待ちに待った、という感じもありつつ、当然やろ、とも言いたくなるようなニュースがガンバ大阪から昨日リリースされました。
満田 誠選手 サンフレッチェ広島より完全移籍加入のお知らせ
https://www.gamba-osaka.net/news/index/c/0/no/19520/
リーグ4位と躍進した昨年でしたが、シーズンオフにFW坂本が欧州に移籍したのはしゃーないにしても、キャンプに入ったところでボランチのダワンが北京に移籍し、補充もままならずに開幕したところで、昨年活躍したY選手がアレなことで試合に出られなくなり移籍、しかも開幕戦の大阪ダービーで歴史的大敗を喫し、2月のガンバは危機的な状況にありました。
そんな中、2月27日にサンフレッチェ広島から満田誠選手の期限付き移籍が発表されました。広島サポーターにとっても思い入れのある選手のようで、結構な話題となりました。
しかし、最初の東京V戦で鮮烈なガンバデビューを果たした後はガンバサポーターの心を鷲掴みにして、ガンバの前線と中盤にダイナミズムと勢いを与えました。
ボランチが足りないチーム状況のため、ボランチ起用されることも多く、夏にはネタ・ラヴィまで移籍してしまい、安部を獲得してコンビを組むとチームが安定。後半に順位を上げる原動力となりました。
美藤の成長もあって来季は前線での起用が増えるでしょうけれど、スクランブルでボランチもこなせる彼の存在はガンバにとって非常に大きなものになっています。
それを象徴するのが、ガンバ大阪での事実上のシーズンMVPである「日刊スポーツ黄金の脚」賞を、シーズン中の期限付き移籍選手として受賞することになりました。異例中の異例ですけれど、最終節後のセレモニーで発表されたときには、満場一致でした。ゴールは2得点と少ないながらも、移籍後の35試合全試合出場という結果は、如何に欠かせない存在であるかを象徴しています。
苦しいときに来てくれて活躍した選手というのは、サポーターにとっても思い入れが強くなります。今年でサヨナラが決まったファン・アラーノ選手も、2022年の片野坂体制が苦しむ中に鹿島から来て、献身的なプレーでチームをギリギリでの残留に導きました。
この2022年は新型コロナ陽性者が多く出たためにトップの選手が不足して試合もままならず、ユース所属だったFWの南野遥海、MF桒原陸人を急遽出場させざるを得ないこともありました。そんなこともあって、この2名にも感謝しましたし、南野の昇格は嬉しかったものの、桒原が昇格しなかったことについては、若干の憤りも覚えました。今は明治大で頑張っているようですが。
昔話になりますが、2012年の佐藤晃大選手も忘れられません。この年は10年続いた西野体制からセホーン・ロペス体制になってチームが崩壊し、松波監督の下でずっと残留争いでした。
徳島から移籍してきた佐藤は、夏に家長・レアンドロが復帰するまで前線でまさに孤軍奮闘の活躍をし、同年度の黄金の脚賞を受賞しましたが、10月に大怪我を負ったのが残念でした。2014年の伝説の浦和戦決勝ゴールとか、大阪ダービーでのゴールなんかは未だに覚えています。
苦境の中で来てくれた選手、活躍してくれた選手というのは、サポーターはずっと覚えているものです。来年以降のガンバには苦境になってほしくはないですが、思い入れのある選手は今後も出てくるでしょうね。
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