文化や社会によって違いはあるかも知れませんが、立ち仕事より座り仕事の方が人気があります。ただ単純に立ち仕事は疲れる、大変、ということもありますが、その分だけ収入が多いのならともかく、むしろ逆に座り仕事・デスクワークの方が高収入なことも多いです。立ち仕事は派遣・パート・アルバイトなどの非正規型の仕事もあります。
収入にしろ人気にしろ、あるいは社会的地位にしろ、座って出来る業務は立って行う業務に比べて、望ましく思われてきたのですが、デスクワークもひたすら座り続けての仕事となると健康に悪いという研究結果がよくいわれるようになってきました。
さらに日本では正規職の長時間労働の問題もあります。肉体労働ですとそもそも長時間の残業は物理的・体力的に難しいですが、デスクワークだと生産性・効率性を無視すれば残業を長くすることは出来てしまいます。
加えて、このコロナ禍でのテレワーク・在宅勤務によって、さらに座りっぱなし・長時間労働が増える代わりに、通勤時の歩き時間が無くなり運動不足になるという状況になりました。もはやデスクワークで座り続ける仕事は収入面はともかく、楽な仕事とも言えなくなってきました。
立ちっぱなしでもなく、座りっぱなしでもなく、立ったり座ったりを好き勝手に出来る仕事が今は一番望ましいかも知れません。とは言っても、全てのデスクワーカーが自宅にも会社にもスタンディングデスクを導入するのは無理でしょう。
スマートウォッチでは1時間座り続けていると警告やアラームで知らせてくれますが、今のデスクワーカーにとっては欠かせない機能です。
スタンディングデスクが無くても、1時間のうちで少なくとも数分は、立って何かの書類を取りに行ったり、来客対応したり、別の部署に行ったり、あるいは休憩できるような仕事が一番理想的でしょうね。
そうなると在宅勤務自体が出来ないわけですが、むしろ家で座り続けるのが大変だから出勤したい、という人もいるんじゃないでしょうか。
とは言っても、もちろん体力的には立ち続ける仕事が一番大変です。前にスーパーのレジ係も座ってもいいじゃないかとnoteに書いたことがありますが、
https://hrsgmb.com/n/n9e48f2bd5bfb
普段は立ち仕事の人も、座り仕事の人も、立ったり座ったり出来る環境が許されるような世の中になってくれれば、もうちょっとは生きやすくなるんじゃないですかね。
例えば、立ち仕事の人のために目立たないような腰掛けを用意したり、デスクワーカーのためにスタンディングデスクを用意した企業に助成金や補助金を出すとか。
タバコの健康被害を減らすために厚生労働省や自治体が法律や条例での規制をかけたりしていますが、働いている状態(立ち続け・座り続け)を改善するところにも、公的な支援があっても良いと思います。
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