2022年4月17日J1リーグ第9節ガンバ大阪対湘南ベルマーレ戦現地観戦の感想

先週日曜の清水エスパルス戦は試合終了間際に小野瀬が決めて辛くも追いついたガンバは、ミッドウィークのルヴァンカップ大分戦ではお互いに大きくメンバーを入れ替えて臨んだ試合を2−0と快勝しました。

その流れをリーグ戦にも持っていきたいガンバは、清水戦で大きく露呈したパトリック依存戦術の限界をどうするかが重要となります。

今日の大阪は快晴でわずかに雲がかかる程度。先週の清水戦は13時開始で非常に暑かったですが、今日の吹田も同じように感じます。

画像1

14時キックオフは気温的に厳しいくらいの日差しが差し込む中での前半は、最初は上手くガンバは試合に入れたように見えました。前節ではほぼずっと清水にボールを保持されていましたが、この試合ではガンバが比較的ボールを回せています。

右の昌子、左のクォンギョンウォンがかなり守備で効いていて、ダワンも中盤で良いポジショニングによりこぼれ球を披露シーンが目立ちます。

ただ、チャンスの数自体は両チーム大差なく、あまりガンバは効果的な攻撃が出来ているとは言えません。それでも、40分に昌子のロングパスをパトリックが落として山見が左足で狙ったシーンは良い流れでの攻撃でした。

結局そのまま前半終了。

そして後半は両チーム選手を替えずに開始。後半も展開は変わらず、ガンバがボールを持って湘南がカウンターという感じになりますが、ハーフコートに押し込んでいてもまともにシュートも打てず、回しているうちにボールを奪われて攻められることになります。まるで昔の西野ガンバの悪い時のようです。

ガンバがボールを持って攻撃しているというよりも、湘南に持たされていると言った方が的確でしょう。

山見から坂本に替えて前線での動きは若干増えましたがシュートは決まらず、次いで足を痛めた山本が奥野と交代します。

さらに、77分にはパトリック・福田・黒川を下げて、ペレイラ・中村・藤春を投入。一気に前線の構成も変えて勝負に出ました。

しかしそれでもゴールは生まれず、逆に90分、ダワンが痛んで出ている間に、湘南が右サイドからのクロスをヘディングで決めてしまい、まさかの失点となりました。

この場面でゴールを決めた湘南の山本と、ガンバの三浦が頭同士で激突してしまい、そこで時間がかかったためにアディショナルタイムが4分となったものの、その後のパワープレーではまともに攻めることも出来ずに試合終了。

厳しいことを言うと、既に前節の時点で破綻していた戦術パトリックをなぜ今日も繰り返したのか?という疑問を感じました。もちろんパトリックが悪いわけでもなく、むしろ今日もエアバトルでは何度も勝っていてJリーグ随一のエアバトラーであることには変わりありません。問題はガンバの攻撃戦術そのものにあります。

パトリックをペレイラに代えても、多分攻め方は変わらないのでしょう。未だに中盤の構成のベストが見つかっていないことも影響しているはずです。センターバックについては、クォンギョンウォンが今日の試合を見る限りは十分やれます。3バックなら三浦・昌子・クォンの3枚、4バックならそのうち2人が中央に入るというのが基本DFラインになるでしょう。

レギュラーを決められない中盤、そしてパトリックにまず当てるという前線は悩みが続きます。

2003年、長身のマグロンに当てる攻撃が行き詰まっていた時にマグロンが怪我で離脱したため、前線を大黒・吉原・二川の3枚にしたらむしろ攻撃が活性化したことを思い出します。その後、2004年にはフェルナンジーニョ、2005年にはアラウージョ、2006年にはマグノアウベスと播戸、高さではないFWの補強で攻撃のガンバの一時代を築いたことを考えると、いっそのこと今のガンバでも、山見・小野瀬・中村の3トップにでもしてみても面白いんじゃないですかね。

そんな妄想するくらい、厳しい状況なんですよね。9試合で勝ち点10というのは、残留争いを考えざるを得ない成績ですから。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA