私は元々ゴルフを一度もやったことがなく、しようともあまり思わないのですが、亡くなった父は元気なときは仕事関係の人とよく行っていました。父がゴルフそのものが好きだったかどうかはもはや分かりませんが、一緒に行っていた人が言うには、ろくに練習しないのに結構上手だったらしいです。
そんなゴルフも今は楽しむ人が減っていって、バブル期の頃と比べるとかなり衰退していっていると言われています。
バブル期に出来た会員権目当てのゴルフ場が潰れるのはしょうがないというか当たり前ではありますが、それ以前にも存在していたところや、スポーツとして純粋に楽しめるような場所が減っていくのはゴルフが好きな人にとっては残念なことでしょう。
ゴルフが廃れた理由としてよく言われるのが、
・金銭的余裕が無くなった
・時間的余裕が無くなった
・趣味やスポーツが多様化した
・自動車が必須なこと
・接待ゴルフが嫌
・休日に早朝から移動しないといけない
・会社の付き合い自体が嫌
といったものが少し検索するだけで出てくるのですが、気になるのがそもそものゴルフのスポーツとしての魅力云々ということが全く触れられていないことです。
ゴルフを出世やコミュニケーションの道具として利用している人は今も昔もいるのでしょうけれど、それはそれでゴルフをスポーツとして楽しんでいる人からすれば本意なことではないでしょう。
ゴルフは対戦相手やボールとの身体的接触がありません。それでいて誰かと競うというメジャースポーツの中では稀な特性を持っています。またゴルフは自分でスコアを付けますしプレー中でも不正をするかどうかは自分次第、という面があります。
ゴルフは自分との戦い、という人もいます。自分のスコアだけで過去の自分と戦うことが出来るのですから、まさにその言葉通りです。自分がミスしても相手がそれ以上にミスをすれば勝つことが出来るのはどんなスポーツでも同じですが、過去の自分はそれ以上にミスをしません。今の自分が過去の自分を超えるのは努力と自己管理しかないわけです。
他人と戦うとは限らず自己管理が重要、ということがゴルフの特徴とするなら、現代人は自己管理しなくなったのか、というわけでもないでしょう。その自己管理・自己抑制の一環で体を動かしたい人は、ゴルフではなくトレーニングジムに行っているのではないでしょうか?
たいていの大きな駅のそばには小さめのジムが出来ていますし、24時間空いている業態のところもあります。まずほとんどのところが月極めでの料金体系ですので必要な費用の上限が決まります。
前述のゴルフが廃れた理由のほとんどを覆せることになります。
・金銭的余裕が無くなった → 上限が決まっている
・時間的余裕が無くなった → いつでも行ける
・自動車が必須なこと → 交通至便なところにある
・接待ゴルフが嫌 → 一人でトレーニング出来る
・休日に早朝から移動しないといけない → いつでも行ける&交通至便なところにある
・会社の付き合い自体が嫌 → 一人でトレーニング出来る
こう書くと、ゴルフに未来がないかのごとくになってしまいますが、さすがにある程度のゴルフ場は残るでしょう。本当の意味でのゴルフファンがいるはずですし、バブル期に日本中の山という山を切り開いて出来た過剰なゴルフ場が整理されて、必要な分だけが残るのではないでしょうか。
その代わり、街中に過剰なトレーニングジムが出来ていくのかも知れませんが・・・。
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