薬指の由来から考える役に立つ・立たない

薬指、医学用語で第四指と呼ばれますが、「薬」指と呼ばれるようになったのは薬師如来が曲げている指だからとか、薬を水に溶かしたり塗ったりするときに使うからだとか、諸説あるようです。

由来はともあれ、薬や紅差しのために薬指を使うというのはなんとなく理由は分かります。薬指が最も「使いづらいから」だと思います。

他の4本の指はどうかというと、
・親指は最も太く、他の4本と違う向きになっていて、何かを握るときには必ず使います。
・人差し指は最も繊細な感覚で使えるため、親指と並んで頻繁に使います。
・中指は突き出ていて長いのでこれもまたよく使いますし、物に触れることも多いです。
・小指は一番外側にあり、何かを持つときにバランスを取り、他の指を守る役目もあります。
ということで、他の4本の指は利用することが多く、それだけ色々な物に接触し、それだけ汚れやすくなります。

薬指は他の指ほど器用に動かせません。使いづらいことによってかえって薬指は汚れにくいはずです。

だからこそ、汚れ、ばい菌が入ってはならない薬を使うときに、比較的綺麗な薬指を使うようになったのではないでしょうか。

あと、結婚指輪を薬指(英米では左手、ドイツや東欧では右手らしいですが)に付けるのも、あまり使われないから指輪も傷つく可能性が低く、また指輪が作業の邪魔にもなりにくいという理屈もあり得ると思います。

これは勝手に思っているだけですので、真偽のほどは知りませんが、普段使わないものがかえって使われるというケースは薬指以外にもあるでしょう。

使われないことと利用価値がないことは別です。利用価値がないというのは利用する能力が無いとも言い換えられるでしょう。無駄とか無意味とか決めつけるよりも、使い道や使い方を考えることが出来れば、より幅広く、より多様な問題解決が出来るのではないでしょうか。

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