
酷暑、猛暑といった言葉を見かけない、聞かない日がない夏ですが、使用中のスマホの熱さに驚いたり慌てたりすることも、大半の人が経験していることかと思います。
薄型化されたスマートフォンは無数の部品で構成されていますが、容積比でいうとリチウムイオンバッテリーが最も多くの部分を占めています。そして、このバッテリーは結構発熱します。電子部品なのですから、電気が流れていると余計な熱が発生するのは当然と言えば当然なのですが、バッテリーは時には持ち続けるのが辛いレベルの熱さにまで到達します。
スマホ内蔵のバッテリーだけではなく、ケーブルや非接触で充電するモバイルバッテリーただ単に熱いだけではなく、これがリコール品や怪しいメーカー品などですと、発火・爆発にまで及んでしまいます。
もちろん、適切に製造された製品を適切に利用する分には大丈夫なのは言うまでもありません。ちゃんとしている物でもヤバいのならそもそもオーパーツやオーバーテクノロジーみたいなものになってしまいます。
とはいえ、落としたりして強い衝撃をうっかり与えてしまうと、ちゃんとした製品でも途端に危険物になってしまいます。
落とした直後はなんともなさそうでも、しばらく使っていたり、充電したり、放電したり、はたまた酷暑の中で利用していたりすると、やはり発火や爆発の可能性が大きくなります。
こう考えると、リチウムイオンバッテリーを使っている製品を出来るだけ減らした方が、昨今の気候における危険性から逃れられるのではないでしょうか。
極端な考え方ではありますし、そもそもスマートフォンやワイヤレスイヤホンなんかは、リチウムイオンバッテリーから少なくとも現時点では逃れられません。それらはしょうがないとしても、モバイルバッテリーやマウス・キーボードその他のデバイスなんかは出来るだけリチウムイオンバッテリー以外で動くものを優先的に選ぶことが可能です。
ちなみに、以前、エレコム製のナトリウムイオンを使ったモバイルバッテリーを購入したというnoteを書いたことがありまして、
https://hrsgmb.com/n/ne05c4b8edb4a
一般的なリチウムイオンバッテリーの約10倍の充電回数や、発火・爆発の可能性が非常に低いという利点があり、素晴らしいものなのですが、残念なことに重いのです。進化が進んだリチウムイオンのバッテリーと比べると重量感が半端なく、ほぼ使うことのない通勤時のカバンに入れるにはためらわれるレベルです。旅行などの際だったら覚悟は出来るのですが。
しかし、モバイルバッテリーは以前、全て処分したので持っていない上、新しく買う気にもなりません。通勤時のカバンに入れておくのは、もしものための非常用のようなものですので、少しだけ充電出来ればいいので、乾電池で充電出来る製品を買ってみました。

https://www.amazon.co.jp/dp/B09C1PKZH9
奇しくもナトリウムイオンバッテリーと同じくエレコム製のものです。製品には動作確認用の単3形アルカリ乾電池が入っていましたが、とりあえずパナソニックのエボルタx2本と今は亡きサンヨーのエネループx2本で、モトローラのg54 5gを充電してみました。
バッテリー残量43%から充電開始して、1時間半くらいで10%くらい増え、その後は充電中に付くランプの光が揺らぎ、スマホ側でも充電と非充電の状態が行ったり来たりする感じで、実際には充電出来なくなりました。
充電してみると、リチウムイオンのモバイルバッテリーだとバッテリー側もかなり熱を持つところが、乾電池(充電池)のバッテリーですと触っても発熱している感じがしません。そもそも流れている電流も電圧も非常に低いからでしょうけれど。
充電池を充電するのにごくわずかしか充電出来ませんでしたが、非常用ならまあいいでしょう。電話、メール、SMSなどによる緊急の連絡のためだけであれば、これくらいの充電量でもなんとかなります。猛暑の中でも、もし落として衝撃を与えてしまっても、リチウムイオンバッテリーみたいに気にする必要もなく、(現時点で発売されている)ナトリウムイオンバッテリーのように重くて不便なこともなく、カバンにずっと入れておけるものとしては案外良いんじゃないでしょうか?
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