木曜の試合で久し振りの勝利を飾ったガンバ大阪は、中2日で横浜FCとの試合です。横浜FCは中3日なのでコンディション的には不利ですが、2試合ともホームゲームなのは救いです。何より精神面がかなり良くなっているはずです。
宮本監督解任時の理由の一つに挙げられていた、メンバーが固定できないことについては賛否両論あるでしょうけれど、何とかまとまってきたように見えます。それよりも3バック採用の方が大きかったとは思いますが。
と思っていたら今日のスタメンは前節と大幅に変わりました。やはり中2日のコンディションの問題が大きいと松波監督が判断したのでしょうね。3バックには三浦ではなく菅沼、中盤も前節はサブだった高尾・チュセジョン・奥野が入り、FWもレアンドロ・ペレイラとウェリントン・シウバです。東口・昌子・ヨングォン・矢島・塚元が連続出場です。
対する横浜FCにはサブに昨年までガンバにいた渡邉千真がいます。
前半開始。前節は高い位置での守備が効いていましたが、このメンバーでそれが出来るかどうか。序盤は横浜FCは積極的にガンバDFラインの裏を狙ってきます。
序盤、むしろ低い位置でボールを奪われるのはガンバの方で、守備から攻撃への切替時に取られることも続きます。初めての組合せの選手もいるでしょうし、なかなか距離感が良くないですね。
それでも時折、前にいるペレイラがボールを持つと決定機寸前にまでは持っていけますので、あと少しにも思えます。前節ほどボールを持たれているわけではないですが、どっちかというと横浜FCペースでしょうか。
シウバはかなりチェックに行きますね。逆にペレイラがほぼ追わない。指示でそうしているのなら仕方ないですが、どうなんでしょう。
飲水タイムで整理できたのか、直後からはガンバが攻めるシーンが増えました。
32分、シウバとペレイラで突破して最後に中央からセジョンがフリーでシュートを打ちましたが左に外れました。ここまでで一番良い形の攻撃だったのでもったいない。
直後にGK南からのボールをつながれて一気にシュートまで持っていかれるも東口のファインセーブで助かります。毎試合のように助けられているので、もはや東口の良いプレーに麻痺し始めている気がしますが、やはり素晴らしいGKです。
37分にはセジョンのFKにシウバが頭で合わせますが惜しくも外れました。前半の後ろ半分は内容は悪くありません。
なかなか決定的なところまでは行かないなと思っていたら、39分に相手DFの緩慢な処理を突いた塚元がファウルを受けてPKゲット! 吉本新喜劇みたいな倒れ方でしたがダイブではなくファウルの判定がVARでも出ました。
これをレアンドロ・ペレイラが読まれるものの決めてついに今シーズン初得点です。先制点は塚元の努力のたまものでしたが、ガンバ側の飲水タイム後の修正に対して横浜FCの対応が遅れたのが遠因でしょうね。
前半はこのまま終了。
流れの中でセジョンの長めのパスがバシッとは合わないですね。FK・CKは味方に合わせてシュートまで持っていけるので、動きながらのコンビネーションがまだまだです。
シウバはボールを持って1人交わすところまではいつでも出来ます。そこで2人目3人目と囲まれるとさすがに厳しいので、周囲のサポートが連携できるようになればガンバの大きな武器になるはず。
次いで後半開始。選手交代は無し。前節と今日の前半の流れを見ると、多分後半の飲水タイムまでは横浜FCペースになるでしょう。
と思っていたら結構後半もボールを持てて、54分にはカウンターから抜け出したペレイラが落ち着いて流し込み2点目。今年初の2点リードの状態となりました。
57分には東口のクリアミスからつながれてヘディングシュートまで行かれますが大きく外れて事なきを得ます。何とか無失点で終わってほしい。
60分に横浜FCが小川と渡邉を入れてきてギアを上げてきました。こういうところで逆に隙を突いて得点出来ると本当に楽な試合展開になるのですが。
61分にはヨングォンの縦パスに抜け出した矢島がチャンスになりましたが決められず。その後に矢島が倉田と交代になりましたので決めたかったでしょうね。
前半の前半で横浜FCがやっていた攻撃を、むしろガンバの方が継続して出来ています。今シーズンのこれまでで一番良い形の時間帯を迎えているように思えます。
接触プレーから冷静さが減ったペレイラと、シウバに変わって一美と宇佐美が入りました。今日のペレイラは高い位置でボールを持てたときのキープはさすがでした。シウバは宇佐美やパトリックとのコンビも見てみたい。
76分には倉田が倒れている状態で攻められ続けて、エリア内でのシュートを浴びましたが何とかブロックしてしのげました。ちょっとこの時間帯は守備が攻撃が続かず、守備も後手に回っています。
79分にはCKからのこぼれ球をシュートされるも東口が触ってポストに当たって、リフレクションは相手がシュートミス。かなりギリギリの局面になってきました。こういう時に前線でボールをキープして時間を使えると助かるのですが……。
85分はCKを東口がキャッチしてからのカウンターで、最後は一美がシュート。久し振りにフィニッシュまで行けました。
93分に前で宇佐美がロングボールを巧みにワンタッチで落として、走ってきた奥野が南との一対一になりますがトラップが流れて失敗。J1初得点の絶好機だったのに。
そして試合終了。今年初の連勝、そして2点差での勝利。ガンバにとって内容と結果を伴う試合でした。
個人的マン・オブ・ザ・マッチは迷いましたが今日はレアンドロ・ペレイラで良いですよね。パトリックとは異なるタイプですので、戦術面で使い分けていくことになるでしょうけれど、波に乗ってほしいです。
奥野は本職のボランチでの先発起用で良いプレーが出来ました。ガンバのアカデミー出身のボランチには、宮本、稲本、橋本、井手口と偉大な代表経験組がいて、さらに移籍組でも遠藤、明神、今野と代表経験者の歴史がつながっています。ガンバのボランチはいつでも激戦区です。攻撃はもちろん、守備も何ランクもアップさせないとそこまでいけません。今日は最後のシーンで決めていればなあ……。
次はアウェイの湘南戦がまた中2日で水曜日にあります。今日のメンバーのまた半分近くが入れ替わるかも知れませんが、誰が出ても勝てるガンバに戻る端緒についたと信じています。まだまだ課題はたくさんありますが。