偏らない読書

日頃色々なジャンルの本を読んでいます。歴史、政治、経済、文化、といった固めのものや、フィクションならミステリ、SF。スポーツものもサッカー中心ですがあります。

読むジャンルは複数有りますが、読書の際のマイルールとしては、同じジャンル、あるいは似たような内容の本は続けて読まないようにしています。

例えば、政治の本を読んだ後はミステリ小説を読み、その次は科学関係の本を選び、またその次は歴史の本を読む、といった感じです。さらに、そのジャンルの中でも、歴史の本の場合、日本→欧米→アジア→その他→日本、といった感じで取り上げられている内容も続けないようにしています。

偏らない読書、といえばいいでしょうか。別に専門家になるつもりで読んでいるわけではないので、特定のジャンル、特定の分野に偏らないようにしています。

自分が感じるメリットもデメリットもあります。

メリットとしては、
・一つの分野に偏らないことで幅広い知識・知見を得られる。
・読書という行為そのものに疲れや飽きが来づらい。
・異なる物事を結びつける閃きやセレンディピティーを得やすくなる。

といったところで、デメリットとしては、
・前に読んだ本の内容を忘れやすい。
・知識が積み重なりにくい。
・読みたい内容を読み続けられないストレスがある

こんな感じでしょうか。

自分で選んでおいて飽きもストレスもなにを言っているんだという話ですが、読書は自分の頭の中に何かの経験を蓄える作業です。知識なり楽しさなりカタルシスなりを、薄くであっても脳内に積層化していくことで、何かの時にふと思い出したり、他の知識と結合して新たな考えが得られます。

あと一つ、心掛けというか忘れてはいけないのが、小説は別に良いのですが政治なり歴史学なりの本を読むときに、その中身を盲目的に100%信じないように、と思いながら読みます。

著者の主張が正しいとは限りません。悪意を持って騙そうとしている著者などそうそうお目にかかれませんが、必ずしも主張が正解という保証はありません。その分野で著者とタメを張るレベルでなくとも、自分はそうは思わないなあ、という程度くらいでも良いでしょう。別に同業の研究者でもありませんし。

そうしておいて、またその逆側の思想に基づく書籍や、あるいはネット記事などに接しておけば、逆側の考え方の耐性が出来ていますので理解もしやすいでしょう。

かくて、どこかの極所に偏らない頭が出来上がります。職業として何らかの読書をするのなら、拠り所を作ってそこから広げていった方が良いのでしょうけれど、趣味としての読書なら、この程度が良いんじゃないでしょうか。

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