職場近くにあるお店で、ランチ営業時に
「本日スタッフ不足のためランチメニューを減らして対応します」
という貼り紙が店前に出されていることがあります。
そのお店は周辺の同業に比べてもランチ単価が安く、メニューも多いので、むしろそこが問題ではないかと思いますが、スタッフが少なくても回せるだけマシかも知れません。
近くにあるなか卯は、同じくスタッフ不足のため深夜~朝までの営業を休止します、という貼り紙が何度か出ていた後、正式に営業時間が10時~22時になってしまいました。ビジネス街なら早朝は客がいるかと思いましたが、それ以上にスタッフが集まらないのでしょうね。
人手不足で通常の営業が出来ない場合、営業時間を短くするか、メニューを減らすなど営業内容を変更するかということになります。あとは、座席数を減らして対応する客数を物理的に減らしてしまうというのもありますが、その場合は売上も減ってしまいますので、痛し痒しでしょう。
どんなお店、どんな商売でも、まずはその売り物が商品市場・サービス市場でやっていけることが第一です。その市場で受け入れられなければ潰れるしかないのですが、さらにこの労働者不足の昨今では、労働市場でも勝たねば、つまりはスタッフを確保出来なければ、どんなに売れ行きが良くてもお店をやっていけません。
より良いものをより安く売れば勝てるのは当然ですが、それに加えて良い待遇でスタッフを確保することも勝つための条件に加わりました。商品・サービスを提供する人がいなければならないことを考えると、労働者確保が第一の条件になったかも知れません。
こういう時、近場で複数店舗を展開している居酒屋チェーンのように、人手不足の店に他の店からスタッフを回せる企業は強いですね。
また、個人経営でも本当に一人かその家族だけでやっているような極限に小さなお店も強いです。当日になって「今日休みます」と言ってくるバイトを頼りにしていない営業形態は生き残れます。
大手チェーンと個人経営の店舗の二極化は、労働市場の厳しさによってさらに進んでいくのでしょうね。
お昼の美味しい焼き魚定食を提供してくれる店があるなら、私としては経営形態は問わないのですけれどね。
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