太平洋ベルトに集まるJ1クラブ、専スタが集まる西日本

12月13日に行われた、J1昇格プレーオフ決勝でジェフユナイテッド千葉が徳島ヴォルティスを下し、来季のJ1昇格を決定しました。

17年振りのJ1ということで話題になりましたが、同じく話題になったのが、2005年以来の21年振りに、合併で消滅した横浜フリューゲルスを除く、オリジナル10の9クラブがJ1に揃うことです。

ちなみに、来季のJ1では20あるクラブのほぼ全てが、いわゆる太平洋ベルトの上に乗っています。水戸や鹿島、長崎もその延長線上ですし、経済圏としては首都圏・福岡圏ですしね。

新潟が降格して、徳島が昇格出来なかったため太平洋ベルトに集中した格好です。かつてのJ1には新潟、山形、松本、徳島、大分もいた(同時ではないですが)のですから、その頃に比べると、資本の大きなクラブがJ1に集まりつつあると考えることも出来るでしょう。

DAZNがもたらした巨額の放映権料からの分配金により、大きなスポンサーを抱えていないクラブでも予算確保の手段が増えたはずなのですが、継続的に強化し続けるというのは難しいものです。だいたいJリーグ内でのビッグクラブとも言うべき、浦和や名古屋、ガンバやマリノスでもしばしば残留争いに巻き込まれているのですから。

さて、来年の前半に行われる、秋春制に移行するための特別大会では、J1は20クラブを東西10ずつに分割してリーグ戦を行います。ガンバの属する西地区は、清水エスパルス、名古屋グランパス、京都サンガF.C.、ガンバ大阪、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸、ファジアーノ岡山、サンフレッチェ広島、アビスパ福岡、V・ファーレン長崎となり、岡山以外が専スタありという組み合わせになりました。岡山は専スタではないですが新幹線停車駅から徒歩で行けるという神立地ですし、アウェイ観戦も楽しめそうです。

ちなみに、東地区には鹿島アントラーズ、水戸ホーリーホック、ジェフユナイテッド千葉、柏レイソル、浦和レッズ、FC東京、東京ヴェルディ、FC町田ゼルビア、川崎フロンターレ、横浜F・マリノスが入ることになりますが、この内で専スタありは鹿島・千葉・柏・浦和のわずか4クラブだけ。味スタはトラックが見えないだけでピッチとスタンドは離れていますし。

太平洋ベルトは日本の中でも特に工業・ついで商業が発達している地域ですが、サッカー観戦環境としては東西で明暗が別れていますね。あえて言うと、特に首都圏では昭和後期に発展しきってしまったため、陸上競技場は作れたけど球技専用スタジアムを作る余地がなくなってしまったから、という理由はあると思います。

新設された国立競技場が当初計画されていたような専スタ化が実施されていたら、東京の3クラブが準ホーム扱いで利用していたかも知れませんが、それはそれでなんか違う。専スタの良さはコンパクトさでもありますからね。

個人的には、まだ行けていない広島と長崎の新しい専スタにはなんとしてもいきたいのですが、毎年広島戦のチケット争奪戦が厳しいのですよ。

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