改めていうようなことではないかも知れませんが、年老いた親と一緒に移動すると、お年寄りにとって階段の上り下りが大変なことに気付きます。
上るときも大変ですが下りるときは足、特に膝に負担がかかるため、かなり慎重な動きになります。
そのため、上りはともかく下り階段は必ず手すりを持つことになりますが、人が多い駅などでは当然ながら階段にも人が多く、手すりを使わないのに手すり側を歩いている人がほとんどです。そもそも人が多いと手すりがある壁側に行くのもお年寄りにとっては大変です。
これはお年寄りに限った話ではなく、妊婦の方や身体の不自由な方にとっても同様だと思います。
もちろん、健常者、若い人にとってもすごく疲れているときなどは手すりを持って上り下りすることもあるでしょうし、それ自体は否定しません。無理してふらついて階段を転げ落ちたりしたら大変です。本人だけでなく、階段での転倒は周囲の人にも被害を及ぼしかねません。
そうではなく、手すりをつかまないといけないほど疲労しているわけではないのに、手すり・壁側を通ることによって、手すりが必要な人が使いづらいということが気になります。
じゃあエレベーターやエスカレーターを使えばいいじゃないか、という反論が聞こえてきそうですが、エレベーターは駅でいうとプラットフォームの端にあることも多く、ビルでも目立つところにない場合も多いです。大きな交差点にある地下鉄の駅で全ての角にエレベーターがあるケースは非常に稀でしょう。
エスカレーターにしても、歩くスピードが遅くて俊敏な動きが出来ないお年寄りにとっては結構怖い存在です。エスカレーターに乗るときには、足を乗せたらすぐに次の足を前に進めないと転んでしまいます。下りるときもベルトのスピードに合わせて下りた足とは逆の足をすぐに前に伸ばさないと後ろが使えてしまいます。ある程度年を取った人にとってはエスカレーターも使いづらい乗り物なのです。
こういったことは元気な内に一人で気付くことはあまりないでしょうけれど、とりあえず駅などでの階段では手すり側ではなく、真ん中の何も無いところを歩くように心がけています。
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