太陽の塔、いのちの塔、そして大屋根リングというレガシー

大阪万博が先日、10月13日に閉幕しました。関係各所はまだ終わりではなくて、撤去作業やら残務処理やら報告書やらなんやかんやと大変でしょうけれど、大屋根リングをどれだけ残すか、という話もあります。

建てる前や開幕前には、ただひたすら金の無駄であり危険で何の価値もないといった感じでボロクソに言われていましたが、開幕後は概ね好意的な感想ばかりが目立ち、しまいには全面保存を要求する人たちもいっぱいいるくらいになりました。

とはいえ、実際には一部保存、それも大阪府と大阪市の意向の通りにはなるかと思います。なんせ維持費・修繕費の問題がある以上、それらの費用を払うところが決めるべきでしょう。

それでも一部は残ります。あの高さと大きさを実感できるのなら、一部保存でも十分だと思うのですけれどね。全面保存だと跡地利用にも制限がかかりますし。

1970年の大阪万博では、広大な公園とその中心部に太陽の塔が残されました。跡地にもかつてのガンバ大阪の本拠地だった万博記念公園陸上競技場が建ち、国立民族学博物館も設置されました。エキスポランドは悲しい事故があり最終的には閉園したものの、そのさらに跡地にららぽーとエキスポシティが営業しています。

1990年に鶴見緑地で開かれた国際花と緑の博覧会、通称花博は特別博でしたがバブル景気の名残もあって大盛況でしたが、いのちの塔が残されました。ただ、今は入ることは出来ません。それ以外の施設も一部残されています。

そしてこの2025年の大阪・関西万博では大屋根リングの一部が残ることになります。

太陽の塔は一時期、老朽化や維持費の関係から解体の動きもありましたが、結果的には今も残っていて、夜にライトアップされたりプロジェクションマッピングがあったり、たまに内部に入るイベントをやったりとまだまだ健在です。

一方、いのちの塔は十数年前に展望塔としては休止されました。その後、撤去の報道があったりと今後の見通しは不明です。

今回の万博で残される大屋根リングがどちらの方向に向かうのか。

IR・カジノで大揉めになったらそれどころではなくなるかも知れませんけれどね。

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