北海道開発の可能性

日本は土地が狭く、大半が山地で平野部が少ないため、これから新規で大規模開発できるような場所はない、と思いがちです。しかし、それはおそらく本州に住んでいる人間の意見であって、北海道に在住あるいは縁がある人はそうでもないでしょう。

北海道には今なお広大かつ人口密度の低い平野部が存在します。

日本が国家として北海道の大地を手に入れたのは明治時代になってからですが、同じ平地であっても本州の平地とは人口密度には大きな開きがあります。大自然を破壊しろとは言うつもりはありませんが、自然と共存できるような居住地・農地や開発用地としての利用であれば、本州の山を削るよりは自然への影響は少ないでしょう。

そもそも日本の人口が今後は減少の一途をたどるので、無理して北海道を開発する必要がないという考えもあるでしょうけれど、今後の地球温暖化に歯止めがかからず、気温がひたすら上がっていくのであれば、日本全体で見て南の地域での居住が不可能になる可能性もあり得ます。

温暖化で住みづらくなる地域は世界全体で見ても膨大な面積になるはずですが、日本列島は南北に長いことがその点では有利になるかも知れません。寒くて多くの人が住むのが難しかった地域が、温暖化によってかえって住みやすい気候になるのであれば、高緯度地域への移住が進むでしょう。

北海道自体がそもそも広大な面積を有していて、北海道の東西の幅は東京大阪間の距離に匹敵します。北海道新幹線はようやく函館までつながったところで、札幌までの延伸でも時間がかかっているレベルですが、本格的に北海道に大量の人口が流れ込んだら北海道内新幹線もあり得ないとは思いません。

第二青函トンネルの構想もまだ政府レベルではありませんが、私案レベルでは存在しています。本当にどうなるかはともかく、今の青函トンネルが本格的に構想されたのは洞爺丸事故からです。そのような悲劇や災害をキッカケになってほしくはありませんが、必要性が誰の目にも明らかになれば、第二青函トンネルにしろ北海道内新幹線にしろ求められるでしょう。

あまりに北海道が豊かに開発されてしまうと、そこに一番近い国の皇帝っぽい独裁者が狙ってくるかも知れませんが、それくらい温暖化が進んでいれば、サハリン・千島列島・アリューシャン列島・シベリアなども開発しやすくなっているはずですので、軍事力の行使によって強奪するよりも、北海道を抱える日本と上手くやって、極東地域の全体的な開発を進めた方が得策だ、と思わせるようになればいいんですが。

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