誰もがすなるマイニングといふものを、吾もしてみんとてするなり

これまで自分のnoteに、今までやこれからの暗号資産(仮想通貨・暗号通貨も同義)にちょくちょく触れていましたが、一度実際に暗号資産のマイニングをやってみました。

少し前に、新たな暗号資産であるChiaの登場によって、SSDやHDDの値段が上がっている、買い占められているというニュースがありました。実際にはかつてのグラフィックボードほどの品薄にはなっていないそうですが、このChiaはCPUやGPUを酷使するのではなく、HDDに一旦作った耕地にデータを保存して、それが通貨報酬の元になります。

https://www.chia.net/

かつてBitTorrentを開発した人が作ったそうです。

マイニングと言っても、正確にはマイニングと呼称しておらず、ファーミング(耕作)とのことです。

日本ではまだやっている人が少ないので、Chiaそのものについての情報は日本語ブログなどではまだ少ないですが、Redditで自動翻訳させながら読んでる方が情報量は多いですね。

https://www.reddit.com/r/chia/

余っている2TBのポータブルHDDがありましたので、試しにやってみました。まだ報酬は得られていません。というか、全ネットワーク容量という、世界中でChiaに参入している人が作成した耕地の数がとてつもない勢いで増え続けています。

私が始めたときには、全ネットワーク容量が500PiB(ペピバイト、Pはテラの1000倍のペタ)くらいだったのですが、毎日100PiB(ペピバイト)以上のペースで増え続けています。今では1.5EiB(エクスビバイト、Eはペタの1000倍のエクサ)を超えています。

そもそも、まだこのChiaはICOなど公式に取引される状態にはなっていません。それでもこれだけ関与者が増えていますので、どう考えても素人が勝てるものではないですね。少なくとも新しくHDDやSSDを大量に購入して、さらに新しいパソコンを用意して始めても利益は出ないでしょう。

色々Chiaについて検索していたときにどなたかのブログで、Chiaは最初に耕地を作った後は、CPUやメモリの使用量が少ないので、既存のマイニングマシンにHDDやSSDをつないでChiaを起動させておくだけでよく、ビットコインやイーサリアムのマイニングと両立出来るものであり、一般人が参入しても勝てないと書いてありました。確かにその通りだと、日々増大する全ネットワーク容量を見ながら実感しています。

狙ってChia単体で大儲けしようとするのはかなり厳しいと思います。

何種類、何十種類もの暗号資産の採掘を行っている人(というか組織)が、マシンの余剰能力を有効活用しているか、あるいは何十種類もの暗号資産に手を出しつつもリスク分散のためにChiaに手を出しているか、ということであれば、何十種類もの暗号資産全部での利益をトータルで出すことは出来ると思いますが、少なくとも個人では無理ですし、日本の電気料金でも無理でしょうね。

Chiaに価値が出たら出たでさらに専門業者の参入と競争が激しくなるだけですし、価値がなければそもそも個人でもやる意味がなくなります。

19世紀のゴールドラッシュのエピソードのように、金儲けしようとする人にモノを売る方が儲かるんでしょう。Chiaに関して言えばHDDメーカーの株式でも買いましょうか。

現代ではSeagate、WesternDigital、東芝の3社しかHDDを製造していませんが、HDDの売上を期待して東芝株を買うのは難しいなあ。

しかし、私がパソコンの自作を始めた90年代後半にはHDDメーカーとして、Quantum、Maxtor、日立、富士通、IBMとかあったんですけど、かなり減りましたね。

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