性風俗とベーシックインカムと社会正義

遅ればせながら、ナインティナイン岡村さんの風俗発言について。

今さらこれが悪いアレが悪いとか言うのもどうかと思いますが、そもそも性風俗が貧困女性のセーフティネットになっていることの方が問題だと思うんですけどどうなんですかね。

その辺はそのままでもいいんでしょうか。

男性の場合はいわゆる肉体労働系になってしまうんでしょうけれど、そっちのほうはこそこそ隠れるような働き方にはなりませんし、社会保険だってもらえるケースも多いでしょう。性風俗で働いている女性の場合、保険や税金のところにも問題が存在します。

もちろん、そういったところで働く人の全てが、失業してしまって生きていくためにやむを得ずという人ばかりではないでしょう。ただ、セーフティネットとしての他の選択肢がなかったり、あるいは生活保護受給のハードルが高かったりイメージが悪かったりすることで、性風俗を選んでしまうとしたら、これは行政や社会にも責任があることになります。

いっそのことベーシックインカムが導入されれば、そういった選択肢が一番手に上がることはなくなるでしょう。性風俗だけではなく、暴力団や半グレ、ブラック企業や詐欺的な商法の企業で働くことを選ぶ人も減るはずです。

そのためにベーシックインカムを導入すべきだというとこれはこれで物議を醸しそうな気がしますが、そういったメリットもあるはずです。社会正義と経済政策の兼ね合いというか天秤というか、どっちを取るかという問題にもなってきます。

ベーシックインカムで得たお金を利用者側として、性風俗なりギャンブルなりにつぎ込んでしまう人は出てくるでしょうけれど、逆にそういったところで働く人が減ることでそういったところの経営が成り立たなくなって結果的に存在が消えるということもあるかも知れません。この辺は社会実験しない限り分からないでしょう。完全に想像の世界です。

必要悪という言葉は便利な言葉です。その辺の業種も必要悪であって社会にはある程度必要だという意見も全く理解出来ないわけではありませんが、必要悪という言葉で分かった気になって無視し続けるよりは、少しでも社会がより良い方向に進めていく道があるのであれば、そっちの方を選ぶか、すぐに選ばないまでも検討するのも必要なことではないでしょうか。

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