決勝トーナメントに入ってから各試合で熱戦が繰り広げられているアジアカップですが、特に試合終了直前のゴールで運命が変わる試合もあり、どのチームも気の抜けない試合ばかりです。
日本は2位通過でバーレーンが相手です。2000年代には何度も厳しい戦いを強いられたことが思い出されます。
バーレーンは左SBがドーピング違反による出場停止、そしてその解除があったりとややこしい相手ですが、日本は気にせず戦うのみです。
バーレーンは開始からやはり予想通り、ロングボールとカウンターが狙いとなっていて、日本がボール保持する時間が長い展開となります。
9分には左CKから上田が完璧に合わせますがGKのファインセーブに阻まれます。
12分にはバーレーンの攻撃、結果的にはオフサイドとなりましたが、ザイオンが良い反応で相手シュートを防ぎます。
危険なシーンが作られないまま、日本も決定機未満までのチャンスに留まり、時間が経過していきます。
20分頃になってくると、少しずつ日本が攻撃時に前に人数を掛けるようになり、チャンスが徐々に増えてきます。こうなるとなおさら、相手のカウンター一発に気をつける必要が出てきます。
31分そんな中で毎熊が強烈なミドルシュートを放ち、ポストに当たって跳ね返ったボールを堂安が拾ってそのままシュートしてゴールゲット。半分ぐらいは毎熊の得点といっても良いくらいの鮮烈なミドルでした。
さてこれで日本が先制。前半の内に得点出来たのは日本にとっては良い流れかと思っていたら、旗手が足を痛めて守田と交代しました。勝ったとして次戦がすぐに来るので、出来れば温存もしたかったでしょうけれど、まずこの試合に勝つことが最優先ですね。
前半は1-0で終了。
富安板倉コンビの安定感、特に富安はちょっと歴代日本代表と比べても抜けているようにも思えます。
失敗が許されない度合いとしては、ノックアウトステージはグループリーグとは訳が違い、緊張感がやはり半端ないですね。
さて後半は選手交代無しで始まりました。
49分、チャンスで混戦からパスを受けた久保がシュートもオフサイドの判定となりましたが、相手DFが触ったボールを久保が受けたというVARの介入により、久保のゴールが認められました。
流れの中で見ていると明らかに上田のパスがオフサイドだったろ、と見えましたが、セルフジャッジせずにシュートを決めた久保は1得点以上の価値があるプレーをしたと思います。
これで2-0となりました。早い時間帯で追加点を取れたのはラッキーでもありました。
さすがにこの後はバーレーンも押してきましたが、日本も危なげなく対応します。
62分の中村敬斗のゴール!はその前のプレーがオフサイドとなり取り消されました。
その後、バーレーンの攻撃に対して鈴木彩艶のパンチングが不安定になり、コーナーキックからのヘディングシュートはザイオンが弾くも、クリアしようとした上田綺世と交錯してゴールに入れてしまい、もったいない失点でした。
これで2-1。一気に雰囲気が変わってしまいました。
そこで森保監督が三笘と南野を入れ、久保と中村をベンチに下げます。ついに今大会初の三笘です。
三笘は持ち味の左サイドからのドリブルで仕掛け、日本がペースを取り戻します。
72分、上田が毎熊からボールを受けて反転、ドリブルで突進し、豪快に放ったシュートがGKの股を抜いて見事にネットに突き刺さり、貴重な追加点をゲットしました。
3-1と再び2点差に突き放す、本当に貴重な得点であり、失点時の交錯を補う素晴らしいシュートでした。上田綺世が先発した価値を示したと言えます。
79分、上田、堂安が下がり浅野と町田が入りました。これで全員交代となり、試合のクローズに入りました。
85分には三笘がエグいドリブル突破で相手を置き去りにしますが、ラストパスを浅野がトラップ出来ずにゴールには至らず。今大会の浅野はちょっと良くないですね。
94分にもGKと1対1になった浅野がシュートをGKに当ててしまい追加点ならず。やっぱりまだ浅野は良くない。
95分にはカウンターから三笘がボレーも合わず。続けて絶好機を逃したのはよろしくない。
99分にも三笘が完全に抜け出しましたがシュートではなく折り返し、結局ゴールにはつなげられず。
試合は結局3-1で終了。アディショナルタイムで追加点はもっと取れたはずですし、そもそもの失点も防げたはずのものでした。まだこの辺は課題が残っているチーム状況でしょうか。
しかし本当に毎熊は良いですね。今年の夏には確実にセレッソから欧州入りでしょう。ガンバサポーターとしては何故この冬に移籍しなかったのかと言いたいくらいですが。
浅野が1点でも決めてくれていたら最後の板倉の無理もなくて済んだかも知れませんが、ともかく板倉の足の状況が悪くないことを祈りたいです。
三笘がドリブルのキレはいつも通りなので、次戦はさらに期待できるでしょう。
次の相手はイランかシリアですが、イランでしょうね。波乱が起きている大会とはいえ、結局このラウンド16はほぼ順当な試合結果ですし。
コメントを残す