毎年これくらいの時期になると、デイゲームとナイトゲームが入り交じります。今日のJ1では13時〜19時まで1時間ごとにキックオフの試合が組まれていて、J1だけでも1日楽しめます。
それに加えて、J3の試合もあればJFLの試合もYouTubeライブで観戦できるので、自宅観戦のサッカーファンにとっては満喫できる週末となりました。
さて、ガンバ大阪は前節柏レイソル戦での劇的な勝利の興奮を、その勝利の貢献者の不祥事によってドライアイスをぶっかけられたような月曜日になりました。結局アデミウソンは謹慎のままで、代わりのFWとして18歳の唐山翔自がメンバー入りするとの報道がありました。
どっちかというと、アデミウソンと同じく最前線タイプではない川﨑かなと思っていたのですが、川﨑もずっとメンバー入りしているので人数的な補填で言えば唐山なのでしょう。
ただ、水曜のU23の試合では芝本・奥野・伊勢といった中盤の選手も不在だったので、11月3日の大阪ダービーに向けてターンオーバー気味に来るのかなとも思っていましたが、U23で入ったのは結局唐山・川﨑のみでした。というかそもそもFW以外はローテーションせずでした。そして藤春もサブですがいよいよ復帰ですね。
今日の試合は19時キックオフのJ1の試合がこれだけと言うこともあって、NHK-BSでの放送もあります。試しにテレビ中継とDAZN中継の両方を見比べながら観戦してみることにします。
当然ながらテレビの方が速く始まります。テレビもTorneで見ているので結局ネットワークでの遅延があってDAZNとそんなに差が無いかなと思っていたのですが、私の環境では27秒差で始まりました。
いきなり札幌にシュートを打たれましたが、ガンバにとってはまずは序盤は注意深く入ることが必要ですが、4分にもロペスにシュートを打たれています。札幌が前掛かり気味です。
しかし8分には宇佐美からファーサイドの倉田に合わせましたがシュートは外。
と思っていたら9分、ドゥグラスオリベイラのシュートが入ってしまい先制されます。東口の反応が遅れたところを見ると、選手が重なってシュートのタイミングが見えなかったのでしょう。
やはり心配していた序盤の失点で苦しい状況になりました。
13分にもカウンターからロペスのドリブルシュートを打たれますが東口がキャッチ。どうも今日は中盤の守備に問題があるようにも思えます。
そして宇佐美の連続CKの後、スローインからの流れで16分に渡邉が落として井手口の綺麗なグラウンダーのシュートが決まって同点に追いつきました。早い時間に追いつけたのは助かりますね。
ただ、どうも今日はボールが落ち着きません。札幌が低い位置からでもポンポンクロスを入れてくるのに手こずり、その対応にリソースを割くと前線にさっさと通されてシュートまで行ってしまいます。
飲水タイムを挟んでしばらくは両チーム攻撃が停滞していましたが、31分には再び札幌のシュート。
34分にも左サイドを崩されてクロスから駒井のヘディングシュートを打たれます。いずれも東口のキャッチで事なきを得ていますが、どうも中盤の脇での攻防で札幌に分があります。そこを手当しないと攻められ続けてしまいます。
札幌の前線が高い位置でサイドに張っているために、ガンバの両サイドバックが中盤の守備に加われず数的不利を招いている状況です。対策としてはDFラインにボランチを下げてSBを前に行かせるか、FWが中盤サイドに下がって守備するかということになるのでしょうか。
ガンバの2トップにパトリックが入っているならスペースにボール蹴っても攻撃できますし、アデミウソンなら高速ドリブルで一人で持っていけますが、今日の2トップだと組み立てての攻撃が中心になるのでなかなかシュートまではもっていけません。
少し宇佐美が下がる形になったら、攻撃が回り始めて宇佐美のシュートまでは持っていけました。
このまま前半終了かなと思った47分、倉田がロングボールを収めてマイナスのクロスから千真のシュート、菅野が弾いたボールに反応した井手口はオフサイドと非常に惜しい場面が最後にありました。
前半は1−1で終了。内容としては札幌の方が良い時間帯が長く、苦しめられましたが最後の方はガンバペースでした。ですので最後の場面は決めておくと非常に良い時間帯での得点となったのですが。
さて、後半開始。両チーム交代なしで始まりました。
今度は開始直後にガンバにビッグチャンス。48分にヨングォンのクロスに山本が合わせて倉田のシュートは菅野のブロック。ハーフタイムを挟んで菅野のビッグセーブが続きましたが、攻撃は後半も上手く回っています。
55分には宇佐美のスルーパスからの小野瀬のシュートも菅野がブロック。菅野が当たり始めているなあ。そうなるとパワーで押し切れるパトリックの方が良いかもしれないと思っていたら、交代の準備が始まりました。
60分、左サイドからのFKの際に、ガンバも札幌も選手交代となりました。ただなんか札幌の交代が混乱気味でしたが、ガンバは矢島川﨑パトリックが入り、宇佐美小野瀬倉田が下がりました。
そして61分、下がった宇佐美の代わりのキッカー山本のボールが、代わったばかりのパトリックが触ってゴール! これで勝ち越しです。蹴り手と受け手が代わった直後に決まるというのは、前節もそうですが最近の宮本監督の交代がハマり始めています。西野監督後期の選手交代みたいにも思えてきました。
67分にはPK取られるかと思った場面がありましたがノーファールで助かりました。その直後には千真がフリーでシュートを打つもDFのブロックに合いました。今日の千真はついていない感じですね。こういう場合は代わって入った選手の方があっさり取ったりするんですが……。しかし同点弾もそうですが、千真のポストプレーに助けられているところがあるので代えるタイミングが難しい。
72分の近い位置でのFKは山本が直接狙うも壁に当たってCKに。そこからのカウンターは東口がセーブ。この1分くらいは行き詰まる攻防です。
74分に抜け出した高尾からのクロスはパトリックに合わず。だんだんオープンな展開になりつつあります。札幌は攻めないとしようがないですが、ガンバはこういうところで仕留める追加点が欲しいところです。
88分の札幌のCKからは東口のセーブ後のシュートがギリギリ入らず。やられたと思ったのですがスローで見ると、バーとポストに当たって宮澤に当たってパトリックがクリアした感じですかね。あれは角度によってはゴールに見えるでしょうから、ミシャ監督のクレームも分からないではないです。
93分に札幌のクロスがリフレクションになって、弾いた東口が白井と激しくぶつかりました。サブGKにはJ1出場のない一森です。東口が何とか立ち上がってくれてこのままプレーとなりました。
長くなったアディショナルタイムを含めて97分に試合終了。
1時間早く始まっていた川崎対FC東京では、川崎先制、東京同点の後に、バースデーゴールを決めた中村憲剛がカメラの前でダンディ坂野のお久しブリーフをやって12連勝を達成していました。そのため首位との勝ち点差は縮まりませんでしたが、遂に単独2位です。
個人的なマンオブザマッチ候補は何人もいましたが、今日は井手口でしょうか。いつも通り広大な守備範囲を受け持って対応したのに加えて、失点直後の同点ゴールでチームが助かったのは間違いありません。
それ以外にも勝ち越しゴールのパトリック、そのアシストの山本、怪我の三浦昌子の穴を埋めきっている菅沼、いつも通りのファインセーブを続ける東口らがMOMでもおかしくはないのですが。
特に今日の山本は何度も守備で良いカバーが出来ていました。かなり守備でも計算できるボランチになりつつあります。いまの井手口山本のWボランチはコンディション以外で代える理由は無さそうです。
次は中2日でアウェイでの大阪ダービーです。Jリーグ再開初戦では1−2での敗戦とはいえ内容には大きな差があった惨敗でした。その雪辱を果たしてくれることを期待します。
今日もベンチ入りしながら出番の無かった唐山が、また次も控えに入るでしょうから、そこで活躍してくれると信じています。