日中関係が緊張状態にある中、Jリーグ勢によるACLE及びACL2の試合が、3試合も中国国内において行われています。火曜に町田が成都で、水曜に神戸が上海で、そして今日はガンバが香港でのアウェイゲームを戦います。
ガンバは前節のナムディン戦での勝利で勝点12まで伸ばし、グループリーグ突破を決めました。あと1ポイント取れば首位通過が確定します。
若手や出番の少なかった選手の起用が見込まれましたが、名和田が先発、控えに南野や、来季からのプロ契約が発表済みの中積や山本らがベンチ入りとなりました。
このACL2では4連敗で最下位が確定している東方も、当然ながら控え選手中心で挑んできています。お互いに来年を見据えたサッカーになりそう。
香港でまさに昨日から今日にかけての惨事となった大規模な火災による犠牲者を悼む黙祷のあとにキックオフとなりました。
試合は前半5分、安部のフィードに抜け出した山下があっさりゴールを奪って先制。相手GKとの一対一を冷静に決める山下ってかなり久し振りに見た気がします。東方の正GKは代表で大怪我したらしいので、それもあったかも知れませんが。
と思っていたら配信が乱れて中断。5分くらい飛んでしまいましたが、その間スコアは動かず。
18分、CKからの二次攻撃で、山下のクロスをファーサイドで福岡が角度のないところで上手に合わせて2点目ゲット。
33分にはFKからつないで左サイドを突破した黒川の折返しがこぼれたところをBOXに走り込んだ安部が押し込んで3点目。
このゴールのあとはガンバの攻守が悪くなり、東方のペースで試合が進みます。42分には相手CKからガンバゴール前での混戦で何度もシュートを打たれるも防ぎ切りました。
前半終了間際には半田の落としを食野が満点のタイミングでシュートを打つも左に外れてゴールならず。とはいえ、0-3での折返しは上々でしょう。
後半から山下アウト、奥抜インで、食野が右に回りました。
前半終わり頃の嫌な流れを払拭したいところでしたが、その通り、59分に鈴木が入れた斜めのフィードを半田がダイレクトで折返し、中央のヒュメットが合わせるだけでのゴールを決めて0-4になりました。
さらに64分には安部・黒川と倉田・岸本の交代が行われ、岸本が右サイドバック、半田が左サイドバックに回りました。72分にはヒュメットが下がって南野が入りました。
75分待望のゴールが生まれます。三浦からのボールを受けた名和田がエリア内で下がりながら腰をひねってのシュートをファーに決め、ついにプロ入り初ゴールをゲットしました。これくらいは出来る選手ですよねえ。これで0-5。
76分、最後の交代で半田から佐々木にスイッチ。中積や山本の出番は最終戦に期待ですかね。なんでも良いから若手を出せ、というわけでもないのは、2009年3月生まれの選手を出さざるを得ない東方を見れば分かります。
その後は荒れた展開になりそうでならずになんとか試合を終え、5連勝でGL1位が確定しました。今日の試合は相手選手層の問題もありますが、結果も内容も良いものでした。
個人的マンオブザマッチは先制の山下でしょうか。それよりも、このような国際情勢の中でも応援に来た500人ものガンバサポーターこそがこの試合の主役であり勝者と言えるでしょう。
同時間帯に行われていたラーチャブリー対ナムディンの試合は、後半アディショナルタイムにホームのラーチャブリーが先制ゴールを決めて、さらに2点目も決まって勝利。勝点9で2位通過の現実味が帯びてきました。
最終節はパナスタでガンバ対ラーチャブリーが行われ、ナムディンもホームで東方戦ですが、ナムディンが突破するには大差での勝利、かつ、ラーチャブリーがガンバに負ける条件が揃った上での得失点差の争いになります。
正直、もっとメンバーを落とすはずのガンバが、GL突破に向けて必死のラーチャブリーに大差では勝つのは難しいかも知れません。そうなると、第4節のナムディン対ガンバの終了間際の岸本ハンド疑惑がナムディンに悪夢をもたらしたことになるのですが………。
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