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  • 鹿島監督解任とサウジ監督の去就に思う、「原点への立ち返り」というメリットとデメリット

    Jリーグでは先日、川崎フロンターレで8年間に7つものタイトルをもたらした鬼木監督が今シーズン限りでの退任を発表しました。今年はともかく、それまでのほとんど全てのシーズンでタイトルを取ったという、歴史に残る事跡を残してクラブを去るわけですから、送る方も送られる方も寂しさはあれど、お互いに胸を張って過去を振り返ることが出来るはずです。

    一方で、Jリーグで圧倒的かつ最多のタイトル数を誇る鹿島アントラーズが、今年もまた途中での監督解任となりました。今年から指揮をとるポポヴィッチを今シーズン残り数試合のタイミングで解任するのは、他サポ的にはいまいちよく分からないのですが、フットボールダイレクターも一緒にクビになったことで、鹿島のクラブ内でのなんやかんやがあったのだろうなと邪推してしまいます。

    7年無冠というのは鹿島アントラーズというクラブの歴史と伝統からいってあり得ない、という理屈は分からなくはないですが、ここ数年の監督交代の繰り返しを見ていると、宜なるかなとも思います。

    鹿島出身者の監督やジーコ関係の監督で行き詰まると、元々鹿島に関わりのない人を連れてくる。そしてその人が行き詰まると、また鹿島関係者を監督にする、という繰り返しです。ある意味、分かりやすいと言えば分かりやすいですし、100%迷走するよりはマシなのでしょう。事実、無冠とは言え監督をとっかえひっかえしてもJ2降格するわけでもなく、一応は上位キープ出来ているのですから。

    サッカーに限らず、行き詰まった時にはよく「原点に帰れ」という言葉が使われます。本来の自分の立ち位置や根幹に立ち戻り、余計な欲や色気を除いて本質重視、質実剛健、単純明快さを求める格好ですが、鹿島アントラーズでいう「原点回帰」は、間違いなく「ジーコイズム」に集約し、それがここ数年は鹿島出身者の監督就任という形で表れています。

    今年で言うと、ポポヴィッチ監督を解任した後に監督になったのはOBの中後雅喜氏。そして代表でも活躍したレジェンド、中田浩二氏が強化責任者に就任という、明確な「元鹿島」体制です。

    冒頭に触れた鬼木達氏も鹿島出身者ですので、来季の鹿島監督に、という噂も流れていますが、そもそもそのためには今の中後監督との契約が12月までである必要があるのですが、どうなんでしょうね。鬼木氏が川崎を辞める情報をいち早く得た鹿島がさっさと現監督の首を切って、因果を含めて今の体制を・・・というのは、さすがに穿ち過ぎでしょうね。

    話は変わってW杯アジア最終予選では、日本と同組のオーストラリアが早くも2戦終えて監督交代。こちらも別の「ポポヴィッチ」監督ですが、就任後は中国にホームで勝利、日本とアウェイで引き分けですからチーム再建に成功していると言えます。

    逆に評価が低くなったのがサウジアラビアのマンチーニ監督です。日本にホームで完敗したのに加えて、バーレーンに引き分け勝ち点を取りこぼしたことで、最終予選初戦から浴びていた非難がさらに強くなりました。11月にも2試合あることを考えると、監督交代するなら今月中に決めるはずです。

    サウジアラビア代表も、進化を求めて外国人監督を選び、行き詰まったり教会幹部(あるいはもっとその上の偉い人)と揉めるとクビにして、お馴染みの同国人の監督が就任してとりあえずチームをまとめてそれなりの成績を残す、ということを繰り返しているように感じます。

    一番印象的だったのが、2000年レバノン開催のアジアカップです。GL初戦で日本代表と対戦したサウジアラビア代表は、為す術無く4点を日本に取られ、終了間際に日本守備陣の連係ミスでのオウンゴールで1点返しただけという歴史に残る大敗北を喫しました。

    その後に大会期間中ながら監督を解任し、同国人監督にしてチームを立て直して勝ち上がり、再び決勝で日本と対戦するところまで行きました。

    いざという時に原点回帰して立て直し、半自動的と言えるくらいすぐにまとまってそれなりの結果を残せるのは、本当に凄いことですし、それだけ伝統と実績が積み重ねられているからこそ、出来うることです。

    ただ、サウジアラビア代表も昨今は華々しい成果を出せていません。1994年のW杯は世界を驚かせるベスト16入りでしたが、2010年・2014年は予選敗退でしたし、それ以外もGL敗退です。アジアカップでの優勝は1996年が最後ですし、ガルフカップでも2003年が最後の優勝です。

    鹿島アントラーズとサウジアラビア代表の栄光と低迷が全く同じ理由ではないでしょうけれど、かつて大きな栄光を得たがその後は監督交代を繰り返し、最悪の状態には陥っていないが栄光を取り戻すところまでには至っていない、という結果面では似ています。

    どちらも、「原点回帰」が得意なチームであり、監督交代を繰り返しても「弱く」はならないという特徴をもっています。しかし、だからこそ、吹っ切れるほどは強くなるのが難しいのかなあと漠然と思っていたりします。

  • 2024年10月18日J1リーグ第34節川崎フロンターレ対ガンバ大阪DAZN観戦の感想

    川崎フロンターレの黄金時代を築いた鬼木監督が今シーズン限りでの退任を発表した直後の試合が、ガンバ戦となりました。こういう時って選手が奮起するのですよね。

    ガンバは劇的な逆転勝利を飾った札幌戦から13日経ちました。今日のスタメンはある意味いつもの通り。今シーズンのベストメンバーはこの11人でしょう。控えに注目の林大地がようやく入ってきてくれました。夏の補強が彼のみだったのは本当に不可解ですが、サポーターの鬱憤も晴らしてくれることを期待します。

    川崎のスタメンには昨年までガンバにいた山本悠樹もいます。今年の彼は向こうでパッとしないパフォーマンスのようですが、このガンバ戦でスタメンですか。来週のACLEのこともあるのかも知れませんけれど。

    キックオフ前になぜか審判が何かチェックしていて試合開始が遅れるアクシデントがあるもそれほど遅れずキックオフ。

    開始直後から坂本が積極的に仕掛け、CKを得るとファーサイドの宇佐美がフリーでボレーを放ちますが枠の上。これは枠内に欲しかった。

    その後も激しいプレーの応酬になりますが、7分、右サイドで徳真のスルーパスに抜け出した半田が落ち着いてグラウンダーのクロスを入れ、ウェルトンが容易く合わせてガンバが先制。

    映像でも大雨であることが明らかに分かりますが、陸上競技場は概して水はけ良いですよね。旧万博は日本トップクラスの水はけでしたし。

    その後もガンバはペースを握って優勢に進めますが得点には至らず。そのうち川崎もパスが回り始め、ガンバが守るシーンが増えてきます。

    しかしカ22分、ガンバはウンターから坂本がパス、山下が折り返して宇佐美がシュートもブロックされます。こういうシーンが多く作れればそのうち決まるはずです。

    25分、ウェルトンが足を痛めてチームにとっても痛恨の交代となりました。良かっただけに本当に悔しくてもったいないです。岸本が代わりに入りました。

    今日の川崎はラフプレーというか、遅れてのタックルが目立つ気がします。ガンバが調子悪いときはこんな感じですが、今日は逆ですかね。

    川崎の攻撃も効果的ですが、最後の中谷・福岡コンビで上手く守れています。札幌戦でのミスから失点して落ち込んでいたように見えた福岡でしたが、今日は満点の出来です。

    前半の終盤はずっと川崎の攻勢でしたが、ガンバの守備もよく集中出来ています。結局前半は0-1で終了。ガンバとしてはウェルトンの負傷交代が予想外でしたが、それ以外については概ね良い結果とないようだったと思います。

    後半が始まるも前半終盤と同様に川崎がキープ、ガンバがカウンターという構図のままです。

    カウンターではウェルトンが抜けた今、山下頼りになっていますが、それでも単純にスピードだけでも非常に脅威を相手に与えています。ガンバは後半の交代カードをどう使うかが重要になってきそうです。

    74分に宇佐美に代えて山田康太投入。あまりないパターンの交代ですが、今日の宇佐美はシュート精度の点ではあまり良くなかったかな。それ以上に守備での頑張りが目立ちましたが、山田なら彼以上に守備のタスクはこなせるはず。

    後半途中からほぼガンバ陣内でのプレーが続いていましたが、81分、家長のキープから最後は小林のヘッドで失点。鬼木フロンターレ体制でアホほど見たパターンでしたね。

    宇佐美という攻め手を下げているガンバはここから得点を狙わねばないのがかなり厳しい。攻めるか守るか判断が難しいところです。川崎は攻めるだけなので共通理解で差があります。

    85分、3人交代でガンバは賭に出ます。ダワン、坂本、山下を下げて、美藤、林、ファン・アラーノをピッチに入れました。

    両チーム追加点がないまま後半アディショナルタイムの6分間に突入し、そこでも決まらず1-1で試合終了。

    ガンバにとっては早い時間にゴールを決めたウェルトンを早めに下げざるを得なくなったのが不運でした。ただ、その後にもあったカウンターなどのチャンスで2点目と取れず、守備の時間が増えすぎたという試合運びの拙さが引き分けた理由でもあります。

    これでますます3位が厳しくなってきましたが、とりあえず今は天皇杯を最優先ですかね。

  • 社労士試験の成績通知書が届いた

    10月15日に今年の社労士試験の成績通知書発送、ということは試験センターのホームページにもあったので知っていましたが、郵便だから日数がかかるだろうなあと覚悟していたところ、翌日の16日にはもう到着していました。

    まさかの速達の封書でした。通知書は圧着ハガキで届くはずなのに何で?と思いましたけれど、中身を見たら納得。石破内閣発足による厚生労働大臣の交代によって、合格証書の送付が遅延することを説明する案内が入っていました。

    そのこと自体は合格発表日のホームページにも書かれてあったことなのですが、11月1日付での社労士登録申請をする人は、先に同封した成績通知書を提出してください、という案内のために速達で送ってきたのでしょうね。

    自民党総裁選の影響がこんなところにも及んでいるのですね。運動会が中止になった小中学校なんかはたまったもんじゃないでしょうけれど、社労士試験合格者への影響はこれくらいであれば、まあそんなに大きな被害とは言えませんね。

    さて、私自身の成績としては、自己採点の通り、選択式37点、択一式48点でした。

    https://hrsgmb.com/n/ncb369b2b9c6a

    選択式の労一・社一の平均が4.5点で、択一式の一般が5点だったので危うく並ぶところでした。

    選択式の科目別足切りで不合格になった昨年のリベンジは、十分に果たせたと思える得点でした。我ながら「選択式の方は」頑張って勉強した結果が出たと思います。むしろこんなに取るよりも択一でもうちょっと上乗せできた方が安心できる成績だったのですが。

    後は合格証書待ちですね。すぐに登録するわけでもないので気長に待ちましょうか。

  • 大阪ダービーチケットの払い戻し

    昨日10月15日から、大阪ダービーのチケットの払い戻し手続きが始まりました。実際に試合のあった10月2日のチケットではなく、台風で中止になった8月31日の方です。

    Jリーグチケットで購入したQRコードのチケットでしたが、払い戻しはウェルネット株式会社の返金サービスを利用するとのことで、チケットぴあの方からメールが届いていました。

    まず、その案内メールにあるIDとパスワードを使って、次に届くメールにあるURLから返金用の口座を登録するとのことでした。

    期限は10月30日(水)とのことでしたが、待つ理由も無いのでさっさと払い戻し手続きを行います。

    ちなみに私は、先にURLの載っているメールを見てしまい、なんか怪しいなあ・・・もしやフィッシングメールか?と思ってしまいましたが、メールだけでの案内ってどうでしょうね。URLリンクを踏んでアクセスするのはなんか警戒してしまいますので、ホームページのここからこう辿って返金口座を登録してください、という案内の方が、個人的には安心しやすいです。

    将来的にはこういう返金作業も、全てマイナンバーと紐付けた口座に一元化されたりするのでしょうか。個人的にはそれはそれで楽なのですが、もちろん悪用されないというセキュリティが確保されてこその話ではありますが。

  • 2024年10月15日W杯アジア最終予選3試合ネット観戦の感想

    「勝っているときはチームをイジるな」
    という格言はサッカー界ではあまりに使い古された言葉です。

    連戦でもスタメンを大幅に変更しないというのは、当然ですがメリットもデメリットもあります。メリットとしては共通理解が深まった選手たちで試合に臨める、調子良い状態をキープしやすい、良いイメージで次の試合に入れるといったことです。もちろんデメリットもありますが、それは選手の疲労が高まることと、控え選手のモチベーション低下です。逆に言うと、それらのケアが出来てるのであれば、チームをイジらないのがセオリー通りと言うことになります。

    今日の森保監督は、その格言に近いスタメンでオージーに挑みます。前節のサウジ戦からの変更は、鎌田→久保と遠藤→田中の2名です。遠藤は体調不良ということでしたので変更はやむを得ないものでした。

    逆に、オーストラリアは中国戦から6名入れ替えです。勝ったは良いが内容が良くなかったからか、コンディションの理由なのか。新監督のポポヴィッチとは広島時代のチームメイトなのは不思議な巡り合わせですかね。

    今日も代表ウィークであり、アジア予選も同時間帯に行われますので、
    19:35 日本対オーストラリア:TVer
    20:00 韓国対イラク:DAZN
    21:00 中国対インドネシア:DAZN
    という組合せで観戦することにします。

    ファーストシュートは6分の久保。ゴール前での混戦からでした。試合の入りは悪くありません。

    15分のCKはデザインプレーで久保から堂安に渡るもジャストミートせず。

    攻めあぐねている、と言うほどではありませんが、決定機までは作れていません。ただ、三笘や久保の個人技でも十分にチャンスは作れます。怖いのはミスでボールロストしてからのカウンターでしょう。

    さすがにオーストラリアはしっかり守れていますね。新監督が課題を整理出来ているのでしょう。逆に日本はアタッキングサードまで運べても、ラストパスがなかなかエリア内の選手に合いません。これまでとは同じやり方では無理ということで、後半からは変えてくるでしょうか。

    前半はスコアレスで終了。この最終予選で日本は初めて前半を無得点で終えました。

    後半は日本は交代無し、オーストラリアは一人交代で開始。前半はオーストラリアはほぼノーチャンスだったので勝ちに来たというサインでしょう。逆に日本はその隙を突いて攻めるチャンスも増えるはず。

    後半12分の久保のクロスから南野のヘッドも枠の外。

    しかしその直後、右からのクロスに谷口がクリアし損ねてまさかのオウンゴールでこのW杯予選で初失点。無失点記録というのはいずれ途切れるものですからそれは良いとしても、この瞬間の日本の守備陣が谷口以外も緩かったのは気になります。

    そして堂安から伊東に交代。堂安の疲労を考えると後半頭から代えても良かったような気もしますけれどね。

    さらに後半25分に南野から鎌田、久保から中村へのスイッチ。

    これで攻撃が活性化した日本は後半、中村敬斗の突破からのクロスで今度はオージーDFのクリアミスを誘ってオウンゴールで同点に追いつきます。

    後半38分には上田から小川に交代。中村・小川と得点最優先での交代と言っても良いかもしれません。

    その後もチャンスは作れど勝ち越しゴールが生まれないまま後半アディショナルタイムに突入。攻め続けた日本でしたがラストプレーのCKは相手GKが直接キャッチして試合終了。

    遂に日本の無失点記録も連勝記録もストップとなりました。記録のことはまあどうでもいいのですが、今日の試合については森保監督の采配については批判が起きるでしょうね。伊東・中村が出てからが良かっただけに、オージー相手にはスタートから彼らが出ていた方が良かったのでは?という声も挙がるでしょう。

    ただ、展開的には今日の試合は負けパターンでしたので、中村敬斗のクロスから同点に追いつけたのは、最悪ではない結果をもたらせました。むしろ、三笘・中村の併用もアリだと思える攻撃が出来たのは、今後の選手起用に変化をもたらすかも知れません。

    日本としては、ここで反省して次の11月シリーズですね。

    20時からの韓国対イラクも同時視聴していましたが、前半41分に韓国が先制。前の試合に続いてこの10月シリーズはホンミョンボ監督はチーム作りがようやく出来てきたのでしょう。ちなみにゴールは町田のオ・セフン。

    しかし後半、ちょうど日本のゴールが決まった直後にイラクもゴールを決めて同点。

    74分、韓国が左サイドで粘って最後は折り返しを決めて再び勝ち越し。

    83分、再び左サイドからの攻撃が実り、クロスから頭で合わせて3-1。ほぼ試合が決まりました。

    95分にCKからイラクが1点返すも、3-2で韓国が逃げ切り試合終了。終わってみれば苦しみながらも3連勝で勝ち点10となり、まあこのまま行けば予選突破ですね。

    21時からは中国対インドネシアもさらに同時観戦。先制点は21分の中国で、これで3試合連続の先制ゴールですね。そのリードを守れるかどうかが問題なのですが。

    44分、インドネシアの一瞬の隙を逃さず、スルーパスから追加点を中国が決めて2-0。中国はこれでこの最終予選で初の2点差のリードを得て、前半終了。

    後半はインドネシアが攻勢を強めますが中国も集中して守ります。途中には双方エキサイトするシーンもありましたが、今日こそ勝ちたい中国と、最下位の中国を叩かねばW杯出場は難しいインドネシアの意地の張り合いでもあります。

    86分、猛攻を続けるインドネシアがロングスローから狙い通りのクリアミスを拾ってすかさずシュート。これが決まって2-1に追いすがります。

    しかし9分ものアディショナルタイムを守り続けた中国が、遂に最終予選の初勝利をまさに奪い取りました。

    今日の中国は2点取った攻撃よりも、必死の守備の方が目を惹きます。クロス、ロングボール、ロングスローをひたすら弾き返し続けるDF陣は、相当な覚悟を持って試合に臨んだのではないでしょうか。

    中国国内ではかなり批判された3連敗ですが、サウジ戦・オージー戦はいずれも先制した後の逆転負けでした。実力的に言って中国にとってみればそれまでの3試合は厳しい相手で、インドネシアとバーレーンに勝てれば4位は可能です。

    逆にインドネシアはそれまでの3引き分けがもったいなくなってしまう敗戦となってしまいました。これで中国と同勝ち点ですから。インドネシアは11月の日本戦での勝ち点が必要になってきました。これは逆に日本にとって付けいる隙になるかも知れません。

    とりあえず今日はここまで。3試合とも緊迫感のある試合でした。

  • 自民党にとっての「選挙の勝利」とは?

    石破新総裁・新総理になってからの初の国政選挙が明日、公示されます。というか、石破総理自身が解散して行うのですから、選挙の時期が来たと言うよりも選挙の機会を作ったと言うべきですけれど、タイミング的に果たして正解なのか、微妙なところです。もしこれで自民党が敗れて政権を失えば、総裁として最悪の決断をしたことになります。

    かつての民主党政権を終わらせた選挙は、当時民主党の新代表になった野田佳彦氏が国民の信を問うと言って党内の反対を押し切り解散総選挙を行って、安倍自民党に大敗した選挙でした。

    あの時と状況的に似ている部分はありますが、今回の解散時期としては石破総裁自身が望んだのではなく党内の要望を受けたところもありますので、野田政権の時ほど敵を利する選挙にはならないでしょう。

    とはいえ、いわゆる「裏金議員」の非公認扱いでは党内で賛否両論もあり、自民党としては一致団結と言える状態なのか疑問があるところです。まあ、何事も無かったかのように公認して選挙したら、自民党議員の支持は得ることが出来たとしても、自身の総裁就任に大きく役割を果たした自民党員と、その他の有権者からの支持を得られない、と判断したのかも知れません。

    まあ、選挙時には公認しないけれど当選したら自民党議員として遇するよ、と話を付けていれば良いだけのことで、公認候補に支払う党の予算を節約出来るメリットもあります。

    過去の選挙の類似としては、小泉純一郎政権時の郵政選挙も比されることがありますが、この時は郵政民営化に反対する議員を切り捨て、さらにその議員の選挙区で刺客候補を立てることで潰しました。

    結果どうなったかというと、その選挙では小泉自民党が大勝し成功したと思われましたが、その次からの政権運営が苦しくなり、安倍・麻生・福田と1年毎に総理総裁が替わっていって最終的には総選挙で民主党に敗れて政権を失いました。

    かつてnoteに書いたことがありますが、自民党という政党は、何らかの理念を実現するための集まりと言うよりも、政権を獲得・維持するために存在する政党です。

    https://hrsgmb.com/n/nc59feda06018

    これはどういうことかというと、選挙で自民党批判をする野党と、自らの政権を維持するために戦う自民党とが、同じ舞台に立っていないことを意味します。

    野党側は自民党政権の政策批判や党運営の不公正さを訴えますが、自民党はそこに真っ向勝負することはありません。自民党が訴えるのは自らが政権を持つことの正当性です。自民党の政策や運営が正しいかどうかは二の次ですので、野党とがっぷり四つの議論にはなり得ません。

    そして、有権者が総合的に判断するのも同じで、自民党が政権を持ち続けて良いかどうかの判断をします。結果として自民党が1955年以降のほぼ全ての総選挙で勝ってきたわけです。

    自民党は、自民党が政権を取るために存在している政党です。そのために議員が集まっています。言い方を変えると、政権維持のための議員を抱えているからこそ、自民党は存在意義を保てます。

    これを「ぶっ壊す」と言って実際に「ぶっ壊した」のが小泉純一郎総裁でした。郵政選挙で抵抗勢力の議員を自民党から追い出し、事実上自民党の分裂を行ったことが、数年後の政権交代を間接的に生み出しました。

    もう一つの政権交代である93年の選挙も、その直前に自民党内での対立から分裂し、日本新党や新生党が生まれ、結果として非自民の連立政権の発足につながりました。

    今回の総選挙がどのような結果になるか知りませんが、おそらくは自民党・自公政権の微減に留まるのではないかと思います。自公側の大勝も大敗もないでしょう。野党側での勢力図に変化はありそうな気がしますが、それは大きな問題ではありません。

    自民党の議席数が減ることがあれば、反対派の非難が石破総裁や党幹部に向けられるでしょうけれど、政権を維持出来ているうちは立ち消えになります。なぜなら、自民党は政権維持が一番の目的だからです。

    もし万が一、自民党と公明党で過半数を維持出来なくなることがあれば、野党側は、すわ政権交代だと騒ぎ立てると思いますが、それでも自公政権が野党の一部を切り崩して連立入りさせたり閣外協力させたりすれば、結局は自民党の勝ちということになります。

    選挙は議席を獲得するのが目的ですが、その目的は最終的には政権を取るためです。手練手管を尽くして野党を結束させずに取り込むことが出来れば、ミクロ的に選挙に負けてもマクロ的には選挙に勝ったということになるのです。

  • 2024年10月13日J3リーグ&ルヴァンカップ準決勝ネット観戦の感想

    本日、J3リーグは早くも一つの佳境を迎えました。

    ついこの間、レッドブルグループによる買収が発表され、経営クラブ名も変更となった大宮アルディージャがJ2昇格決定目前です。昨日の試合で3位のカターレ富山が負けていれば、試合前に大宮の昇格が決まる状況でしたが、下位のテゲバジャーロ宮崎相手に苦戦しつつも後半アディショナルタイムに富山が同点に追いつき、大宮の昇格決定は本日に持ち越しとなりました。

    ちなみにこの宮崎対富山の試合はDAZNで観ていましたが、富山の最後の最後で見せた気迫は凄いものがありました。同節に勝利した2位のFC今治との勝ち点差は5に広がってしまいましたが、残り6試合でまだ逆転があり得るかも知れません。

    さて、大宮の方は、結局のところ自分たちが勝てば良いという、分かりやすい状況になりました。実際には引き分けでも残り6試合で3位と勝ち点差19になるので昇格決定となるため、正確に言うと、「今日の試合で負けなければ昇格」と言うことになりますが、せっかくホームゲームに当たったわけですから、勝って喜びたいところでしょう。ただ、相手もプレーオフ圏内の福島ユナイテッドFCですので、簡単な試合にはならないはず。

    大宮の試合は14時からですが、13時からは中村仁郎がいる松本山雅FC対ツエーゲン金沢の試合を見ていました。松本はまだプレーオフ圏内から勝ちt年差2と昇格が狙える位置にいます。金沢は勝ち点差4と少し開いていますがまだ分かりません。個人的には素晴らしい新スタジアムが出来た金沢には上がってきてほしいのですが。

    前半は終了間際に岩手の選手が怪我で交代した以外は特に何と言うこともなく0-0で終了。

    後半は51分に金沢がFKから決定機を得るも混戦の中で松本が必死の守備でクリア。

    69分にスローインからのクロスを頭で合わせて松本が先制。ここで中村仁郎は交代。今日は何も出来なかった感じですね。私も見るモチベーションがなくなったので、ここから奈良クラブ対FC大阪の生駒山ダービーに移ります。

    前半は奈良、大阪ともにゴールは決まらずに終了。

    奈良は後半から元ガンバの嫁阪を投入。この試合はほぼ見ていませんでしたが、ふと目をやるとカウンターからFC大阪がゴール。

    そして試合はそのまま終了。生駒山ダービーは西に位置するFC大阪が勝利となりました。

    14時からは今日の一つのトピックである大宮の試合をDAZNで観戦します。前半5分頃から大宮が猛攻も入らず。福島も結構攻めるシーンはあり、試合内容的には互角。

    32分、CKを頭で折り返して蹴り込んだ大宮が先制し、J2昇格にグッと近付きました。

    しかしその直後、福島のキックオフからの攻撃がゴールにつながり、あっさり1-1の同点。

    この辺からはむしろ福島ペースで何度も決定機を迎えますが大宮もゴールラインは死守し続け、逆にアディショナルタイムに右からのクロスのこぼれ球を豪快に蹴り込み再び大宮が勝ち越しに成功します。そして前半終了。

    57分、大宮がカウンターからシュート、GKが弾いたところを詰めてゴール。3-1と突き放し、昇格決定が確実になってきました。

    95分、福島が意地のゴールで3-2と1点差に縮めましたがスコアはそれ以上動かずに試合終了。大宮アルディージャが1年でのJ2復帰を決めました。

    まあ戦力や資本力から考えれば当然と言えば当然ですが、そういう力がありながらも2018年から続くJ2暮らしでは右肩下がりだったのですから、クラブも選手もファンも来年のJ2が楽なものとは思っていないでしょう。

    15時からはルヴァンカップ準決勝第2戦が2試合とも行われました。天皇杯みたいに試合時間をずらせよとは思いましたが仕方ありません。PC、タブレット、メインスマホ、サブスマホでスカパー!2試合&DAZN2試合を同時視聴します。

    水曜の第1戦ではアルビレックス新潟が川崎フロンターレに3点差の大勝、名古屋グランパスもアウェイながら横浜F・マリノスに2点差勝利しましたので、どちらの試合も初戦で勝った新潟と名古屋が圧倒的に有利な状態で始まります。

    2試合とも負けているチームはせめて前半のうちに得点をしておきたいでしょうが、なかなか上手く行きません。名古屋は河面がアクシデントがあったか早い時間に交代。

    試合が動いたのは等々力。3点リードの新潟が高い位置でボールを奪って即スルーパスからゴールを決めて2試合合計5-1となりました。正直、川崎は得点経過的にも、内容的にもほぼ新潟の突破でしょう。

    一方、豊田スタジアムでは31分にマリノスがゴールを奪い、2試合合計3-2と追いすがります。

    等々力は1-1(トータルスコア1-5)で前半終了。豊田は0-1(トータルスコア3-2)で前半終了となりました。

    後半開始から名古屋はさらに選手交代。ここで食い止めなければ同点どころか逆転まで行きそうな感じです。

    と思っていたら、開始38秒でその交代で入ってきた山岸が値千金のゴールを決めて再び2点差に名古屋が広げました。マリノスは痛恨の守備の緩みが出てしまいました。

    ちなみに川崎対新潟は川崎がパスが行き詰まるとフィフティフィフティのクロスを上げ、新潟がパスワークとカウンターで攻める展開。さすがにこれでは川崎は厳しい。

    一方の名古屋対マリノスの方は、結構オープンな展開になってきてもゴールは決まらないまま時間が過ぎていきましたが、82分に遂にマリノスがゴールを決めて再びトータルスコアが1点差になりました。

    守る名古屋、攻めるマリノスという形ですが、名古屋は追加点を取るチャンスを逃し続けたのがもったいなかったですね。

    等々力では新潟が90分にまたもゴールを奪い、これでトータル6-1と決勝進出に花を添えました。そして等々力が先に試合終了。2戦ともに見事な快勝でアルビレックス新潟のクラブ史上初の決勝進出を決めました。

    豊田では7分の後半アディショナルタイムにマリノスが攻め続けるも名古屋が守備の集中を切らさず、試合終了。名古屋が3年振りの決勝進出です。

    この結果、元々11月3日(日)に予定されていたガンバ大阪対名古屋グランパスのリーグ戦が、よりによって天皇杯準決勝の4日前の10月23日(水)に割り振られてしまうことになりました。

    また、ルヴァンカップも逃したマリノスが、残る天皇杯にやる気MAXで来そうですが、マリノスも22日(火)に中国でのACLEがあるので、疲労度としてはお互い様でしょうか。

    ともかく、11月2日(土)のルヴァンカップ決勝戦は、名古屋グランパス対アルビレックス新潟という組み合わせとなりました。昨年のアビスパ福岡と同様にクラブ初タイトルを賭けた新潟と、過去に優勝経験のあるクラブである名古屋グランパスという構図で、魅力的な試合になりそうです。

  • 天皇杯準決勝チケット争奪戦

    本日10月12日(土)の朝10時から、Jリーグチケットを始めとする各種チケット販売サイトにおいて、10月27日(日)開催の天皇杯準決勝のチケットが販売開始になりました。

    我が愛するガンバ大阪も準決勝に進出していますが、この一発勝負の準決勝はホームスタジアムであるパナスタで行われる以上、サポーターとしてはチケットを購入して観戦しに行かねばなりません。

    土曜日ということで争奪戦になるだろうなとは思っていた通り、10時の時点ではJリーグチケットもチケットぴあもビジー状態。スマホとPCで接続するも数分つながらず。

    ようやくサイトが開いて一番高いメインSS席を買おうにも、座席を選んで購入ボタン→他の人が購入手続き中→別の席を選んで購入ボタン→他の人が購入手続き中・・・の繰り返し。

    何分もかけて席を変えてひたすらリトライし続けて、ようやく購入出来ました。普段はバックスタンドで見ているので、こういうカップ戦の時はメインスタンドの指定席で見るようにしています。今回はガンバベンチの近くにしました。

    かつてJ3に参戦していたガンバ大阪U23チームの試合ではメインスタンドしか使用されていなかったので、そこでの観戦は見慣れたものでしたが、U23チームがなくなってからは、シーズンパスのバックスタンド観戦ばかりになってしまいました。ここ数年、カップ戦ではなかなか勝ち上がってくれませんし。

    それでも、ようやく久し振りのカップ戦タイトルが狙える位置にまで来ました。2020年天皇杯はコロナ禍の影響による変則開催で準決勝から参戦し、その試合はパナスタ開催でしたが、それ以前の準決勝進出は2015年以来です。

    あの時は三冠を獲った2014年に続く連覇を成し遂げましたが、それ以来タイトルから遠ざかっているガンバ大阪として、何としてでも今年の天皇杯は勝ち取ってほしいものです。

  • 社労士試験振り返り⑤

    令和6年度の社労士試験を受けるにあたり、自分がやっていた事前や当日の準備について書いていきます。

    まずは試験前の休暇について。昨年は試験前に有給休暇で月曜と金曜に休みを取り、火水木は仕事をしていましたが、今年は木金で有給休暇を取得して、木金土の3連休で直前勉強を行って試験に臨みました。直前1週間の休暇の日数は同じですが、今年は3日間連続で試験のことに没頭できたことになります。

    また、当日持ち物で忘れてしまわないように、
    ・目薬
    ・顔ふきシート
    ・点鼻薬
    ・折りたたみ傘
    ・ポケットティッシュ
    ・ペットボトルの水
    などを、試験当日に持っていくカバンに何週間も前から新品を買って入れていました。目薬などは普段使っているものを持っていけば良いのですが、普段使っているからこそ、普段の置き場所から持っていくことを忘れてしまいかねません。

    わざわざ新品を買わなくても、と思われるかも知れませんが、どうせいずれ使うのですから、消耗品などはダブっていても問題ありません。一番重要なのは試験そのものであり、試験を快適かつ焦らずに受験するためであれば、数百円程度のダブりは気にしていられません。

    社労士試験は8月の暑い最中の試験ですが、たいていの試験会場ではエアコンが効きすぎていて寒いくらいになっていると思います。昨年の受験でも実感していたので、今年はあえて普通の厚さのジャケットを持っていきました。実際、かなり冷房が寒かったので助かりました。

    外の暑さと中の寒さへの対応は、7月~9月に行われる試験の受験者にとって重要でしょう。気温と室温に応じて脱ぎ着しやすいように、薄手のものと厚手のものを準備するか、枚数を増やすかすべきです。

    あと、試験会場に持っていったテキスト類は、私の場合はユーキャンのテキストと、苦手箇所をまとめたA6ノート、それと一般常識対策で厚労省サイトから出した統計関連の情報を印刷したものの3種類です。

    全く新しいものを持っていっても頭に入らないでしょうし、逆にそれが気になりすぎて他の分野まで忘れてしまいそうです。当日の試験直前には、これまで何度も読んでいたものを持っていくべきです。そんな土壇場で点数が増える勉強なんて出来ません。いかに自分の精神状態を落ち着かせるかが重要で、そのためには読み慣れたテキスト類を持っていった方が良いでしょう。

    社労士試験は午前80分、午後210分の長丁場の試験です。お昼の休憩時間もありますが、ここではガッツリ食事するべきではありません。中には満腹にならないと頭が働かない特異体質の人もいるかも知れませんが、大半の人間は満腹になると血液が消化に使用され、眠くなったり頭が働かなくなったりしますので、試験の合間の食事はギリギリお腹が空かない程度に抑えましょう。私は、井村屋の押し出して食べる羊羹と、ゼリー飲料だけで済ませました。

    3時間半もかかる択一式試験ではトイレのタイミングも結構重要です。私は試験開始直前にトイレに行き、試験中は全部解いたタイミング(およそ3時間経過)で再び行きました。スッキリしてからマークシートのチェックをしていました。無理に我慢しながら解くのは良くないですね。

    1年目の勉強時間は6ヶ月強でおそらく600時間程度、2年目は9ヶ月でおそらく1000時間程度だったと思います。合計で1600時間超の勉強をしてきての合格ですので、よく言われる社労士試験合格に必要な時間としては順当なものでしょうか。

    しかし、TACの模試時点では「ヤバい」としか思えませんでした。特に2回目の模試で択一28点はなかなかに精神的に厳しかったです。それでも、慌て焦りつつも勉強を続けたからこその合格だったと言えるでしょう。

    見方を変えれば、初年度のように模試を受けずに受験していたらまた不合格だったかも知れません。終わってみればの結果論に過ぎませんが、結果的には模試を受けたことが合格につながる「良い焦り」を生んだのだと思っておきます。

    これまでつらつらと今年度の社労士試験について書いてきましたが、後は得点結果の通知書と、合格証書が届くのを待つ状態です。内閣交代のため厚生労働大臣の署名がある合格証書の発行が遅れることになりますが、しょうがないですね。ちなみに、もし総選挙で自公政権が敗北して政権交代となったら、1ヶ月くらいの在任期間しかない大臣の署名の入った合格証書になるんですね。

  • 社労士試験振り返り④

    8月25日の社労士試験当日については

    https://hrsgmb.com/n/n923679f9bc09

    試験後の自己採点結果については

    https://hrsgmb.com/n/ncb369b2b9c6a

    に書いていますので、それ以外のことを書いていきます。

    まず、試験問題の対策と実際について。

    選択式の社会保険に関する一般常識では、問C,D,Eが目的条文からそのまま抜き出した問題であり、目的条文聞き流し動画を通勤時に聞き流しまくっていた私にとっては非常にラッキーなプレゼント問題でした。1000回以上聞き流していれば、このレベルの目的条文穴埋めは選択肢がなくても解答できます。

    択一式の労働基準法問4では、1問丸々、給与デジタル払いについて出てきましたが、私が使っていたユーキャンのテキストには詳細が書かれていませんでした。しかし、TACの「みんなが欲しかった! 社労士 合格のツボ 選択対策」で給与デジタル払いについて出題されていて、
    「あ、これは覚えておこう」
    と思い、その概要をテキストに書き込んでいましたので楽に正答を選べました。これもラッキーでした。

    上記に引用したnoteにも書きましたが、選択式は私にとっては非常に簡単に思えました。しかし、試験センターの発表によって、労一は2点救済が入り、さらに合格基準点も前年より下がりましたので、難問奇問珍問は無かったものの、易化したわけではなかったようです。それだけ、選択式対策の勉強がハマっていたのだと思います。

    逆に択一式は本当に難しく思えました。私は問題を解く順は工夫も何もせず、労基から初めて国年で終わるタイプの人間ですが、労基から一般常識までは、やはり難しいなあとは思いつつ何とかこなしてきて迎えた健康保険法で、
    「???」
    となり、ずっと首をひねりながら解答していました。個人的には選択式37点取ったのと同様に、今年の択一健保で6点確保出来たのも嬉しかったです。

    今年の択一式は予備校各社の解答が分かれる割れ問もあり、解なしや複数正答という予想もありました。それだけ難しかったというか、問題が嫌らしかったということでもありますが、労災の問5、問6についての説明で一番納得出来たのは、山川社労士予備校さんの説明ですね。

    https://www.youtube.com/watch?v=gCQyT6WSdUM

    そう言われたら確かに問5はEではなくてCにしかならないなあ、と感じます。

    選択式で高得点だったのに択一式でそこそこの合格点だという結果に終わりました。合格したらギリギリだろうと満点だろうと同じですけれど、こんなに差がある人って他にいるんですかね。たいていは択一も選択も高得点か、選択式で苦しむかどちらかだと思うのですが。

    試験対策や勉強法以外についてはこれまで書いていたくらいですが、それ以外の、試験に対していかにして自分が100%に近いパフォーマンスを発揮できるかどうかという準備について次のnoteで書きます。

    (社労士試験振り返り⑤)

  • 社労士試験振り返り③

    本試験の1ヶ月半前の模試で悲惨な成績となり、悲壮感に浸りながらギリギリまであがくため、人にはお勧め出来ない対策をやりました。

    書店で購入出来るタイプの模試として、TAC、早稲田セミナー、LEC、社労士Vのものを購入して、全てを1回ずつやりました。本来であれば、1社か2社分を買って、それを繰り返し解いた方が良いに決まっていますが、ヤマ張りのためです。

    社労士試験対策・研究の専門家の方々が作った予想模試をやってみて間違ったところが明らかに自分の弱点なのだと自覚して覚え直すのと同時に、複数社の模試でダブっている問題があるのなら、そこは本試験でも出る可能性が高く、最も重要な論点だと覚悟して覚え直しました。

    具体的には、間違ったところ、苦手な箇所の解説に青色マーカーで印をして、その解説部分を切り取り、各社模試ごとにクリップで束ねて覚えやすいようにしました。それと同時に、A6ノートにも書き込み、苦手な箇所を徹底的に読み込んでいました。

    後は一般常識対策として、
    ・令和5年就労条件総合調査の概況
    ・令和5年版「過労死等防止対策白書」
    ・令和4年の働く女性の状況
    を厚生労働省からダウンロードしたPDFからテキストをコピーして、Wordファイルで整えて印刷したものを準備しました。

    紙関係の対策は以上ですが、スマホでやる勉強も続けていました。秒トレアプリは当然のことながら、昨年度版のユーキャンスマホアプリでの一問一答もたまに解いていました。また、これはスマホだけではなくパソコンでもですが、過去問.comというサイトでも社労士試験の過去問を解いていました。

    いろいろやっていましたが、スマホを使った勉強で一番効果があったのは、通勤時に聞いていた目的条文聞き流し動画です。

    昨年度の試験でも本番の2ヶ月ほど前から聞いていましたが、今年度は勉強開始からずっと通勤時に聞き流しで覚えました。昨年度分と合わせて、おそらく1000回以上は目的条文を周回聞き流ししたはずです。

    不安になりつつアレコレ手を付けながらも、自分のメンタル対策も考え、自信とやる気を失わないように、ラスト1週間は自分の中で試験に良いイメージを叩き込んで本番に臨もうと思い、各社模試の中で比較的易しい社労士V及びユーキャン問題集付属の模試を複数回繰り返しました。難しい問題をやっても数日で学力は伸びません。

    身体的にも精神的にも、自分の今のMAXを本番で出せるコンディションを整えることを意識していました。

    思えば、昨年は模試問題でTACもLECも難しく感じ、自信を失うので全てを解くのを止めてしまいました。そして本番当日もやはり解答に自信を持てず、自己採点もしないまま合格発表日を迎え、落ちました。

    今年は昨年とは異なり、2回の模試でやらかして凹みながらも立ち向かい、得点が低くても各社模試問題(8回分)をやり切って、本試験の日になりました。

    (社労士試験振り返り④に続く)

  • 社労士試験振り返り②

    前回のnoteでは、2023年の試験に不合格だった後、勉強再開時にどのテキスト・問題集を選んだかを書きました。そして、昨年度は受けなかった予備校の模擬試験も受けてみました。6月に実施されたTACの全国中間模試です。

    その結果は・・・、
    選択式 30点 科目別足切り無し
    択一式 42点 科目別足切り無し
    合否判定 C
    でした。

    選択式は勉強の結果がちゃんと出ている点数でしたが、択一式の点数が低い。懸案の厚生年金法は4点で、やはり苦手なのが分かります。

    この時期でこれは厳しいと思いつつ、原因を考えましたが、昨年はちゃんと時間を取ってやっていたテキスト読み不足が影響しているのだろうと推測しました。やはり社労士試験は過去問とテキストの繰り返しです。

    それと、行政書士試験の時にやっていた、A6サイズのノートに苦手な箇所・何度も間違える項目を書いて覚えるという作業も始めました。何度も問題集を回転させていると、問題に対する解答自体を覚え始めますが、それと同時に苦手な箇所も自覚できます。

    資格試験の勉強では学校での勉強と違って、ノートを書く、まとめるという作業は不要だ、無駄だとよく言われます。そのこと自体は私も確かにその通りだと感じますが、よく間違える箇所をピックアップしたノートを作るのはアリだと思います。

    そして対策を立てて挑んだ2度目の模試は、7月TACの全国公開模試です。この試験での得点が、

    選択式 24点 労災2点足切り
    択一式 28点 労基1点、一般3点足切り
    合否判定 D
    という、壊滅的で絶望的な結果でした。

    本試験の6週間前でこれはヤバい。どう考えてもヤバい。こと、ここに至ってはもうなりふり構っていられません。

    とはいえ、ここから新たな問題集などを買ってもこなせるわけありませんし、新しいテキストなんてもってのほかです。

    ということで、半分掟破りのような対策を行います。

    (社労士試験振り返り③へ続く)