2008年のリーマンショックが、不動産のサブプライムローンの破綻をキッカケに起きたことは誰もが知ることで、誰もが記憶していることだと思います。
しかし、最近のアメリカでは、自動車を信用力の低い個人に対して売るためのサブプライムローン会社が破綻したことが話題になっています。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-10-10/T3X25ZGPFI0Y00
不動産に比べたら桁が一つ小さな自動車ですが、逆にその分だけ多くの人がこのローンを利用しているでしょうし、家を買わないと生活できない人よりも車を買わないと生活できない人のほうが、車社会のアメリカでは多い気がします。
まあ、有名大学・大学院を出てMBAを取っている人を大量に雇っている金融会社や機関投資家が、まだパニックにはなっていないのですから、かつてのリーマン・ショックほどの事態には陥らないのでしょう。
とはいえ、そのMBAを取得している人を大量に雇っている投資会社が、今も昔も平気でサブプライムローン会社に投資して失敗しているのですから、あまり気休めにはならないかも知れませんが。
アメリカとは違い、日本では不動産でも自動車でもこんなサブプライムローンはないですけれど、あえて当てはめるとすると、しばらく前から各自動車メーカーや販売会社がやっている残価設定型自動車ローンが近いでしょうか? アレは決まった期間経過後に利用者が残価払って買い取るか、車を戻して残債ゼロにするかの二択です。前述のリンク先にあるアメリカのサブプライムローンでは、支払いが一定以上滞れば強制的に車を差し押さえ、また別の人に車を売る(そこでもサブプライムローンをかける)ので、違うと言えば違います。ただ、ローンを低率にして中古車として再販することを前提にしているか、ローンを完済する確率が低い分だけ利率を高くしているかの違いですかね。
ともあれ、アメリカ社会がサブプライムローンから離れられないのは、低収入の人が多いイコール貧富の差が激しいのと、その低収入の人が移民としてやってきて増え続けていることがあるのでしょう。なんだかんだいっても移民あってのアメリカ社会ですし。
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