こないだ、YouTubeの動画を見ていたら、Sunday Footballer〜〜というショート動画が流れてきました。
中身は、アマチュアのいわゆる草サッカーのゴラッソやコミカルなプレーの動画でしたが、そもそも「Sunday Footballer」という単語を初めて目にしたのですが、思うに、日本語の「日曜大工」のサッカー版なんだろうなと解釈していました。
少し検索して調べてみると、どうやらもっと深い意味というか使い分けがあるようで、
Sunday Footballer自体は、主に日曜日にアマチュアとしてサッカーをプレーする人のことであり、プロの選手ではなく、趣味やレクリエーションとして楽しむアマチュア選手を意味するらしいです。そういう人たちがプレーするリーグのことを「サンデーリーグ」と言うそうです。そして、もう少しガチ目にやる人は「サタデーリーグ」でプレーするらしいです。
いわゆる、プレミアリーグを頂点とするピラミッド構造の下の方は、「サタデーリーグ」になるそうで、「サンデーリーグ」の方はプレミアリーグから始まるピラミッドには関与しないそうで、それこそ本当に気楽にやれる感じなんでしょう。それでもリーグ運営や昇降格や全国大会もあるみたいですけど。
だいたい、イギリスではプレミアリーグから数えて22部相当まで存在する(Wikipedia調べ)らしいので、規模が想像しづらいですね。日本だと東京都と大阪府が社会人サッカーリーグで4部まで抱えているので、
J1
J2
J3
JFL
(地域チャンピオンズリーグ大会)
地域リーグ1部、2部
都道府県リーグ1部〜4部
と、このように最大で10部相当が一番下ということになります。
日本で一番盛んな野球の場合、そもそもプロとアマチュアが完全分離していますので、上から数えて何番目、ということが出来ませんけれど、サッカーより遥かに多いアマチュアチームがあるはずです。ちらっと日本野球連盟のサイトを見に行きましたけれど、なんかよく分かりませんでした。まあそれはサッカーに疎い人がJFAや都道府県協会のサイトを見てもよく分からないのと同じでしょう。
ともかく、少しガチ目にするのがSaturday Footballer、もっと気楽にするのがSunday Footballerであり、ということになります。どんどん上がっていけばプロになるということですね。
さて、日本ではそのSaturday Footballerの祭典とも言うべき、全国社会人サッカー選手権大会(通称「全社」)が先日、10月11日から15日にかけて行われました。
https://www.jfa.jp/match/adults_football_tournament_2025/schedule_result/
リーグ戦は各地域リーグ、都道府県リーグがありますが、それとは別枠での大会であり、上位3チームには11月に行われる全国地域チャンピオンズリーグへの出場権(地域リーグで権利を得ているクラブは除く)が与えられます。
いわゆる「全社枠」と呼ばれる権利を目指して戦うチームも多いのですが、この全社は5日間連続で開催され、一回戦から決勝・三位決定戦を戦う場合は5日連続の試合ということになります。
いくらガチ目のSaturday Footballerとは言え、そのうち最初の三日間は土日祝だったとはいえ、体力的にも厳しいはずですし、それだけではなく準決勝まで残れば自動的に5日間連戦ですので、火曜日と水曜日は仕事を休まないといけません。
職場にもよるかも知れませんけれど、そうそう公休扱いにはならないでしょうし、そうなると有給休暇を利用せざるを得なくなります。
開催地は毎年全国各地で移動していますので、大変な運営を都道府県協会が持ち回りでやっているのでしょうけれど、三連休で一回戦から準々決勝まで、その翌週に東京もしくは大阪などの比較的全国から集まりやすい場所での準決勝以降の開催と分けた方がいいんじゃないでしょうか。
本田圭佑氏はこの全社についてXで、試合日程の変更や参加チーム数を減らすことを低減していました。試合日程については同感ですが、チーム数を減らすのはどうかなあとも思います。
社会人の枠組みでのオープントーナメントに近いものであり、各地域リーグよりも歴史の古い大会ですから、JリーグやJFL入を目指していないSaturday Footballerにとって、それだけでも重要なものでしょうし、昇格を目指すチームだけのための大会にしてしまうのは、ちょっと本末転倒なんじゃないかなと思います。
まあ、地域CLでの全社枠そのものを無くしてしまえば良いんですけど、それはそれで激戦地域リーグで苦しんでいるクラブが絶望してしまいますね。激戦とは言っても、後にJリーグ入りを果たす金沢、長野、松本が同居していたかつての北信越リーグよりはマシだろと思わなくもないですが。
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