今度は非代替性トークン(NFT)に関する話題が出てくるんだろうなあ

今年か来年中には流行りそうなものとして、非代替性トークン(NFT)を挙げてみます。既に知ってるよ、という人もたくさんいるでしょうけれど、既にアメリカでは盛んに高額な売買も行われているそうですが、日本ではまだそこまでの隆盛は見せていません。

NFTは仮想通貨でも有名なイーサリアムの技術を使ったものですが、作品・著作物などに紐付けることで、それが唯一なこと、所有者を明確にし、偽造も出来ず、安全に所有権の移転が出来るようになります。

逆に言うとデジタルデータは、複製が容易で、所有者が特定できないという難点を抱えています。だからこそ、DRMやらコピープロテクトなど様々な不正防止技術が作られてきましたが、使い勝手が悪くなる上に結局防御を破られるイタチごっこがありました。

ブロックチェーン技術を生かすことでこれらの欠点をカバーしたということで、NFTが注目されるようになりました。実際にNFTがデジタルデータの安全かつ複製不可能な取引に寄与できるかどうか素人には分かりませんが、アナログな物品にもトークンを紐付けることも出来るそうです。

少なくともデジタルであれば、このNFTによって不正コピーがもたらす、製作者側の不利益は無くなるでしょう。しかし、逆に製作者側がよこしまな考えを抱いて、大元のデジタル作品を複製したり、ほんのわずかにだけ改変した作品を大量に販売したらどうなるんでしょうか? それは不正というよりは、自業自得的な安売りですので大目に見てもらえるんですかね。それとも防ぎようがあるんでしょうか?

これはもちろん、デジタルな話だけではなくアナログな物品でも起こりうることです。例えば画家が似たような絵を何枚も描いて、それを販売することは可能です。誇りや倫理を気にしなければの話ですが。

アナログだろうとデジタルだろうと、製作者側がやろうとおもえばいくらでもそんなことはできますが、それが判明すれば価値が下がるでしょうし、場合によっては信用だって失います。ただ、アナログだと複製するのが非常に難しいです。一方でデジタル作品であれば、ものによっては作者が非常に簡易に複製や改変が行えます。

複製や不正利用が出来ないのなら、NFTを使った電子投票なんか良いんじゃないか、と思いましたが、これだと秘密投票にはならないですね。国会での投票(青票・白票)なんかは満座の前で行うので記名投票みたいなものですが、唯一無二のトークンに紐付けられた投票だと、誰がどの投票をしたのか投票を管理する側にはバレます。

投票を理由に国民を縛り付ける恐怖体制の国家だと、そんなヤバい選挙もやりそうだなと思いましたが、そもそもそんな恐怖政治の元では手書きの投票での選挙だってまともに実施されないのだから結果は同じですね。

あえてまともな民主主義国家で電子投票するなら、唯一無二で複製も不正利用も出来ない投票用紙をNFTで作って、投票後は跡をたどれないような仕組みが出来ればいいのですが、その仕組みを保証する仕組みが必要になるので難しいものです。

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