批判的に受容する

オリエンタルラジオの中田敦彦のYouTubeでの歴史解説動画が、不正確なものだという批判が上がっていましたね。

歴史解釈なんて専門家でも人それぞれなところがありますから、勝手にやる分には勝手にやってろよ、という考えもありますが、その動画を見て間違いを正しいものと思い込んでしまう人が多く出てくるのであれば、問題視されてしかるべきでしょう。

あくまで芸人であって歴史学者ではありませんし、そもそも元ネタも書店で普通に売られているような本らしいので、それはそれで大上段に振りかぶって語るほどの歴史観があるとも思えません。

ただ、そもそもYouTubeにはとんでもない嘘・間違いを伝えるような動画も大量にあります。今回問題視されたのは、有名な芸能人の動画であるため影響力が大きいからです。

その動画を見る側が100%信じなければいいだけの話ではあるのですが、世の中には有名人が語っているだけで信じてしまう人がいます。だからこそそういう需要自体が生まれてしまうのでしょうけれど、自分が見聞きしている情報を鵜呑みにしない、ということは重要でしょう。

https://hrsgmb.com/n/n48fbc76f0a99

一年近く前に書いたnoteですが、情報を100%信じるのではなく、かといって100%否定するのも結局は信じることの裏返しですからそれもせず、半信半疑(20%信じるとか、60%くらい信じるとかはアリ)で受け止めるということは、別にYouTube動画だけではなく何でも通用する話だと思います。

言っている人、書いている人が素人ならもちろん、専門家であってもそうです。

本を読むときでも、新書レベルであれ専門書レベルであれ、断言しているような書き方をしているときにはまず疑うポイントです。

その根拠がどこにあるのか、別の結論の可能性は無いのか、ということは読みながらでも考えていき、著者の論点を批判的な視点も交えながら受容していく、ということを心がけた方がいいでしょう。

もちろん、小説とかフィクションで作者の意図を考えながら読んでいたら全然没頭できず楽しくもなんともないでしょうけれど……。

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