平繁無忙の何でも書くブログ

  • バブル景気と崩壊による経済的ボラティリティの高まり

    2021年のアメリカ経済は、ビットコインなど暗号資産の高騰、特別買収目的会社(SPAC)の流行、Redditによるゲームストップ株の仕掛け、そしてアルケゴスの破綻というジェットコースターのような四半期で始まりました。グリーンシル・キャピタルの破綻もありましたが、こちらはイギリスなので機関投資家や大手金融機関以外はアメリカ人には関係ないでしょう。

    冷戦崩壊後、経済のグローバル化がひたすら進んだ上に、経済発展と合わせて世界に流れるマネーもひたすら増え続けてきました。国家の総数はそう増えないのですから、一国の市場に流れ込むマネーも増え続けるわけですから、どこの国もGDPは上昇しています。日本はこの30年で大して伸びませんでしたが、先進国と途上国の大半で規模も大きくなり、さらにレバレッジと信用創造でマネーは溢れ続けています。

    その行き先が過剰な投資になった結果、ドットコムバブルやサブプライムローンバブルに現れましたが、バブルが弾けてもまた新たなバブルが数年毎に発生します。

    好景気と不景気が入れ替わる景気循環は、歴史的に見て当たり前に存在するものです。景気の良いときに融資が増え、景気の悪いときに融資が減るのも当然です。

    通常のレベルの好景気不景気の入れ替わりであっても、失業や倒産もありますので喜んではいられないのですが、常軌を逸したバブルとその崩壊が繰り返されるようになると、機関投資家も政府も一般人もたまったものではありません。政府が金をばらまき、機関投資家も過剰で異常な投資をしているのですから、そこら辺は自業自得ではありますが、日頃慎ましい生活をしている一般人にはとばっちりです。

    世界に存在するマネーの量が増えた以上は、単純に上下の幅だって大きくなるでしょう。上下の揺れが大きくなったとしても、人間の生活に必要なマネーの金額の上下の幅が大きくなるわけでもありません。去年は年間400万で暮らして、今年は200万で暮らして、来年は1000万円で暮らす、という個人がいたら大変です。

    だからと言ってマネーの総量を減らしたらそれはそれで社会的悪影響が大きいでしょうから、結局このままでしょう。

    自然環境だって、なだらかな環境変化であれば人体にも社会にも影響は少ないですが、猛暑と酷寒が繰り返したら辛すぎます。

    https://hrsgmb.com/n/n26609fc3f8ff

    気候変動だって極端化、ボラティリティが高まると生物にとっては危険が大きいですが、経済変動でも同様です。極端化は不安定化を招き、経済的な上下変動によって貧富の格差が増大し、バブル景気とその崩壊を招き、さらにそれが貧富の格差を増大させていく未来になっていくのでしょうか。

    とりあえず、先日ビットコインを始めとする暗号資産が一気に値崩れしました。今は持ち直していますが、最高値に比べるとかなり落ちている一方で、年初来でみるとまだまだ高値です。これがバブル崩壊の始まりなのか、あるいは単なるノイズなのかは誰にも断言は出来ないはずですが、少なくとも乱高下が過ぎるとろくなことにはならないでしょう。

  • ルールチェンジャーの欧米、ゲームチェンジャーの東アジア

    バイデン大統領になってもアメリカと中国との経済戦争はすぐには収まりません。中国が軍事でも経済でもアメリカ一強の世界秩序に対して覇権をかけて挑んでいる以上は、誰が大統領でも中国の脅威を排除しようとするのは当然です。

    今の中国とアメリカの関係は、多少の違いはあれど1980年代の日本とアメリカのようです。あの頃の日本は「ジャパンアズナンバーワン」と称えられた日本式経営や政官財一体となっての経済発展をベースにして、アメリカの経済覇権に戦いを挑んでいました。

    結局その結果は誰もが知るとおり、プラザ合意で日本と西ドイツの協力を取り付けたアメリカが覇権を維持して、冷戦も勝利に終えて世界唯一の超大国となった一方で、日本はバブル景気とその崩壊を経て失われた10年・20年・30年を過ごしています。西ドイツはEUとユーロによって巨大市場と廉価な労働力を得たおかげもあって低迷していませんが、アメリカとの差が大きく開いたことには変わりません。

    いざ尋常に勝負!という経済戦争なんか存在しない以上、手段を選ばず戦って勝ったのがアメリカということですが、ゲームで不利になったらルールを変えることで有利を維持するメンタリティが西欧には特有のものなのかも知れません。

    さらに時代をさかのぼると、先行していたイギリス・フランスを、19世紀後半に相次いで近代国家化して猛烈に追い上げた日本・ドイツが世界の覇権をかけて挑むと、英仏はアメリカを巻き込んで軍縮によって現状の有利さを固定化しようと試みたり、国際連盟の枠組み(アメリカは抜けましたが)で新たな植民地獲得が出来ないようにしました。

    英米仏の覇権がそのままなら、追い上げてきた国々はそれ以上頭打ちになります。頭を抑えられたら横につながり、一緒になって既存秩序(既得権益層)を破壊しようとするでしょう。それが第二次世界大戦のキッカケというか構造的な理由です。

    植民地獲得と経済発展のゲームで、日独がゲームチェンジャーとして世界秩序を変えようとしてきたので、英米仏がルールチェンジャーになってゲームの仕組みを変えた格好です。

    80年代の日米経済摩擦で言えば、自動車や半導体産業で世界をリードしていたアメリカが、日本と西ドイツがゲームチェンジャーになってアメリカを打ち破ろうとし、それに対してアメリカがルールチェンジャーとしてゲームの仕組みを変えました。自動車生産をアメリカ本土の工場でさせるなんかは分かりやすい例です。

    今の中国を以前の日本と比べると嫌がる人もいるでしょうけれど、既存のルール内で極限までゲームを有利になるように持っていけるという点では同じです。

    そしてゲームが不利になるとルールを変えることが出来るという点では、この100年での西欧に共通する特徴です。ズルとも言えますが。

    規則を変えて有利になるルールチェンジャーになるのが欧米、やり方を変えて有利になるゲームチェンジャーになるのがアジアという構図です。

    自動車などの基幹産業を失いつつあるアメリカが、まさにその80年代にIT大国アメリカに導くコンピュータ産業を勃興させました。IT・インターネット産業で再び世界の覇権を揺るぎないものにしたアメリカに対して、2010年代・20年代になって中国がかつての日本のように経済戦争に持ち込んだ(あるいは持ち込まれた)のがまさに今です。

    ゲームチェンジャーのままだと中国はおそらく負けるでしょう。ルールチェンジャーになれるかどうかですが、アメリカがルールを変えるとしたらどの方向に行くでしょうかね。ハードウェアに依存せず、イノベーションとイマジネーションで進化し続けるソフトウェア・クラウド・AIの時代に持っていけたら、やっぱりアメリカが勝つんでしょうね。

  • カナ入力とローマ字入力、訓令式とヘボン式

    2020年5月に富士通が親指シフトキーボードの販売を21年5月に終了するというニュースがありましたが、前倒しで終了していたそうです。

    https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1310461.html

    カナ入力ですらシェア的には怪しい状況ですが、さらに特化した親指シフト入力はもはや利用どころか認知度自体が相当減っていることでしょう。日本語そのものを入力するなら、カナ入力も親指シフト入力も優れています。なんせ打鍵数がローマ字入力よりも半分近いわけですから。

    しかし、日常にも溢れる英語・アルファベットを日本語の文章に混じらせる時や、あるいはプログラミング、ソースコード作成では結局アルファベットの配置も覚えないといけません。そうなると、キー配置を指で覚える数は圧倒的にローマ字入力が少なくなります。日本語入力も発達した日本語入力ソフト(IME)による予測変換によってかなり省力化出来ますので、カナ入力が今後も増えていくとは思えません。

    親指シフトに慣れた人、これでないと高速に入力出来ない人は、移動先で他人のパソコンを使うときなど大変でしょうね。自分にカスタマイズされたものを使うとパフォーマンスは最大限発揮できますが、カスタマイズされていない汎用品を使うときに著しく不便になる典型でしょう。

    ローマ字入力が優勢になったとしても今度は日本語JISキーボードと英語USキーボードの争いが待っています。学生の頃にUSキーボードを使ったことはありますが、今では長い間JISキーボードですね。世間一般でも日本で売られているキーボード・ノートパソコンはJIS配列が当たり前ですが、USキーボードはキー数が少なく、キートップの印字もスッキリしていることです。

    さらに言うと、JISキーボードは当然ながら日本人・日本語入力者しか買わないので世界市場的に見てメーカー側は不利になります。日本人の人口が減り続け、日本向けにカスタマイズされたキーボードをわざわざ作るデメリットが、日本人が好んで買ってくれるメリットを上回ると、JISキーボードがマイナーになって消滅する未来が待っているのでしょうね。

    そうは言っても絶望することもなく、日本語入力をローマ字で打つ人であれば、一部の特殊キーを除いてスムーズにUSキーボードでも使えるはずです。それはまさにローマ字で日本語を入力するからですが、ローマ字にはヘボン式と訓令式の二種類が存在します。

    パソコンを使う分には、日本語入力システム(IME)によってヘボン式でも訓令式でも違和感なく日本語に変換してくれますが、同じ出力結果であればキータッチ数は少ない方がもちろん良いです。親指シフトやカナ入力はまるっきり入力体系が異なるので少ない方が良いということにはなりませんでしたが、ローマ字入力であれば

    よりによって使用頻度の高い「サ行」にヘボン式の特徴がありますが、「し」を打つのに「shi」とするか「si」とするかで後者の方が断然楽になります。

    今の学校で教えられるのは基本的に訓令式だそうですが、自分が子どもの頃にはヘボン式も教えられたような気もします。結局、どっちも曖昧というか、なんとなくの使い分けをしてしまっていますが、本来、ヘボン式は外国人のためのものであって、日本語をローマ字で書いたときに発音が日本語の音に近付くようにしたものです。

    日本語を知らない外国人、主に英語話者が、「スィ」ではなく「シ」と発音するように作られたわけですが、逆に日本人が使う分には不便というか無理矢理感があります。

    それでも、日本人が日本語をローマ字で考えることはそもそもそんなに機会が無かったため、ヘボン式と訓令式の違いの問題は、学者や役人以外の一般人には重要な問題ではなかったのですが、20世紀終わりから誰もがキーボードを使ってローマ字入力する時代になると、ローマ字入力方式が混在していることになります。

    外国人観光客向けに駅名表示をヘボン式にするのは合理的でしょうけれど、全ての日本人がヘボン式を学ぶ必要性というのはあまり感じません。変換システムで必要なときにヘボン式に変換出来るようになっていればいいのではないですかね。

    日本人が福島=ふくしまを、FUKUSHIMAと書かずに、HUKUSIMAと書いたために、外国人から「フュクスィマ」と言われても、たいていの日本人は「福島」のことを言っているんだなと分かると思います。

    ヘボン式は歴史的意義を終えたとまで言うのは言いすぎかも知れませんが、ヘボン式ローマ字も一度廃止して、キーボード入力を前提とした日本語ローマ字表記を規格化したらどうでしょう?

    ゆとり教育は一気に導入して、批判を浴びたらあっさり撤回したのだから、いっぺんやってみても良いんじゃないでしょうか?

  • 2021年5月22日J1リーグ第15節FC東京対ガンバ大阪DAZN観戦の感想

    松波暫定監督となって2試合目。前の試合の時にも思いましたが、ここで最悪レベルに相性が悪い味スタでのFC東京戦というのは厳しいものです。

    先発には菅沼が入り、怪我明けの小野瀬が控えに戻ってきました。勝ち負けも問題ですが、攻撃も守備も回らなくなっている現状をどう修正出来ているかが一つのカギとなります。前節終盤に杉本のヒジが顔に入った昌子はフェイスガードをつけています。このチーム状況下でも日本代表に選ばれたというのは個人のパフォーマンスが優れているから証しですね。

    さて試合はキックオフ直後に菅沼が豪快に交わされて上げられたクロスをディエゴ・オリヴェイラに決められて50秒足らずで追う試合展開となりました。

    前節の浦和戦に引き続きというか、前節よりもさらに早い時間帯での失点となり、これでズルズル行くかと思いきや、意外とボール保持率も攻撃の手数も多く、東京ゴール前まで攻め込むシーンが続きます。

    長谷川監督のチームなのでリードして後ろが重めになるのは予想できますが、松波監督も準備の無かった浦和戦よりは色々シミュレーションしてきているのかも知れません。

    とはいえゴールの無いまま飲水タイムへ。

    ボールを持って外や中から最前線に入れても、最後のところでシュートまで行けません。藤春も小野瀬もいない状況で外からの単純なクロスは得点の匂いが全くしません。

    攻めるガンバ、守ってカウンターの東京という構図が続き、41分にはペレイラのシュートがありましたが波多野に防がれます。44分の宇佐美のミドルもバーの上。

    46分にセンターサークル近くから始めたドリブルから塚元がシュートを放つもこれも波多野が弾きます。

    結局1点ビハインドのまま前半終了。最初の失点さえ無ければ、といいたくなる内容でした。

    そうは言っても結局は得点出来ていませんし、相手のプレッシャーの少ない低い位置でのパスミス、コンビネーションミスがあるのが気に掛かりますし、懸案の右サイドのために菅沼CB、三浦SBとなりましたが、3バックは何が何でもあり得ないんですかね。この辺は新監督次第になるのでしょうか。

    さて、後半は選手交代無しで始まりました。

    またもや開始1分過ぎで左サイドからのクロスで崩され、ゴールギリギリのところで東口や守備陣が何とか防いで事なきを得ます。試合の入りがなあ・・・。

    その後は前半と同じような展開でしたが、やっぱりシュートが少ない。59分にペレイラと塚元に代えて小野瀬と一美が入ります。

    ボールを持っている時間があれど、東京は余裕を持って守れていますので、ある意味東京ペースであり、長谷川監督のチームらしい戦い方です。

    後半の飲水タイム後にウェリントン・シウバが倉田に代わって登場です。

    左サイドでのシウバのドリブルでの見せ場はありましたが得点には結びつかず、宇佐美・井手口を下げてパトリック・チョジェジンが投入されました。

    最後はずっとロングボール、ハイボールでのパワープレイになりましたがそれまで同様シュートはおろかチャンスすら作れず、そのまま試合終了となりました。

    前節の浦和戦と比べて失点数は減りましたが、それはガンバ側が良くなったというよりも、対戦相手のサッカーの違いによる方が大きいでしょう。ロドリゲス監督と長谷川監督の違いとも言えます。ただ単にFC東京がガンガン攻めてこなかっただけの話です。

    宮本監督解任の理由は、得点力不足とメンバーを固定できていないということがあったはずですが、得点力不足はともかくメンバー固定については一応は固めているっぽいです。内容が結果を伴わねば意味が無いのですが。

    監督交渉については、報道では元鹿島監督の大岩剛氏の名前が挙がっていましたが、チームの建て直しは時間がかかるようにも思えますし、ちょっと何かを整理したら上手く行きそうな気もします。ほぼメンバー変わらない状態で去年は2位だったのですし。

    次節は5月27日(木)の徳島ヴォルティス戦です。順位表的にも内容的にも今のガンバにとってはずっと上のチームです。今節は2位名古屋に引き分けました。ただ、暫定監督だろうと新しい監督だろうと、もうそろそろ勝ち点を積み重ねないと来年のことを考えざるを得なくなってしまいます。

  • ClubhouseはInstagramに如かず・・・その後は?

    Instagramのアカウントは数年前に作成しましたが、全然使っていません。自分が投稿する以前に、閲覧やフォロー数も全然だったので、一度はガッツリ使ってみようと思い、日本のフォロワー数トップ25と、日本以外のフォロワー数トップ25のインスタグラマーをフォローしてみました。

    もはやこの時点で5年くらい時代遅れですがそれは忘れましょう。少し前にもファミコンミニを数年遅れで購入したnoteを書きましたが、私の嗜好はこんな感じですね。

    最初は、日本50人、世界50人で合計100人(組織含む)でやろうと思いましたが、途中で面倒になってとりあえず半分だけフォローしようとすると、40個くらいのところでフォロー出来なくなりました。スパムなどの不正利用対策で、一日あたりの制限があるんですかね。翌日には残りもフォロー出来ましたが。

    さて、もはや人様に偉そうに伝えることではないのですが、Instagramの印象としては、広告と投稿が紛らわしいことでしょうか。人の目を引きやすい、バズりそうな投稿に、広告を上手く似せてあると言う方が正確かも知れません。フォロワーの最上位の人センスと、Instagram得意な人・企業のセンスが似ているのは当たり前と言えば当たり前です。一般人、普通の人の知人友人ばかりをフォローしていたらまた違った印象があるのかも知れません。

    手が込んだ広告なのでむしろ、大して興味の無いインスタグラマーの投稿よりも、広告ばかりをまとめて見たいくらいです。広告ブロッキングアプリの反対みたいな、SNSの広告だけ抜き出して見るサービスとか無いですかね。

    しかし、別に好きでもない人の写真を見ても、わー楽しい、とはなりませんね。

    Instagramもあくまで手段であって目的としてはいけないんでしょう。流行りものだから参加して、なおかつ楽しむことが出来る人もいるでしょうけれど、そもそも趣味自体が、自分が楽しむだけの趣味と、他人との関係を上手くやっていくための趣味の違いでもあります。同じ趣味でも、流行りの音楽を聴いて人との会話に役立てる人もいれば、自分が聴いている音楽のことを誰にも言わずに本当に一人だけで楽しむ人だっています。

    そもそもInstagramなどのSNSは、他人と関わるためのものですので、自分一人でSNSを楽しむという方が変人ですね。

    そういえば、今年1月か2月くらいでしたか、Clubhouseというウェブサービスが一気に日本で話題になって、一気に尻すぼみになって誰も話題にしなくなりました。楽しむ人は今も楽しんでいるでしょうけれど。

    音声オンリーのSNS自体がどこまで続くのか、どれだけ興味を引き続けるのか分かりませんが、Instagramのような写真共有アプリ、TikTokのような動画共有アプリと比べると、タイムラインで広告を流せないのはマネタイズ上の不利はあります。

    20世紀型メディアにおいてさえ、広告費の比率はテレビとラジオで巨大な差が存在します。

    ClubhouseにしろInstagramにしろ、個人で楽しむためだけの利用に限るなら長く生き延びるでしょうけれど、企業広告や有料サービスを考えると、百聞は一見にしかずと言わざるを得ません。

    ちなみに、「百聞は一見に如かず、百見は一考に如かず、百考は一行に如かず」と続いていきますので、聞くもの・見るものよりも、自分が体験できるものの方がマネーも動くでしょうね。まさに2000年代から続いてきた、ライブ・体験型イベントの興隆が示しているのでしょう。コロナ禍でぶっ潰されてしまいましたけれど、また日常が戻れば、コロナ禍の自粛・リモート全盛の反動でまた増えるでしょうね。

  • 滅びの道に向かう中国政府

    西日本新聞の報道で、中国の新疆ウイグル自治区での出生率が2年で半減したとのことです。

    https://www.nishinippon.co.jp/item/n/740806/

    もちろん中国政府が強制的にウイグル族への強制・虐待を認めるはずがありませんが、イスラム系トルコ族であるウイグル族の存在は今後の中国には必要無いと判断しているのでしょうね。

    その一方で、この報道の少し前に中国全体での出生率が大幅に減り、人口減少に転じる時期が早まったとのニュースもありました。

    https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/05/202014113.php

    世界中に流れたニュースの数日後に、抽出調査だった過去のデータを修正すると発表して、大幅に上方修正しました。

    https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72025710Y1A510C2FFJ000/

    明らかに人口減少・出生率低下のインパクトが政府部内・共産党内で激震になったのだろうなと思われますが、経済発展・先進国化が進めばどうしたって出生率は低下していきます。どこの国でも同じです。

    その傾向に対抗するには、中産階級増加のテコ入れか移民導入くらいしかないのですが、日本も同じですが中国もそんなことは出来ていません。

    日本も貧富の格差が増大していますが、各種福祉政策・年金制度などは整備されていますので、生活環境の急激な低下ということにはならないでしょう。緩やかに落ちていく感じです。

    しかしまだ社会福祉の整備途上の中国では、この状況で人口減少・少子高齢社会が到来すると社会不安が増大するはずです。強権的な監視社会によって押さえ込めるかも知れませんが、それでも国力は落ちていきます。

    それを防ぐには移民がダメなら、国内の貧しい人たちを中産階級まで引っ張り上げないとダメですが、辺境の自治区はどうなってもいいという政策を選ぶのは、今後も中国が人口減少・少子高齢社会という道を驀進していくことになるでしょう。

    世界的に見て、イスラム教徒が多い国は人口増加が激しいです。

    https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/33798/

    2019年から2050年にかけ、最も大幅な人口増加が起きると見られるのはインド、ナイジェリア、パキスタン、コンゴ民主共和国、エチオピア、タンザニア連合共和国、インドネシア、エジプト、米国(予測される人口増が多い順)の9カ国です。

    ナイジェリア・パキスタン・タンザニア・インドネシア・エジプトでは、イスラム教が最大の勢力を誇ります。そしてここに入る唯一の先進国であるアメリカ合衆国は、まさに移民で成り立つ国家です。

    移民導入も、中産階級の増大も、国内のイスラム教徒も否定するなら、結構早い時期に中国の衰退が始まるのではないでしょうか?

  • Apple SiliconのMacではちょっとしたプロセスの暴走に気が付かない

    昨日、Macのアクティビティモニタを見ていると、trustdというプロセスがCPU使用率100%弱になっていて、いわば暴走しているっぽい状態になっていました。メール・App Storeなどの証明書を管理するプロセスらしいですが、一度Apple IDからサインアウトしても変わりありません。

    Twitterで調べてみると、どうやら特定のファイルを削除して自動作成されたら直るとのことで、やってみるとアクセス権がないため削除出来ないというエラーが出る。

    今のMacでは、OSにとって重要なファイルを勝手に消されないようにSIP(システム整合性保護)という仕組みが備わっていまして、それを一旦向こうにしないと、その特定のファイルは消せません。

    ということでSIPを無効化するわけですが、そのためには再起動してからリカバリーモードに入る必要があります。リカバリーモードには再起動直後にCommand+Rキーを押し続ければ入れるのですが、これがどうしても入れない。純正キーボードでも入れない。

    と、ここでちらっとかすかに思い出したのが、Apple SiliconのMacはリカバリーモードへの入り方が違ったかも、ということで、検索してみたらやはり違いました。

    Mac の電源を入れ、起動オプションのウインドウが表示されるまで、そのまま電源ボタンを押し続ける必要がありました。

    で、ここでもう面倒になったというか、trustdプロセスだけが暴走していても、M1 Mac miniが優秀というか性能が良いというか、Macの温度が上昇していません。他の動作も別に重くもありません。

    どうせそのうちAppleが修正するだろう、と思ってそのままにして外出して戻ってきたら、trustdの暴走が収まっていました。

    諦めたら上手くいくという逆説には腹立たしいものの、結局直ったので文句も言いようがないのですが、そもそも一つのプロセスが暴走しても大して影響が無いM1 Macの凄さに驚きます。

    他のMac、IntelMacだと、このプロセスの暴走で発熱が激しかったり、他の動作にも影響があった人もいるようです。

    全てのM1 Macで、trustdプロセスの暴走が起きていたか、起きても大して問題が無かったか、ということについては分かりませんが、少なくとも今回の件ではアクティビティモニタを頻繁に見ている人でないと気が付かなかったのではないでしょうか?

    これはOS内部のプロセスの暴走でしたが、ちょっとした不具合程度なら性能が高いパソコンでは気が付きません。これってむしろ悪用される可能性もあるのではないかと思ってしまいました。

    コンピュータウイルス・マルウェアなどが感染したパソコンですと、普通は動作が重くなって気が付くのですが、ちょっとした程度のCPU使用率アップ、メモリ使用数であれば目立ちません。

    最近では、パソコンの情報を不正に取得するだけではなく、仮想通貨のマイニングに感染したパソコンのリソースを不正利用するウイルスもあります。猛烈にパソコンが重くなれば誰でもおかしいと思うでしょうけれど、微妙なレベルならずっと悪用され続けてしまいます。

    性能向上は基本的には手放しで喜ぶことで素晴らしいのですが、ちょっとした程度の不具合だと気が付かないというのは贅沢な悩みかも知れません。

  • 人の生き死にに関わり始める官公庁発のシステム開発

    新型コロナ陽性者接触確認アプリのCOCOAに引き続き、ワクチン接種サイトのシステムでも大きな問題が報道されました。

    報道に当たっての取材手法や公開などについては色々批判もありますが、ともかくまともなサービスを政府・行政側が発注出来ていないのは今回に限らず大きな問題です。

    受注した側のシステム開発能力も推して知るべしではあります。発注側と受注側があれこれよからぬことを考えて癒着しているのであれば、システムどうのこうのというレベルではないのですが、発注側がシステム開発に当たり、必要な仕様の策定とテストの設定が出来ていないのは間違いないでしょうね。

    今時の官公庁にはコンピュータに疎い人などは世代的にかなり少ないはずなのですが、上の方で権限を持っている人がダメなのか、組織の在り方的にシステム開発に向いていないのか、検証とか再発防止とか出来るのでしょうか?

    システム開発については、ゼネコンや建設関係の業界とよく比較や例えがされます。多重下請け構造とか労働者保護などの分野ではIT業界の方が建設業界ほど保護や監督がされてないように思えますが、まだ業界として新しいからでしょうか。

    例えば、官公庁が発注する土木工事・建築工事で、まともに使えないものや危険なものが出来上がったら大問題になるはずです。昔は合ったのかも知れませんが、現代日本では様々な規制・法律や監督機能によってそういうこともまずありません。

    10メートルの幅で1キロメートルの道路を作る仕事で、8メートルの幅で900メートルの道路工事して終わったら、その会社は二度と官公庁の仕事を受けられないでしょう。それ以前に大きなペナルティーがあるはずです。

    広報のためのホームページ、法律の条文を表示するシステムであれば、間違いや不具合が問題なのは問題ですが、それでも人が死ぬわけではありません。どうしてもIT関係、特にウェブシステムなどは大目に見られてきたのかも知れません。官公庁側にチェックする人自体がいない可能性もあります。

    しかし、このコロナ禍でのCOCOAやワクチン接種システムについては、不具合を放置し続けていれば、人命に実害が出る可能性があるものです。徒やおろそかに出来るものではないはずですが、作る側も作らせる側もあまり緊張感はないのでしょうか。

    もちろん、現場の最前線にいる人は大変な思いをしているでしょうけれど、実際に契約をまとめる雲上人にとってはどうでもいいことなのかも知れませんね。

  • オリンピックを平和の祭典にするためには

    東京オリンピックがこの夏に行えるかどうか、賛成派と反対派が感情をむき出しにして攻撃し合っている状況がどっちに転ぶか次第ではありますが、少なくとも実施しても中止しても穏やかならぬ結果になりそうです。

    オリンピックを平和の祭典と言い始めたのは、近代オリンピックを始めたクーベルタン男爵からのはずですが、実際のところはオリンピックが平和の象徴になるというよりも、平和な時代や社会においてのみ開催できる祭典である、といった方が良いかもしれません。

    1916年のベルリン大会は第一次世界大戦で中止になり、
    1936年のベルリン大会はナチス政権の国威発揚に利用され、
    1940年の東京大会は第二次世界大戦で中止、
    1944年のロンドン大会も同様に実施できず、
    1972年のミュンヘン大会ではイスラエル選手団へのテロ事件で多くの犠牲者が出て、
    1980年のモスクワ大会は前年のソ連のアフガン侵攻に対する西側諸国がボイコットを行い、
    1984年のロサンゼルス大会は前回大会の報復で東側諸国がボイコット、
    という、平和とはかけ離れた原因に苦しめられてきました。

    オリンピックを開催することで平和になるのではなく、平和な時だからオリンピックを開催できるのだと思いますが、開催する側にしてみたら逆なんでしょうかね。

    一方で、1976年のモントリオール大会で大赤字になった対策として、84年大会から商業主義に一気に転換して、チケット代・放映権料・スポンサー料で莫大なマネーが動く世界的大イベントになりました。アディダスと電通が組んだISLがIOCなどとの国際競技団体と一緒になって、綺麗な金も汚い金も稼ぎまくったわけです。

    1988年のソウル大会、2000年のシドニー大会、2008年の北京大会、2016年のリオ大会と、過去に無かった地域や冷戦崩壊後の政治的な意図で選ばれる大会も出てきて、政治とオリンピックは切っても切り離せない関係になりました。

    商業・政治との関係で今のオリンピックは成り立っています。そう考えると、この夏の東京オリンピックを中止するのにはとてつもない政治的リソースを消費し、商業的なマイナスも大きくなるはずです。その一方で、開催を強行してそれに伴う混乱や感染拡大が起きると、それはそれで政権にとって大ダメージになるのは間違いありません。

    結局開催には、平和な環境が必要です。そして今の開催にはビジネスと政治の関係上、止めたいと言うだけでは止められません。某超巨大広告代理店とか多国籍大企業とか国際スポーツ組織とか、色々なしがらみが複雑に絡み合うイベントを中止する面倒さに直面しているわけです。

    もう一年の延期は無いと去年からずっと言われていますが、ワクチン接種によって大半の人がそれなりの免疫を得られれば、それなりに平和な環境になるはずです。サッカーのカタールワールドカップとモロかぶりになりますが、わずかに時期はずれていれば何とかなりませんかね。

  • 降格を賭けてまで攻撃的なサッカーを最優先にするべき?

    今シーズンが始まる前、こんなnoteを書きました。

    https://hrsgmb.com/n/ncd654e52e822

    この時には、現状がこうなるとは全く思ってもいませんでした。

    これからの今シーズンがどうなるかは新監督次第ではありますが、そもそも昨シーズン2位だったチームがここまで苦しむ直接的な要因は、攻撃的なサッカーへの転換にあります。

    あくまで報道の限り、という情報になりますが、昨シーズンまでのある程度守りを固めて攻撃には常態的に多くのリソースを割かない仕組みのサッカーから、攻撃面を重視したサッカーへの変更に失敗した感があります。

    昨年までのサッカーでは川崎フロンターレに勝てない、リーグ優勝できない、という判断はおそらく正しいでしょう。さらに守備を固くすることを極めたとしても、攻撃力をアップしなければ勝ち点でも直接対決でも川崎を上回れない、というのは素人目にも分かります。

    ただ、昨シーズンまでの2年半の宮本体制で蓄積した内容を放り投げてまで取り組むべきことだったのかというと、結果論になってしまいますが疑問もあります。

    特に今年は20チーム中4チームが降格する過酷なシーズンです。割り切って今年は守備重視のサッカーをベースに、個の力での得点を増やすということであれば残留争いはせずに乗り切れたでしょう。タイトルを取れるかどうかは分かりませんが、ここまでの惨状にはならなかったはずです。

    そもそも、ガンバ大阪は攻撃的なサッカーをしなければならない、というお題目が苦しみの元でもあります。

    もちろん、今のガンバ大阪の栄光は西野監督時代に始まりました。2002年からの10年間で、J1リーグ、ナビスコカップ、ACL、そして2度の天皇杯優勝を成し遂げ、ガンバ大阪がJリーグの強豪クラブと見なされるようになったのは、その時です。

    そしてその10年間を通じて、守備よりも攻撃、失点覚悟での得点狙いという攻撃的なサッカーが結果と内容を伴ったことで、多くのファン・サポーターの獲得につながりました。

    この過去は忘れられませんし、輝かしいものでありました。

    ただ、西野監督退任直後の2012年には守備が完全に崩壊して、得失点差プラス、リーグ最多得点で降格するという、嬉しくもない偉業を達成しました。

    これに懲りて守備を整えられる長谷川監督の招聘となり、2013年J2優勝、2014年昇格即3冠、2015年ACLベスト4・J1準優勝・天皇杯優勝という結果がもたらされました。

    ただ、この2014年・15年の成果は攻撃・守備のどちらかというと、守備の内容の良さで獲得した栄光です。そしてそれをもたらした長谷川体制は、その2年をピークにサッカーの内容がずっと右肩下がりとなって、最終的には2017年の終盤は一試合も勝てずに終了しました。

    そこでまた、攻撃的なサッカーをお題目に掲げてクルピ監督を連れてきたわけですが、残留争いに加わった結果、監督解任・宮本U23監督の内部昇格という手段をクラブは取る羽目になりました。

    状況が状況ですので結局は守備を重視するサッカーに戻り、終盤の9連勝もあって順位も9位まで上がってシーズンを終え、翌年も夏場の戦力大量放出に見舞われながらも7位になりました。

    そして2020年はコロナ禍で大変な中、ギリギリの試合で勝ち点を積み重ねて2位で終え、天皇杯も変則的なレギュレーションでしたが準優勝となりました。

    長谷川監督の5年、そしてクルピ監督を挟んで宮本監督の3年を通じて、守備ベースのサッカーがガンバ大阪の土台となってきたのです。これを急に入れ替えるとろくなことにはならない、というのが現状なのでしょう。

    そして8年という時間は長いです。ガンバにおいて西野監督の下での試合経験があるのは今のガンバでは宇佐美・倉田・藤春の3名だけです(菅沼は若い頃はガンバでの出場経験は無かったはずです)。

    攻撃サッカーの夢よもう一度、と願うのは無理もありませんが、無理をすれば道理が引っ込みます。

    守備的なサッカーで残留するくらいなら攻撃的なサッカーで降格した方が良い、とまで割り切って応援できるファンはごくわずかでしょう。何より降格してしまえばスポンサーが黙っていませんし、選手も有望な人から離れかねません。

    降格を盾にして守備的なサッカーを受け入れろ、と脅すつもりはありませんが、降格を賭けてまで攻撃的なサッカーを最優先にするべきなのでしょうか?

  • 2021年5月16日J1リーグ第14節ガンバ大阪対浦和レッズDAZN観戦の感想

    監督解任直後の試合というのは自分たちはもちろん相手側も戦いづらいものです。スタメンもフォーメーションも戦術も全く読めませんから。

    特に今年のガンバでは昌子と東口以外は誰が出るかサポーターですら読めません。怪我人はもちろん無理でしょうけれど、前節ベンチ外であったとしても、監督が代わればまた横一線のスタートになります。

    宮本前監督の解任劇から3日後の今日、松波監督の采配となりますが、2012年以来、正確には2013年元日以来の指揮となります。

    その試合がJリーグ開幕戦と同じ浦和レッズ戦となりました。スターティングメンバーは、宮本時代と大差ない布陣となりましたが、控えがGKの石川、CBの菅沼以外は攻撃の選手ばかりですので、失点はともかく何が何でも得点をするんだという意思表明でもあります。前節、今のガンバにとって貴重なゴールを決めた一美も先発です。

    ともかく、最近はロングシュートもめったになかったですし、攻撃も守備も停滞感・閉塞感が強かったので何とか切り替えて欲しいです。

    前節に引き続いて緊急事態宣言下、リモートマッチとしてキックオフ。

    3分に武藤に東口正面のシュートを打たれましたが、7分には宇佐美が遠目のミドルシュートを放ちます。

    9分には右サイドで奥野が無理なパスがカットされてのカウンターを受けましたが、グラウンダーのクロスとは合わずに助かりました。

    最初の内は積極的に前に人数をかけて攻めていましたが決め手を欠く中、16分に田中のクロスをユンカーに決められて失点。かなり早い時間でビハインドの展開となってしまいました。

    そして20分にもカウンターで大きくサイドを使われ、最後に田中達也に決められて0−2。

    0−2になってからはまた保持率が高くなりましたが、浦和が無理をしていないからでしょう。ある意味、浦和は非常に効率よく得点したと言えます。

    それでも35分には裏に抜けるボールからつないで、ペレイラのクロスを宇佐美がヘディングというシーンがあって、こういう攻撃が続けばそのうち得点は出来るはずです。

    そんな中、40分に再び田中・ユンカーのコンビで失点します。前半の内に0−3になるのは久し振りですが、ストロングポイントを押さえきれないのが明らかである以上、どうしようもありません。

    結局前半はこのままで終了。

    最初の10分は内容的には良かったです。浦和が様子見だったのかも知れませんが、遠目からのシュートや縦に裏抜けを狙ったり、これまでには無かった攻め口も使えていました。

    失点してからが非常に問題で悪い点ばかりが目立ってしまいますが、多分今シーズンずっと存在している問題です。

    固い守備をベースに昨シーズン2位になったチームが、固い守備を捨てて攻撃に力を入れるとこうなります、という悪い見本のような状態になっています。

    さて後半、一美に代わって塚元が入りました。試合の行方はともかく、どのようにこの45分を戦うかが次の試合にも影響してきかねません。

    いきなり浦和にシュートを許しますが力が弱く助かりました。

    3点差である程度セーブしている浦和と、必死になっているガンバが同じレベルの攻防になっている状態のように見えます。

    63分、宇佐美のミドルも枠の外。

    その後もパトリック、チョ・ジェジン、ウェリントン・シウバを投入しますが、状況は変わらず。

    86分に昌子が杉本の肘鉄で倒れ、心配しましたが何とか試合は出来そうです。精密検査も必要でしょうけれど。

    結局後半も何も出来ずにそのまま浦和に流されて試合終了となりました。

    何も出来ずにただ負ける試合を見続けるというのは、ファンとしてサポーターとしても辛いものです。もちろん、実際に戦っている選手や関係者も辛いはずです。

    この10年で2012年、2018年、2021年と3度も残留争いになってしまうチームは、とてもじゃないですが強豪とは言えません。

    それぞれのシーズンでチームが壊れた原因は異なるでしょうけれど、その上にある存在に問題が無ければそうは苦境は続きません。ましてやクラブの予算や戦力が平均よりも不足しているわけでもないのです。

    今シーズンが残留できるかどうかは新監督次第でしょうけれど、残留しようが降格しようが、何度も訪れるチーム崩壊の根本的な要因を正さなければ、また同様の事が数年毎に繰り返されるのは間違いないと思います。

    5月2日の大阪ダービーと、その次からのホーム3連戦は移動もなく、恵まれたコンディションでの試合のはずでしたが3連敗となりました。次は22日のアウェイのFC東京戦です。

    このタイミングで相性が最も悪い味スタでのFC東京戦というのは、もう開き直るしかないくらいの環境です。

    ともかく、先が見えるサッカーが出来れば良いのですが、今は試合を見れば見るほど悩みが増えるような状況に陥っています。

    2008年は、バレーの中東移籍後に10試合勝ちなしと苦しみましたが、ACL準々決勝でアル・カラマとの試合で遠くシリアまで行って勝利を収め、日本に戻ってきて復調してACLで優勝しました。

    それくらいの大きな気分転換がないとダメなんでしょうかね。今年の東地区のACLは6月25日からになったのですが、それまでどうしましょうか。

  • 宮本監督解任を受けてガンバサポーターの一雑感

    水曜日の試合の直後にアップしたnoteに、クラブとしての最終手段が近いと書きました。

    https://hrsgmb.com/n/n5a924750d0b4

    次かその次くらいまで負けると、決断があるんだろうな、と思っていましたが、あっさりというか何というかすぐにやってきました。

    https://www.gamba-osaka.net/news/index/c/0/no/12363/

    早くとも川崎・広島・浦和との3連戦が終わってからかと思っていましたので、連戦途中、しかも金曜日に踏み切るとは意外でした。次の浦和戦まで2日しかないんですけど、ホームだからその分はまだマシですかね。

    まずレジェンドだからどうこうというつもりはありません。ダメならダメでレジェンドだろうが就任まで無縁の監督だろうが切るときは切るべきです。

    それを踏まえて、今シーズンは開幕直後に新型コロナのクラスター発生によってガンバだけが一ヶ月間の試合なしの期間もあり、非常に難しいチーム状況だったことは理解しています。それはもちろんクラブの上層部だって分かっているでしょう。

    それでも、これまでの試合の結果に加えて内容も考慮すると、監督交代の判断をこれ以上先延ばしには出来ないということだったのでしょう。サポーターという部外者よりは、クラブ内部にいる権限がある人の方が判断材料ははるかに多いはずです。

    そして悲しいことにサポーターとしても個人的には、ここ数試合の内容も結果も支持できるものではありませんでした。もちろん、チーム状況を最も知っているのは監督ですが、結果と内容のどちらも悪ければ首にされるのも監督です。

    ただ、宮本恒靖というレジェンドには、何らかの形でガンバに関わり続けてほしいと思いますが、あくまで本人とクラブの関係ですし、サポーターとしてはもはや応援すらすることもできません。せめて一つはタイトルを一緒に獲りたかったとは思います。

    さて一応、次の監督が決まるまでは強化部の松波監督兼任ということになりますが、どの辺まで次の監督候補の目安が立っているのでしょうね。ちなみに松波監督というと2012年の降格を否が応でも思い出しますが、後半17試合の勝ち点は4位の成績でしたし、天皇杯準優勝にもなりました。悪い印象はありません。今野のセンターバック→ボランチへの移動をもっと早くにしていれば残留できたとは思いますが。

    とりあえずは今の攻撃も守備も混乱気味のチームを整理して、オーソドックスな攻撃と守備を準備するしかないでしょう。上げ調子の浦和はかなり厳しい相手ですが、引き分け以上の結果なら前向きになれるはずです。