ここ2試合、神戸戦、鹿島戦と連敗となり、試合数が勝ち点を上回る状態に戻りました。今日の大分戦は、残留を争う直接対決で、いわゆる6ポイントマッチです。もしこの試合で負けると、監督人事がアレコレ噂されるような状況になりかねません。
背水の陣とも言えるこの大分戦では、当然ながらパトリックが先発ですが、中盤がシウバ・山本・チュセジョンで左アウトサイドが奥野でしょうか。高尾がようやくベンチに戻ってきました。
対する大分には先発に長沢、控えに呉屋とどちらも元ガンバのFWが揃っているのが怖いですが、ともかく点を取って勝つしかありません。
キックオフ後は枠内シュートはないもののお互いに意外と攻め合う展開になりました。
なぜか早いタイミングで小野瀬と奥野が左右をスイッチしています。明らかにサイドでボールを持たれている時に、数的不利や同数になっている場面が続きますが、フォーメーションのミスマッチのサポートのためでしょうかね。
それでも大分のつなぎのミスを奪って攻める場面があるので、なんとなく五分五分か、六分四分くらいな感じになっています。
27分にはジワジワと押し込んで山本のクロスをパトリックが合わせますが弾かれてCKに逃げられました。
飲水タイム直後、右サイドを一美が突破してグラウンダーのクロスをゴール前のシウバに合わせるも、ダイレクトで打てずに決定機を逃してしまいました。
パトリック・シウバの2トップで一美と奥野が右サイドで縦に並んでいるような、非対称にも見える並びになっています。
お互いにチャンスはあれど決められないまま時間は過ぎていき、0−0のまま前半終了。両チーム共に現状の順位やチーム状況を表しているような45分だったと思います。
さて後半。50分に早くも奥野から高尾にスイッチ。奥野はこの2試合、右アウトサイドというポジションでしたが、真ん中で使ってあげたいですね。
52分、CKから続く攻撃でシウバが左サイドから入れたクロスに高尾が合わせましたが惜しくもGK正面。直後にも駆け上がった高尾のクロスにパトリックのヘディングシュートもあり、後半はガンバペースで始まりました。
その後もチャンスは作り続けましたが、58分に大分が呉屋を入れて長沢との元ガンバ2トップになり、呉屋がゲットしたCKからあっさり失点。最後の精度が悪いとこういうことも起こり得ます。
勝つにしろ引き分けにしろゴールを取らないと話になりません。失点直後の攻撃では一美のシュートもGKがキャッチ。
後半の飲水タイムで一気に3人替え。チュセジョン・一美・シウバに代えて、倉田・宇佐美・矢島が入りました。
ともかくもう攻めるしかありません。ここで負けると大分に勝ち点も順位も抜かれます。
ガンバペースと言うよりは、ガンバが攻めて大分が守る時間が当然ながら増えました。
77分にはカウンターで呉屋に決定機を与えてしまいましたがシュートは大きく外れて助かりました。攻撃に集中する以上はこのリスクはしょうがありません。
79分には菅沼に代えてレアンドロ・ペレイラを投入。完全に攻めダルマ状態になります。
84分、矢島のシュートのこぼれ球を側にいたペレイラが豪快に振り抜いたシュートが決まってついに同点に追いつきました。
その後もひたすら攻めるガンバ。92分には宇佐美のミドルがこぼれたところに詰めましたが決まらず。
94分、ヨングォンのロングボールをパトリックが落として宇佐美がダイレクトでシュートをネットに突き刺しましてガンバがついに勝ち越し、そのまま試合終了。
大分との残留争いビッグマッチを84分からの2得点で劇的な逆転勝ちを飾りました。
試合後に宇佐美が泣いていましたが、これまで長く得点が無かったことを一番気にしていたのは本人ですよね。
試合展開にしろ先発メンバーにしろフォーメーションにしろ、まだまだチームに課題は山ほどありますが、ともかくこの勝利で19試合で勝ち点20の15位まで上がり、降格圏から抜け出しました。
次はまた中2日で、アウェイ札幌戦です。これからは残留争いから完全に抜け出して、中位まで上げていくのが当面の目標ですね。
水戸から両サイドバックが出来るという柳澤選手も獲得が決まりましたし、高尾も戻ってきましたし、後は藤春と井手口の復帰ですかね。
ん?
チアゴ・アウベス……?
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