note上でnoteサービスに対しての批判や不安を書くことが、どれくらい許されるのか判りませんが、制裁や注意を食らうならそれはそれでそれまでということでしょう。
先日、noteと同じ運営母体を持つcakesがサービス終了を発表しました。どう見ても会社自体がcakesの後発であるnoteに力を入れているので、いずれ来ることだと受け止めていたかも知れません。しかし問題は、これまでにcakes上で公開されていた数多のコンテンツがサービス終了に伴い消滅することです。移行やエクスポートも出来ないとのことで、多くの作品が危機に瀕しています。大半の著者・制作者は元データを抱えているでしょうけれど、鑑賞する側はそれら制作側が再度別の媒体で公開してくれない限り、見ることが出来ません。せっかくnoteを抱えているのだから、そこに流し込むことが出来るような機能を実装すれば、反発も無かったと思うのですが、運営の偉い人たちは別の考えなのでしょう。
先日のエンガジェット日本版の突然の閉鎖発表もかなりの波紋を広げました。創作物とcakesとは異なりますが、これまでメディアとして発表されていた多くの遺産が二度と見ることが出来なくなるのは、残念なことです。
もっと遡れば、ジオシティーズやニフティの過去のホームページの閉鎖も同様です。これらの媒体・プラットフォームの閉鎖に当たっては惜しむ声が相次ぎましたが、それでも運営企業が決めたことには抗いようがありません。出来るとしたら個人レベルで必要なものを保存するか、有志で集って保管するプロジェクトを立ち上げるかですが、前者はマンパワーが足りず、後者はお金がかかる上に著作権等の問題も出てきます。
結局はどうしようもない、という身も蓋もない結論になってしまいますが、サービスが終わる時の事を考えてサービスの利用を始めなければならない、という制作側・利用側の自己責任原則が突きつけられたということでもあります。
それで話をnoteに戻しますと、将来、このサービスが終わる時はいつかは来ます。その時に慌てるよりは前もって備えておくべきなのでしょうけれど、noteも同様にエクスポート機能は存在していません。少し前に情報流出問題があった時に、Gmail宛に出力するウェブサービスを提供した方がいましたが、本来なら公式がやれよと言いたくなるところです。
無料会員がそこまでのサービスを求めるべきではないかもしれませんが、それならそれで何か前もって自己防衛を考えておくしかありません。とはいえ、するとしたら自前でWordPressが入ったサーバを立ち上げて移行するしかないのですが。
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