イスラエル代表が排除されたら、イスラエル代表選手がいるJクラブはどうなる?

この夏、ガンバ大阪に2年半所属していたネタ・ラヴィ選手が、町田ゼルビアへの電撃的な完全移籍を行いました。

こういうと負け惜しみのような感じになりますが、完璧にガンバや周囲の選手とフィットしていたかと言うとそういうわけではなく、ボール奪取や前への持ち運びなど個人的な能力はズバ抜けていましたし、ボランチとしてそれらの能力はJリーグでも傑出した選手だと思いますが、チームの中で活かすのは日本だと難しいタイプなのかも知れません。

さて、そんなネタ・ラヴィは、言わずと知れたイスラエル代表の選手でして、最近は呼ばれていないっぽいですが、復調すれば代表復帰がまだまだあり得る年齢(29歳)です。

しかし、当のイスラエル代表の方が問題になりそうでして、

https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=179940

国連は現地9月23日、国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)に対し、「パレスチナ占領地で続くジェノサイドに対処するために必要な対応として、イスラエルを国際サッカーから追放する要請をした」と発表した。

とのことです。

イスラエル代表は激ムズの欧州予選を突破できるほど強くはないものの、組み合わせや調子によってはありえるくらいのポジションにいるチームです。

FIFA及びUEFAによって追放されてしまえば、どんなに勝とうが出場はできなくなりますし、そもそも代表の活動自体が無くなるも同然です。慎重な判断が求められますが、ロシアと同じ措置をすべき、という理屈は十分な説得力を持っています。

そこで気になったのが、ネタ・ラヴィと現所属の町田ゼルビアです。町田はACLE(アジアチャンピオンズリーグ・エリート)に出場中であり、この2試合ではメンバー登録されていませんでしたが、今後は試合出場もありうるでしょう。

ここでややこしくなってきそうなのが、イスラム教国家のチームとのアウェイ戦です。

仮に、そのチームが町田との対戦を拒否したり、ネタ・ラヴィに対してその国が入国ビザを発行しなかったりすると、かつてであればFIFAやAFCから制裁がくだされたでしょう。

しかし、FIFAがもしも国連の要請に応えてイスラエル代表を追放していたら、対応が食い違うことになってしまいます。もちろん全く別の国のクラブに所属する選手個人に対する拒否とは話が違うと言えば違いますが、同じと言えば同じでしょう。

そもそもまだ何も正式決定していないのですが、なんやかんやあれやこれやと騒ぎに巻きまれるのならば、ガンバとしては億単位の違約金をもらってネタ・ラヴィを手放したことが正解だったということになるんでしょう。代わりに入った安部柊斗が最初の連続退場劇の後は素晴らしいパフォーマンスを発揮し続けているので、あながち間違いではないでしょうね。

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