私が勝手に考えた根拠のない話を書きます。
今年のノーベル賞でも日本人受賞者が出て、誠に喜ばしいことでしたが、少しメディアで話題になったのが、日本人ノーベル賞受賞者の大半が地方公立高校出身だということです。
https://kids.gakken.co.jp/parents/education/edua_251104/
研究成果がノーベル賞に反映されるまで数十年かかることを考えると、受賞者が高校時代を過ごしたのは日本の高度経済成長期あたりになるわけで、今のような有名私立高校(及び都立高校)が東大京大に多数送り込む状態になる前のことですから、当たり前といえば当たり前です。
ただ、一つ自分なりに別の理由も思いついたのですが、そもそも有名進学校が東大京大などのトップクラスに多くの生徒を送り込める理由は、もともと学業に優れた生徒がやってくることもありますし、トップクラスに行こうとする意欲がある生徒が来るという面もあるでしょう。
一般的に、超難関校の先生は教え方も上手、と思われがちかもしれませんが、灘高出身の人に聞いたことがあるのは、灘高でも先生の教え方が特別上手なわけではない、というか下手だったから自分で勉強していた、と言っていました。灘高に通っているような人だからこそ言えることなのかも知れませんが、単一科目を教えることだけに特化している予備校講師の方が指導力があるというケースもありうるのでしょう。
超難関校の一番のメリット(場合によってはデメリット)なのは、同級生のレベルも非常に高く、切磋琢磨出来る環境、周りのプレッシャーがある環境があることかもしれません。人は環境に順応する生き物です。先輩も同級生もトップクラスの大学に進学していく環境では、自然と自分も目指すようになるはずです。
逆に、ノーベル賞受賞者を輩出するような地方トップの公立高校では、そこまで強いプレッシャーはありません。なんなら、その地方にある旧帝大や国立大に入ればOK、御の字、十分だという環境です。自分一人が特出している環境では、さらにそこから上を目指し続けるというのは難しいものです。
そんな環境から東大や京大に進んで研究者になるには、周りに左右されず自分のやりたいこと、やるべきことを貫き通すメンタルが必要でしょう。そしてそのメンタルは研究者になってからも、誰かの後追いの研究ではなく、ノーベル賞を取りうる研究をやり続けるメンタルにつながっているのではないでしょうか。
すっごく適当な因果関係ですけれど、これを否定するには超難関私立高校出身のノーベル賞受賞者が連続して出てくるようになる必要があるでしょう。結構まともな理由じゃないですかね。
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