ガンバらしいサッカー、らしくないサッカーの歴史

ちょうど一年前にこんなnoteを書きました。

https://hrsgmb.com/n/ncd654e52e822

その時には、まさか新戦力が噛み合わず、攻撃力も上がらず、頼みの綱の守備もグズグズになって宮本監督更迭、松波暫定監督がそのまま継続して指揮をして残留争いの挙げ句に何とかJ1残留を決める、という2021年シーズンを予想など出来ませんでした。

結果論ですしもう済んだことですのでどうしようもないですが、もうちょっとなんとかならんかったのかとは思ってしまいます。ただ、ガンバ大阪イコール攻撃的なサッカーしか認めない、という理想を、一人のサッカーファン・ガンバサポーターが持つだけならともかく、クラブ上層部やファン層の総意として実行されると碌なことにならないのだなと実感した一年でした。

そもそも、ガンバ大阪の歴史は攻撃サッカーだけが作ってきたわけではありません。サッカーを攻撃的・守備的と真っ二つに分けて考えるのはナンセンスですが、それでも無理矢理考えてみれば、西野時代の攻撃的なサッカーと、それ以外の守備的なサッカーに分けられます。

西野時代の10年は輝かしい歴史として圧倒的な存在感がありますが、その時に獲得したタイトル数は、
J1リーグ1回、ナビスコカップ1回、天皇杯2回、ACL1回です。

対極的な長谷川サッカーでのタイトル数は、
J1リーグ1回、ナビスコカップ1回、天皇杯2回であって、国内タイトル数は全く同じです。

西野時代は優勝できない年でもほとんどのシーズンでリーグ2位や3位にはなりました。とはいえ、他の監督の時にも、

1997年セカンドステージ
2000年セカンドステージ
2015年、2020年も2位や3位という結果で締めくくることが出来ました。

またカップ戦「準優勝」も、
西野時代は2005年ナビスコカップ、2006年天皇杯でありましたが、
それ以外では2012年天皇杯、2015年ナビスコカップ、2016年ルヴァンカップ、2020年天皇杯と記録しています。

ACLは唯一の優勝が西野時代でしたが、ACLベスト4も過去1回のみで長谷川時代でした。

結局、どちらかというと攻撃的なサッカーでの実績が多いですが、それでもガンバの過去の歴史が攻撃的なサッカーだけで彩られているわけではありません。守備重視の、守ってカウンターや少人数での攻撃で得点をして勝つ、というサッカーでも半分近くのタイトルや好成績を収めています。

実績の半分近くが、らしくないサッカーで得たものだとしたら、ガンバ大阪とはなにか?という疑問を持ってしまいます。

今年からガンバに復帰した片野坂さんがどのようなサッカーをガンバにもたらしてくれるのか期待が高まりますが、おそらくは大分でやっていたものと大きくは変わらないでしょうし、攻撃・守備のどちらかに偏ることもないでしょう。

もうあと3週間もないうちに片野坂ガンバの初戦を迎えますが、どんな新しいガンバが見られるのか楽しみです。

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