○○オタク(ヲタク)という言葉は、現代日本社会において膾炙された言葉になりました。気軽に誰でも使います。知っていても口にしないレベルではなく、普通に自分が××が好きなことを「××オタク」と言う時代です。
アラフィフのオッサンにしてみたら、80年代後半から90年代初頭にかけての、一般社会的にはヲタクが気持ち悪い存在だという認識があった頃を知っている身として、隔世の感を覚えます。
芸能人を始めとする著名人も、こぞってと言って良いくらい、自分が何のオタクか、自分が何が特別好きか、誰を応援しているか、誰推しか、を公言しています。
そういった個人的趣味嗜好をアピールすることで、その関係する仕事を得て収入につなげている人もたくさんいます。そういう直接的な狙いもあるでしょうし、その「スキ」によって、その趣味嗜好と同じや近しい一般人が自分のファンになってくれる、自分に興味を持ってくれるという打算もあるはずです。むしろ、それは打算と言うよりは、同じ趣味を持っている人と近くなりたい、という純粋な気持ちかも知れません。多分大半は本当に自分の「スキ」を気ままに表現しているのでしょう。
思えば、昔の芸能人はそういう個人的な趣味嗜好、プライベートな部分はあまり表に出しませんでした。もちろん例外はありますが。
昭和の名俳優、高倉健はそういった個人の趣味嗜好どころか、プライベートなところを全く見せないことでも有名でしたね。時代が変われば変わるもんです。昨今は、芸能人が好むと好まざるとに関わらず、プライベート全開になってしまっているのは、ある意味可哀想な気もしますが。
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