有料メディアでの広告表示はユーザーフレンドリーか?

スマホやタブレット、パソコンでのニュース記事閲覧は、今では当たり前になりました。大半の人は無料での媒体、Yahoo!ニュースやSmartNewsなどの利用で満足しているでしょうし、それでも足りない人は有料媒体でのニュース講読をすることになります。

私はウォールストリートジャーナルの講読をしていますが、ブラウザでもアプリでも、閲覧時には記事中に広告が差し込まれます。無料媒体でニュースを読むときに広告が出てくるのは理解出来ますし納得もしますが、費用を払って有料媒体を読んでいるのに広告が出てくるのは損した気分というか、有料なのだから広告を無しにしてほしいと思ってしまいます。

動画のストリーミング配信では、例えばYouTubeなら無料アカウントなら広告が表示されますし、プレミアム会員なら広告無しで楽しめます。それはたいていのストリーミングメディアでも同様だと思いますが、DAZNではそもそも無料閲覧が出来ない上に、サッカーであれば試合前やハーフタイムに広告が入ります。どうせ見ていないので別に良いのですが、有料でも広告が存在するというのはちょっと気になります。

とはいえ、これはデジタルメディアにおける話であり、紙媒体のメディアでは有料でも広告があるのが当然です。新聞でも雑誌でも、代金を払って購入しているものにも大量に広告が存在しています。それが当然でした。まあそれら広告も、たいていの読者の目には留まらず、あるいは流し読みされるのですが、それでも価値があるから広告主が存在しているので、それなりに宣伝効果はあるのでしょう。

ちなみに、書籍に関しては紙媒体でも電子書籍でも基本的には広告は存在しません。その本の出版社や著者の他の本が宣伝されていることはありますが、それは広告主が存在する一般的な広告とは異なります。本だけ広告が無く、新聞・雑誌は広告があるという不思議は、ネットメディアでも継続しています。

テレビはNHKが事実上の有料で、民放が無料放送です。当然ながら民放は広告によって成り立っています。これがネットの世界に入ると、無料で見られるサイト、有料で見られるサイト、無料視聴可能で有料ならさらに快適or多くの作品が見られるサイトと分かれます。先述の通り、無料視聴で見られるサイトは当然ながら広告が無いと存在できませんが、料金を支払ってみるサイトでも広告が出てくる場合があります。

完全有料会員のみ視聴可能な配信サイトは、無料ユーザーを排せますので利益効率は一番高くなりますが、それはユーザーに質の保証をすることにもなります。

逆に考えると、有料配信サービスでも広告を表示することで料金を下げれば、高い質を求めるユーザーの不満を解消することも可能になるはずです。

だからといってサッカーの試合中にも大量にCMを差し込まれたらそれはそれで困るのですが、完全有料CM無しを貫くのが良いのか、程々のところでCMを入れる代わりに安くなる方が良いのか、消費者によっても反応は異なるでしょうけれど、パターンを分けて選択肢が増えるのが一番ありがたいですかね。

DAZNで無理矢理考えれば、
・CM無しプラン:月3,000円
・CM有りプラン:月2,000円
CM有りプランは試合中にもL字枠で広告表示されるとか。それでDAZN側の売上・利益が確保出来るか知りませんが、DAZN消えてなくなるとJリーグとしても大変ですし、かといって値上げ値上げで苦しめられても困ります。

Netflixは広告有り有料プランを出すことで、アカウント共有の不正利用を無くそうと考えているそうです。料金が高いから真っ当に使いたくない、というユーザーを無くすには、多分それが最適解なんじゃないでしょうか。

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