Jリーグはあらゆる手段で協調して生き残るべき

Jリーグが3月18日以降の試合開催についても延期することが基本的に決まりました。正式にはまだだそうですが、あくまで手続きだけのことでしょう。

3月18日の公式戦再開延期を全クラブと合意
https://www.jleague.jp/news/article/16816/

Jリーグに関わる誰だって試合は開催してほしいでしょうし、今回の決定は残念なことですが、やむを得ないことだと誰もが表明していることはまだ救いがあります。困難には協調して臨まなければなりません。

今回の新型コロナウイルスの影響でクラブが潰れることがあってはなりませんし、そうならないように最大限の配慮をしてほしいと思っています。

資金力のあるクラブはそれなりに耐えられるかも知れませんが、そうでないクラブ、自転車操業的な経営状態のクラブもあるかも知れません。いつまでも延期というのも試合消化の関係上は出来ないでしょうし、無観客試合での公式戦開催も本格的に覚悟すべきでしょう。

実際に無観客試合がこのような理由で行われたときに、ウイルス感染の終息後に有料・観客ありの通常の試合が行われたときとで、クラブ間に収入の格差が出来てしまいます。無観客試合もやむを得ないが、ホーム・アウェイで収入の有利不利がないように入場料収入の配分ということも考えざるをえないですよね。半々にするのか、6:4にするのか、差額をJリーグが出すのか、色々やり方はあると思います。

むしろタイミング的にDAZNでの巨額の放映権料があるのも一つの助けとなるでしょう。それこそも、こういうときに分かち合うべきです。

優勝や順位での賞金などやメディア露出に応じた傾斜配分・加重配分される分配金も加重の度合いを減らして、均等な部分を増やした方がいいでしょう。予算総額が少ないクラブの生き残る確率が高くなります。賞金の変更については、一年分で無理なら今後の数年分も先取りしてもいいかも知れません。

今回の問題で、経済も急速に落ち込みます。クラブにお金を出すスポンサーからの入金も予定通りに入らないところも出てくるはずです。そういったことによってクラブが経営危機に陥りそうな場合、Jリーグの安定開催基金を利用した場合でもペナルティを無くすといった弾力的な運用や、規約上可能ならクラブが銀行から借りる融資の一部保証をリーグが行うということもありかも知れません。

選手の報酬についても考慮が必要となってきます。収入が急速に落ち込んだクラブによっては選手の報酬全額を予定通りに支払えないかも知れません。その場合は一部の支払猶予・延期ということにならざるを得なくなってしまいますが、一部猶予する金額について、選手全員に同じパーセンテージを適用するのではなく、定額部分を決めて支払えるようにすべきです。それは上記のクラブへの分配金と同様です。

例えば、年俸1億円の選手と1,000万円の選手とが、一律に50%支払い延期となると後者の生活が厳しくなります。1,000万円までは必ず支払い、それ以上の金額にのみパーセンテージを決めるなどの配慮が必要です。支払が厳しくなるのは選手年俸だけではなく、選手以外の従業員なども同様でしょう。クラブスタッフの人件費も含めて、月給20万のスタッフと、月換算の報酬が1,000万円の選手とを一律に按分するのも難しいです。そもそもの収入の少ないスタッフが生活難に陥らないようにすべきであり、この点は選手会や高額年俸の選手達にも理解してもらわないといけません。

また、いずれはどこかのクラブでスタッフや選手に新型コロナウイルスの感染者が出てくるでしょう。その際に必要な実施措置なども出来ればリーグが決めてしまい、消毒などの費用もリーグがある程度負担すべきです。それこそ、試合を安定的に開催するために必要なことでしょう。

試合再開については、これは相当な妄想論ですが、観客数の少ない試合でテストケースとして実行してもいいかも知れません。例えば、J3のU23の試合は客数が少ないです。ガンバ大阪U23で言えばほとんどの試合で1,000人も入りません。メインスタンド下層のみ開放していてもガラガラなくらいです。これを、メインスタンドだけではなく、バックスタンドや両ゴール裏も開放して、観客に密集しないようにしてもらえれば、試合観戦中のウイルス感染の確率は相当に減らせるはずです。いっそのこと、ガンバ大阪・セレッソ大阪・FC東京のU23同士の公式戦をこのようなテストで試してみるのもありではないでしょうか。少なくとも私は納得するし賛成します。

こういった様々な対抗策は、公平とか平等とか個々の努力とか権利とかといった観点から見れば問題はあるかも知れませんが、何が一番大切か、重要か、という見方を一番上に置いて考えるべきだと思います。

リーグ・クラブ・選手・サポーターが苦しみは分かち合うべきです。

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