<プレーオフ・入替戦に臨むクラブ>
鹿島アントラーズの優勝が決まったJ1リーグは昨日、全日程を終了しましたが、J2とJ3の一部のクラブは、ここから最大2試合、天国と地獄の間で揺れ動きます。
J2の3位〜6位が争うJ1昇格プレーオフと、J3の3位〜6位が争うJ2昇格プレーオフ、そしてJ3の20位とJFLの2位が争うJ3・JFL入替戦が、12月7日・13日・14日に開催されます。
本日は昇格プレーオフの準決勝が合計4試合、そして入替戦第1戦が行われます。
J2
3位:ジェフユナイテッド千葉
序盤に首位を独走しながら最終的には3位となりました。今年こそという決意が長く続いてきましたがどうなるか。元ガンバの呉屋、米倉、杉山もいます。
4位:徳島ヴォルティス
静かに徐々に順位を上げてきた印象。唯一の四国J1クラブに返り咲けるか。
5位:ジュビロ磐田
最終節で一気に滑り込んできました。ラスト3試合、終了間際の得点で勝点をもぎ取ってきた勢いを活かせるか。
6位:RB大宮アルディージャ
レッドブルマネーでJ3から2年で一気にJ1まで上がれるか。終盤の失速で6位になったのでリバウンドメンタリティーは必須です。
J3
3位:FC大阪
ホームスタジアムの件が社会問題になっている中、まさかの昇格プレーオフ鳥取開催。色々問題あるなあ・・・。元ガンバの人もいないしどうでも良いや。トレーナーの岩城さんは元ガンバですけれど。
4位:テゲバジャーロ宮崎
大熊弟さんがいつの間にか監督になってた。去年からなのね。プレーオフでの隣県対決は熱い。
5位:鹿児島ユナイテッド
こちらも知らん間に相馬さんが監督になってた。GM兼務なんすね。プレーオフでの隣県対決は熱い。
6位:ツエーゲン金沢
元ガンバのパトリックと塚元がいます。パトは金沢デビューした春は好調だったものの、その後夏まで無得点でしたが、最近持ち直してますね。
20位:アスルクラロ沼津
過去2年は良かったゴン中山監督も今年は苦しみ、鈴木秀人に監督交代しても上向かずに最下位。JFLで優勝したのがHondaFCだったため、最下位でも自動降格ではなくなったラストチャンスを活かせるか。
JFL
2位:レイラック滋賀
京都サンガで活躍した角田監督、J経験のあるロメロ・フランクや櫛引、人見を擁してついにJ入り目前まで来ました。JFL優勝を目前にして2位に落ちたところからリカバリできるか。
<ネット観戦計画>
例によって開催時間が重なりますので、観戦計画が必要となります。
13時〜
千葉対大宮:DAZN(本アカ)→メインPC
徳島対磐田:DAZN(本アカ)→サブPC
滋賀対沼津:DAZN(無料アカ)→タブレット
14時〜
FC大阪対金沢(Lemino)→2ndスマホ
15時〜
宮崎対鹿児島(Lemino)→1stスマホ
15時の試合は入れ替わりでDAZNでも見られそうですが、怪我人やVARチェックで試合が長引くと重なりそうなので、最初はスマホでLeminoを使うことにします。
<各試合経過・結果>
千葉対大宮
前半最初から、千葉が相手DFラインの裏へのボールでペースを握り、14分にはCKのこぼれ球から決定機を迎えるも大宮GKがセーブ。
大宮は20分、ショートCKから入れたクロスを頭で折り返して最後も頭で泉が押し込んで先制。オフサイドギリギリというか、結構怪しい感じでしたが、長いVARチェックの末、ゴールが認められました。押されていた下位の大宮が先制したことで、千葉がいきなり追い詰められます。
31分に大宮のミスからビッグチャンスを得るも千葉は決め切れず。
32分、今度は大宮。中央から関口が放ったミドルシュートを相手に当たりながらも決まり、早くも0-2と千葉がさらに苦しくなり、このスコアのまま前半終了。
後がない千葉でしたが、後半最初のゴールも大宮。48分にショートCKをつないでから、アルトゥールシルバのミドルが2点目同様に千葉の選手に当たって決まり、千葉としては絶望の0-3というスコアになりました。
それでも71分、千葉がカルリーニョスジュニオのゴールで1点を返して1-3と追いすがります。
さらに77分、追加点をスローインからの流れでエドゥアルドが決めて、2-3と試合の行方が分からなくなってきました。
83分、相手DFライン裏に抜け出した姫野がループシュートを決め、13分間であっという間の3-3となりました。。同点で終われば千葉の勝ち上がりです。
一気に追い込まれた大宮はゴールを決めなければなりません。
しかし、87分のゴールは千葉に生まれました。CKから完全にフリーで河野が合わせて4-3。かつての奇跡の残留の試合を思い起こさせるような大逆転劇を見せています。
2点取らねばならない大宮は総攻撃を続けますが、7分のアディショナルタイムを終えて勝ったのはジェフ千葉。
最初の4分の3は完璧だった大宮が、ラスト4分の1でひっくり返されて敗北という信じられない負け方だったでしょう。
千葉はこの奇跡の勝利でプレーオフ決勝に挑みます。
徳島対磐田
両チーム攻めあぐねる感じが続いていましたが、25分に磐田がワンチャンスを決めて先制。下位の磐田が先制したため面白くなってきました。前半は0-1で終了。
後半も磐田リードのまま時間が経過していきましたが、82分、右からのクロスをトニーアンデルソンが頭で決めて、徳島が1-1の同点に追いつき、息を吹き返します。
対する磐田は大ピンチに陥り、今度は磐田が猛攻を仕掛ける立場に変わります。
8分のアディショナルタイムにさらに追加された時間の中、磐田は最後のフリーキックで川島も上がってきましたが、決められず。
1-1の引き分けに終わったため4位の徳島がプレーオフ決勝に勝ち上がりとなりました。
滋賀対沼津
入替戦第1戦は滋賀のホームである彦根で行われました。両チームともに直近は連敗と調子を落としています。
前半開始直後の3分、滋賀が右CKのこぼれ球を豪快に蹴り込んで早くもホームチームが先制します。
その後も滋賀が押していましたが、13分に沼津がロングボールを落として上がってきた選手がシュート、というお手本のような攻撃で同点弾を決めて試合を振り出しに戻します。
23分、またも滋賀が右CKからロメロ・フランクが頭で完璧に合わせて勝ち越し。
40分にも滋賀のシュートがバーに当たって惜しくもゴールならずという場面があり、沼津は内容的にも厳しい状況のまま、前半終了。
後半、元代表のベテラン川又が入り、それが実を結んだのが74分。左からのクロスに頭で合わせて2-2の同点に再び追いつきます。
81分、滋賀がシュートのこぼれ球からゴールを決めて三度勝ち越します。試合はこのまま終了し、第1戦はホームチームの勝利に終わりました。
ただ、第2戦は沼津のホームで行われます。180分間の試合の前半が終わっただけです。
FC大阪対金沢
FC大阪がホームスタジアムの確保を出来ず、鳥取のバードスタジアムでの開催となりました。こういう場合はペナルティとして下位チームのホーム開催で良いと思うんですけどね。
配信の解説は何故かハッシー、橋本英郎がやっていました。
自力で勝る大阪ですが、決定機は金沢の方が多く、前線のパトリックめがけてのクロスだけでも脅威を作り出せます。
前半は金沢が押し気味ながらもスコアレスで終了。
後半もパトリックを中心に何度もチャンスを作るも決められず、逆に60分に大阪がクロスの折返しを頭で決めて先制に成功。
82分、ドロップボールと勘違いした大阪のGKのファウルでエリア内での間接フリーキックになりましたが、主審のジャッジも怪しく、解説のハッシーが苦言を呈していました。
結局金沢は追撃叶わず試合終了。FC大阪が鳥取の地で勝利を収めてプレーオフ決勝に進出しました。
宮崎対鹿児島
隣県対決プレーオフとなった試合は、宮崎が12分にカウンターで見事なスルーパスからのシュートも相手GKに防がれます。
46分、鹿児島がクリアしようとしたボールに詰めたことで跳ね返りが絶妙なコースに飛んでゴールイン。意外な形で宮崎が先制します。前半はこの直後に終了。
後半は鹿児島が選手交代で攻勢を強めましたが、63分に左からのクロスをファーで頭で合わせて宮崎が追加点をゲット。これで2-0となり鹿児島は3ゴールが必要になりました。
鹿児島はチャンスを作れど決められず、2-0のまま試合終了。宮崎の勝利となりました。
<来週の展望>
J1昇格プレーオフ
3位千葉と4位徳島の対決という、順位的には順当な決勝になりましたが、両チームとも地獄から生還した勝ち上がりでした。
何が起こるか分からない。
いわゆる、”This is football.”というべき準決勝の後に、どのようなドラマが待っているか。
J2昇格プレーオフ
こちらも3位FC大阪、4位宮崎の決勝となりましたが、準決勝2試合共にドラマチックな展開はない勝ち上がりとなりました。
FC大阪が上位のため、ホーム開催となりますけれど、スタジアム問題がなあ・・・。当該サポーター以外の他サポで、このプレーオフにおいてFC大阪を応援する人ってどれくらいいるんでしょうね。
J3・JFL入替戦
取っては取られの繰り返しの末、3-2のスコアで滋賀の勝利に終わった第1戦でしたが、第2戦は沼津ホームで行われます。背水の陣となるホームチームの勢いを滋賀は止めたい。沼津は負けたものの1点差での敗戦でしたのでホームで勝てば最低でも延長戦につなげられます。
J1リーグが優勝争いでも残留争いでもさしてドラマチックな展開が無かったシーズンでしたが、J2とJ3では色々とありますね。13日・14日の試合にも期待しています。
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