リーグ戦も終盤にさしかかり、J1では優勝争いは全く盛り上がることもなく、川崎フロンターレがいつ優勝を決めるか、という状況です。昨年も1位の川崎に遠く離れた2位ガンバが追いすがりつつも止められませんでしたが、今年もマリノスが2位で川崎の優勝をいつまで伸ばすか、という程度の優勝争いになっています。
そしてそんなマリノスはホームにガンバを迎えての34節は、川崎が勝ち点を得てマリノスが負けるか、マリノスが引き分けて川崎が勝てば優勝決定です。図らずもガンバが優勝決定に関わる状況になってしまいました。ガンバとしてはマリノスのその辺の心理的な難しさを利用して勝ち点ゲット出来れば良いのですが。
今日のガンバはレッズに敗れた天皇杯準々決勝と比べてスタメンは、左サイドバックに藤春、ボランチに山本、2列目に福田と倉田が入れ替わって入りました。
J1の試合で13時開始というのは珍しいですね。同じ時間にはNHKで川崎対浦和の試合が放送されていますので、優勝決定試合をNHKで放送するために13時ちょうどではなく、NHKの5分ニュースが終わってからのキックオフです。
さて前半、5分に高い位置でボールを奪って宇佐美が絶好機を迎えましたらシュートははるか上空に行ってしまいました。
マリノスは細かくつないでサイドから、ガンバはシンプルに後ろから縦に速く、という対照的な構図で始まりました。ガンバから見れば意外と戦えているという印象を受けます。
18分には攻め上がる山本がボールを失い、マリノスが最後にはバイシクルシュートがバーに当たりました。これは取られ方が良くなかったですね。
ずっとポゼッションではマリノス優位ですが、そんなことは織り込み済みで、カウンターとセットプレーが狙い目なのはゲームプラン通りでしょう。
藤春が競り合いで背中から落ちてしまいずっと苦しそうでしたが、43分になって結局、黒川と交代となりました。現時点では次節以降がどうかは分かりませんが、またサイドバックが手薄になります。柳澤を途中に取っていなければ控えがゼロになるところでした。
前半終了間際、近い位置でのマリノスのFKも右に外れて、0−0で45分が終わりました。ガンバとしてはプラン通りの結果でしょう。マリノスは当然早くリードしたかったでしょうけれど。
選手交代無く始まった後半開始直後に、マリノスの左サイドからのクロスがエウベルに入ってシュートを打たれましたが大きく外れて助かりました。
54分、扇原の強烈なミドルシュートを東口が防いだ直後、ガンバが先制に成功します。
左サイドで黒川と山本がキープして山本がクロス、エリア内に侵入した倉田が滑り込んで上手く合わせたゴールを決めました。まさかのシーズン初得点ですが、倉田の能力からすれば遅すぎるリーグ初得点です。それだけ今年のガンバも倉田も苦しんだ1年でした。
70分に宇佐美と柳澤に代えてシウバと高尾が入りました。
73分にはカウンターを食らって仲川にフリーで打たれましたが枠を外れてくれました。
次いで76分に山本から奥野、福田から小野瀬にスイッチ。これで5人交代となりました。奥野が指を3本立てて、3バックという指示を伝えました。事実上の5バックですね。黒川、佐藤、福田、高尾、小野瀬の5人がDFラインに並びます。そうなると中盤で人手が不足しますので、攻めるときはパトリックとシウバのドリブルだけに頼ることになります。
90分に、スローインする前田のヒジに自ら頭をぶつけて痛がるシウバに遅延行為で警告という、SNSでネタにされそうなシーンがありましたが、ひたすらガンバは守り続けます。
さらに92分にもゴールキックをしない東口に遅延行為で警告。94分に松原のシュートは左に外れました。
こちらがアディショナルタイムの間に、等々力での川崎対浦和の試合は1−1での引き分けに終わりました。そしてマリノス対ガンバも0−1のまま試合終了。
これによって川崎フロンターレの2連覇が決まりました。勝ち点差が開いていたのでマリノスも逆転優勝が現実的とは思っていなかったでしょうけれど、下位のガンバに敗れての2位以下確定は想定でしょうね。
ガンバはこれで勝ち点40になりました。リーグ戦だけで言えば、この3試合で勝ち点7を稼いでいますので、ここに来て何とか形が出来はじめているような印象を受けます。遅すぎますけど。
残留ラインは個人的に40ポイントと思っていますので、これでまず残留できるはずです。下位チームがもっと勝ち点が今時点で多ければ、2018年のように41ポイントに中位の12位から入れ替え戦の16位が並ぶこともあり得ますが、今年の勝ち点状況ならあり得ません。
100%確定ではありませんが、残り4試合は来季を見据えつつという試合になるでしょう。色々報道が出てきそうな気がしますが、来シーズンに楽しい妄想をしたいものです。
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