファイルが出てきました。試しに、バッチファイルを管理者権限で開くと、自動的にドライバがインストールされていきます。終了してもなぜか無線LANのドライバが入らなかったので、別のサイトから拾ってきたやつをデバイスマネージャーから読み込んだら認識されました。
さて、インターネットにもつながったので、次はWindowsのライセンス認証です。
昔Windows7や8や10で購入したことがあるシリアルキーで使えるものがあるかもと思っていたのですが、システム→ライセンス認証と進むと、なぜか勝手に「アクティブ」になっていました。
ええ・・・?と混乱しましたが、ミニPCのライセンスチェックでお馴染みの
slmgr /dli
をコマンドプロンプトで打ち込んでみると、OEMライセンスになっていました。
ここからは勝手な想像ですが、BIOSなりチップなりにWindows11 Proのシリアルキーが入っていて、Windows11 Proをインストールすれば勝手にライセンス認証まで行くのでしょう。いや、ほんまかいな。
ともかく、一度もシリアルを入れずに認証されて、しかもVLライセンスとかではありません。とりあえずこのまま使い続けることにします。
現時点でのメインPCであるBA05fのCore i5 12600H&GTX1060よりもかなり性能が劣りますが、重い動作をさせない限りは遅くは感じません。メモリも16GB積んでいれば、大半の作業はこなせます。
動画編集、3Dゲーム、高解像度動画再生、多数のアプリ・タブを開いての並行作業といったことでない限り、N100搭載PCで不満に感じることはないでしょう。
しかし、元々はLinux入れて遊ぼうかと思っていたのですが、思いがけずWindows11が入ってしまったので、むしろこれをどうしようかと悩みます。
当面は、メインPCが壊れたときのためのサブとしての保管でしょうか・・・それはそれでもったいないけれど。
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