平繁無忙の何でも書くブログ

  • 短期的利益を追う上場企業の失敗が市場を活性化させる

    上場企業が株主配当のために短期的な利益を追うことのみ考えてしまい、長期的な計画に基づく経営が出来ないという問題は20世紀の頃から指摘されていました。

    イノベーションのジレンマは成功した企業が新しいチャレンジを出来ない説明でもありますが、短期的利益を追わねばならない上場企業には尚更起こりやすい事象でしょう。

    それでも生き残る大企業もあれば、失敗して潰れたり事業規模が小さくなる企業もあります。

    株式会社や資本主義の考えから言えば、株主の為に経営するということは当然ではあるのですが、そのために大企業が長期的に利益を稼げなくなる、ということは、その企業の関係者にとっては不幸ですが、社会全体から見ても不幸かどうかは分かりません。

    大企業が失敗することで、生まれた隙を中小企業やベンチャー企業が生き残れる糧に出来るという見方も出来ると思います。

    そしてそれは、市場全体から見れば新陳代謝が行われているとも言えます。

    大企業が長期的な視野に基づいて事業運営できない一方で、中小企業が株主配当の圧力にさらされずに、その分を将来のための研究開発に当てることが出来ます。そのためには、中小企業の株主(たいていの場合は創業者一族)兼経営者が、個人的な利益よりも会社の発展を優先させる必要がありますが。

    そう考えると、株主からの圧力の強いアメリカ企業の方が、そこまでではない日本企業と比べて大企業における入れ替わりが早いのでしょうか。

    80年代初頭に「ジャパン アズ ナンバーワン」と称された日本型経営は、バブル景気とその崩壊によってほぼ消滅しましたが、大企業が生き残りやすい素地は残ったままです。株主からの圧力は、政府、マスコミ、世論によってはねのけやすいかと思われます。株主が企業に圧力をかけると「金の亡者」呼ばわりされるのは日本では日常的です。

    そのために市場において企業の入れ替わりが出来ていないことが、失われた30年の理由の一つになっているかも知れません。

    シェアを持っていて資本も持っていて人材も持っている大企業が、短期的な利益も長期的な計画も十分に満たした経営を行えるとしたら、逆に市場にベンチャーや中小企業の余地がなくなります。

    非効率的・非合理的な経営を大企業がやってくれれば、隙間がたくさん生まれるということになります。ただ、現実は中小企業も十分非効率的・非合理的な経営をしてしまいます。

    人材募集の点で大企業にブランドイメージや福利厚生では負けますが、逆に手厚く出来るところもあるでしょう。経営者が短期的利益を最重視しなくても良いことで、従業員へのプレッシャーも大企業とは異なります。もちろん、利益が出ていればの話ですが。

    創業オーナーや株主兼経営者が無茶なことをしやすい環境でもありますが、逆に言うと無茶をしなければ大企業の隙間をかいくぐって生き残り、大きくなることも出来る余地があるわけです。

    さて、70年代から80年代にかけて日本企業はアメリカ企業に覇権をかけて挑み、結果としては様々な原因から敗れました。今、その地位には中国企業があり、両国政府を交えての激しい競争(もしくは戦争)を行っています。

    アメリカ企業は株主のプレッシャーにさらされる一方で、中国企業は共産党・政府の介入リスクが存在します。民間レベルではいざという時だけでしょうけれど、地方政府による国営企業では庇護とトレードオフの汚職のために非効率性が存在します。

    中国が急激な人口減少に入り、また習近平独裁体制による経済の悪影響が出始めるまで、アメリカが覇権を握り続けていればアメリカ企業の勝ちと思いますが、果たしてどうなるでしょうか。

  • 連邦最高裁判事の増員は禁じ手

    アメリカ大統領選挙はいよいよ投票です。バイデン有利ではあるものの州によってはトランプが巻き返していることもあり、どうなるかはまだ予断を許しません。

    トランプが勝った場合はこれまで通りの4年間になるでしょうけれど、バイデンが勝てば色々なことがこの4年間から変わります。

    ただ、連邦最高裁の判決を要するレベルのややこしい問題に関しては、現状のままではバイデンが勝っても不利なままです。最高裁判事の人数が、保守派の割合が多いからです。

    そのため、バイデンが勝ち、上下両院でも民主党が多数を占めることが出来たら、最高裁判事の人数を増やすという、合衆国憲法の修正を行うという噂があります。

    実際にやるかどうかはともかく、今の保守派:リベラル派の割合は6:3なので、リベラル派で多数を占めるには少なくとも4人は増員しないといけません。

    9人の判事を13人に増やして自らの政治思想や政治的主張を満たそうとする行為は、三権分立の根本を揺るがす大問題だと思うのですが、この件についてリベラルな人からはっきり否定するようなことはあまり聞きません。リベラル的であれば三権分立なんかどうでもいいと思っているのか、面倒くさいことは考えようにしているのか分かりませんが。

    もし実際に民主党が増員計画を実行しようとするなら、共和党や保守派からの猛烈な反発が起きるのは目に見えています。

    それこそ議会で揉めるどころではなく、裁判沙汰になりそうな気がしますが、そもそもアメリカには憲法裁判所がないので、議会の憲法修正が合憲か否かを判断するのは最終的には連邦最高裁になり、そうなると連邦最高裁の人事を連邦最高裁が裁くことになるのでしょうか?

    自分の人事を自分で判断することなどおかしな話ですが、こういった場合は誰が法的判断を下すのでしょうか?

    たとえ最高裁判事が最高裁判事の人数についての合憲違憲を裁くことになったとしても、それは人員を増やしてからになるのか増やす前になるのか。

    13人に増やしてリベラル派多数になってから裁くのであれば、結局は合憲という判断になるでしょうし、保守派多数の9人の状況で裁くのであれば認めるわけがありません。

    なんかトートロジーというか矛盾というか、かなりの禁じ手だと思います。民主党関係者が明言しないのは、やると明言すると大統領選挙・議会選挙における影響が強すぎるからかも知れません。

    ただ、もしこのようなやり方でリベラル派多数の状況を作ったとしても、将来的に逆の状況(リベラル派判事が多数で、大統領・議会で共和党が優勢)になったら、さらに数人増やして保守派判事を多数にする憲法修正を共和党が行ったとしても、民主党は非難できないでしょう。

    そしてまたさらに逆の状況になったらまた憲法を修正してリベラル派判事を増やして・・・100年後くらいには最高裁判事は100人くらいになっているんじゃないでしょうかね?

  • 大阪都構想住民投票

    大阪市住民として2回目の都構想住民投票となりました。個人的にはここ数年の選挙での投票は期日前投票で区役所にて行っていましたが、今回の都構想住民投票は投票日にちょうど休みだったので、久し振りに当日に投票所に行ってきました。

    議員選挙などとは異なり、この投票では投票当日も賛成反対の運動は可能ということになっていますので、今日も呼びかけの選挙カーや、投票所周辺で呼びかけをしている人を見かけました。

    5年前の住民投票自体が非常に僅差での反対多数となったこともありますし、それからまだ5年しか経っていないこと、5年間で大阪が大きく変わったといえばそう言えますし、それほど変わっていないとも言えるような状況です。多分受け取り方は個人個人で異なります。誰もが納得出来るレベルで、変化や問題点が出てきた、あるいはなくなった、という状況ではありません。

    結局のところ5年前と賛成反対の根拠も市民感情も変わっていない気がします。投票の数日前の時点で市の部署から誤った情報が出て大々的に報道されたことがどのように影響したのかも詳細までは分かりません。そのニュースを受けて反対に回った人もいるでしょうし、誤情報の撤回という失態を受けて賛成を決めた人もいるでしょう。

    イギリスのブレグジットに関する国民投票でも、ブレグジット賛成派は虚偽の情報を広く拡散して、投票が終わってからその情報が間違っていたと認めたという経緯がありました。それでも、結局イギリスはブレグジットを実行することになりました。例え誤った情報に踊らされた人がいたとしても、それがどこまで影響したかは誰にも分かりません。結局は結果を尊重するということになりました。

    どちらにせよ投票結果で決まります。どちらの結果になったとしても、それは尊重されねばなりません。

    これまでの賛成派・反対派の感情的な罵り合いを見るに、結果が出た後も罵り合いは続きそうな気がしますが、今回の投票は法的拘束力を持ちます。

    20時の投票締め切り後のマスコミ各社の出口調査発表を見ていてもどこも拮抗でした。ただ、どこの調査も反対が上回っている状況で、結局は5年前と似たようなことになっています。

    そもそも5年前から論点・争点が変わっていないのですから、都構想問題に飽きたり呆れたりした人が離脱した分だけ投票率が下がり、結果が同じになるというのは、、そもそもよく考えてみれば分かるはずでした。

    これから、区別の投票結果や、出口調査における個人の年代別・性別あるいは年収別の投票行動のデータに基づいて様々な説明がなされるでしょうけれど、僅差なので個人はともかく大阪市民という集団としては大いに悩んだ結果であることは間違いありません。

    大阪市長・大阪府知事が維新で、市議会・府議会でも維新優勢という状況なのに、5年前も今回も都構想が僅差とは言え否決されたという事実は、維新の会そのものが否定されたわけではなく、維新の会主導で府市連携を「都構想」という手段以外で実現しなさい、というのが有権者からの要求です。

    都構想否決が決まったからといって、同数に近いレベルの賛成者がいたという事実を忘れてはいけません。賛成した人は現状の府市連携に問題があると思っているのは間違いありませんし、反対した人の中にも連携には今のところ100%問題ないとまで思っている人もそう多くは無いでしょう。

    さて今後の大阪市・大阪府の問題としては、この賛成派・反対派がお互いに敬意を持って政治に取り組んでいけるかどうかですけれど、どうですかね……。

  • 予測可能な未来の備えと、予測不能な未来の覚悟

    アメリカ大統領選挙は、トランプ対バイデンというキ○老人対ボ○老人からの二択という拷問のような選択肢になりましたが、泣いても笑ってもこの二人から選ぶしかありません。

    バイデンが勝った場合は、ある意味分かりやすいというか、オバマ時代の政策に、多少のサンダースら左翼の思想を付け加えた政策が実行されるものとして予測はつきます。国内政治だけではなく、外交・安保もオバマ時代と差はないでしょう。日本にしてみれば、クリントン時代やオバマ1期目のジャパンパッシングの再現がされないように外交努力をしていく必要があります。

    ではトランプ大統領が再度当選したらどうなるでしょうか?

    最近になってイスラエルがアメリカの仲介もあって、近隣のイスラム圏の国々との国交正常化を続々と果たしました。トランプ大統領の関与がどれほどあったか分かりませんが、一つのアメリカ外交の成果と言えるのは確かです。

    1期目は政権中枢の要人が数ヶ月単位で誰かが辞めていく状況で、華々しく宣言していた政策の大半が実現出来ていませんでしたが、2期目も多分似たような状況で推移していくのではないかと思っています。

    反トランプの人にしてみたら再度、地獄のような4年間が訪れるわけですが、さて、果たして本当に4年でトランプが終わらせようとするでしょうか?

    4年間の我慢だと考えていいのでしょうか?

    トランプの一期目の間に、ロシアと中国は憲法を改正して、プーチン・習近平が終身で今の役職に就き続けることを可能にしました。

    それを受けたトランプが同じことを考えないとは言えないでしょう。

    2期目の途中に、最長で2期までという現行憲法を改正して3期目以降もつくことを可能にしようと言い出したら大変なことになります。

    実現はまず無理だとは思いますが、トランプがこれまで主張してきたことも大半は実現不可能とも思えるような放言です。

    トランプが勝った場合に予測不能と考えておいた方がいいはずです。

    弾劾があるといっても、それを完全に無視して居座ろうとした場合、どのように対処できるでしょうか?

    かつてnoteに、クーデターでトランプ独裁を倒すしかなくなるかも、と書いたことがありますが、もしトランプが終身大統領への欲望を出すとしたら、さらに4年後では遅いはずであり、2期目に当選した直後に言い出すかも。

    選挙結果も出ていないうちにこんなことを考えるのも鬼が笑うでしょうけれど、予測不能な未来に対して心構えをしておくくらいの準備はしておいてもいいんじゃないでしょうか?

  • 2020年10月31日J1リーグ第25節ガンバ大阪対コンサドーレ札幌戦のBS&DAZN観戦の感想

    毎年これくらいの時期になると、デイゲームとナイトゲームが入り交じります。今日のJ1では13時〜19時まで1時間ごとにキックオフの試合が組まれていて、J1だけでも1日楽しめます。

    それに加えて、J3の試合もあればJFLの試合もYouTubeライブで観戦できるので、自宅観戦のサッカーファンにとっては満喫できる週末となりました。

    さて、ガンバ大阪は前節柏レイソル戦での劇的な勝利の興奮を、その勝利の貢献者の不祥事によってドライアイスをぶっかけられたような月曜日になりました。結局アデミウソンは謹慎のままで、代わりのFWとして18歳の唐山翔自がメンバー入りするとの報道がありました。

    どっちかというと、アデミウソンと同じく最前線タイプではない川﨑かなと思っていたのですが、川﨑もずっとメンバー入りしているので人数的な補填で言えば唐山なのでしょう。

    ただ、水曜のU23の試合では芝本・奥野・伊勢といった中盤の選手も不在だったので、11月3日の大阪ダービーに向けてターンオーバー気味に来るのかなとも思っていましたが、U23で入ったのは結局唐山・川﨑のみでした。というかそもそもFW以外はローテーションせずでした。そして藤春もサブですがいよいよ復帰ですね。

    今日の試合は19時キックオフのJ1の試合がこれだけと言うこともあって、NHK-BSでの放送もあります。試しにテレビ中継とDAZN中継の両方を見比べながら観戦してみることにします。

    当然ながらテレビの方が速く始まります。テレビもTorneで見ているので結局ネットワークでの遅延があってDAZNとそんなに差が無いかなと思っていたのですが、私の環境では27秒差で始まりました。

    いきなり札幌にシュートを打たれましたが、ガンバにとってはまずは序盤は注意深く入ることが必要ですが、4分にもロペスにシュートを打たれています。札幌が前掛かり気味です。

    しかし8分には宇佐美からファーサイドの倉田に合わせましたがシュートは外。

    と思っていたら9分、ドゥグラスオリベイラのシュートが入ってしまい先制されます。東口の反応が遅れたところを見ると、選手が重なってシュートのタイミングが見えなかったのでしょう。

    やはり心配していた序盤の失点で苦しい状況になりました。

    13分にもカウンターからロペスのドリブルシュートを打たれますが東口がキャッチ。どうも今日は中盤の守備に問題があるようにも思えます。

    そして宇佐美の連続CKの後、スローインからの流れで16分に渡邉が落として井手口の綺麗なグラウンダーのシュートが決まって同点に追いつきました。早い時間に追いつけたのは助かりますね。

    ただ、どうも今日はボールが落ち着きません。札幌が低い位置からでもポンポンクロスを入れてくるのに手こずり、その対応にリソースを割くと前線にさっさと通されてシュートまで行ってしまいます。

    飲水タイムを挟んでしばらくは両チーム攻撃が停滞していましたが、31分には再び札幌のシュート。

    34分にも左サイドを崩されてクロスから駒井のヘディングシュートを打たれます。いずれも東口のキャッチで事なきを得ていますが、どうも中盤の脇での攻防で札幌に分があります。そこを手当しないと攻められ続けてしまいます。

    札幌の前線が高い位置でサイドに張っているために、ガンバの両サイドバックが中盤の守備に加われず数的不利を招いている状況です。対策としてはDFラインにボランチを下げてSBを前に行かせるか、FWが中盤サイドに下がって守備するかということになるのでしょうか。

    ガンバの2トップにパトリックが入っているならスペースにボール蹴っても攻撃できますし、アデミウソンなら高速ドリブルで一人で持っていけますが、今日の2トップだと組み立てての攻撃が中心になるのでなかなかシュートまではもっていけません。

    少し宇佐美が下がる形になったら、攻撃が回り始めて宇佐美のシュートまでは持っていけました。

    このまま前半終了かなと思った47分、倉田がロングボールを収めてマイナスのクロスから千真のシュート、菅野が弾いたボールに反応した井手口はオフサイドと非常に惜しい場面が最後にありました。

    前半は1−1で終了。内容としては札幌の方が良い時間帯が長く、苦しめられましたが最後の方はガンバペースでした。ですので最後の場面は決めておくと非常に良い時間帯での得点となったのですが。

    さて、後半開始。両チーム交代なしで始まりました。

    今度は開始直後にガンバにビッグチャンス。48分にヨングォンのクロスに山本が合わせて倉田のシュートは菅野のブロック。ハーフタイムを挟んで菅野のビッグセーブが続きましたが、攻撃は後半も上手く回っています。

    55分には宇佐美のスルーパスからの小野瀬のシュートも菅野がブロック。菅野が当たり始めているなあ。そうなるとパワーで押し切れるパトリックの方が良いかもしれないと思っていたら、交代の準備が始まりました。

    60分、左サイドからのFKの際に、ガンバも札幌も選手交代となりました。ただなんか札幌の交代が混乱気味でしたが、ガンバは矢島川﨑パトリックが入り、宇佐美小野瀬倉田が下がりました。

    そして61分、下がった宇佐美の代わりのキッカー山本のボールが、代わったばかりのパトリックが触ってゴール! これで勝ち越しです。蹴り手と受け手が代わった直後に決まるというのは、前節もそうですが最近の宮本監督の交代がハマり始めています。西野監督後期の選手交代みたいにも思えてきました。

    67分にはPK取られるかと思った場面がありましたがノーファールで助かりました。その直後には千真がフリーでシュートを打つもDFのブロックに合いました。今日の千真はついていない感じですね。こういう場合は代わって入った選手の方があっさり取ったりするんですが……。しかし同点弾もそうですが、千真のポストプレーに助けられているところがあるので代えるタイミングが難しい。

    72分の近い位置でのFKは山本が直接狙うも壁に当たってCKに。そこからのカウンターは東口がセーブ。この1分くらいは行き詰まる攻防です。

    74分に抜け出した高尾からのクロスはパトリックに合わず。だんだんオープンな展開になりつつあります。札幌は攻めないとしようがないですが、ガンバはこういうところで仕留める追加点が欲しいところです。

    88分の札幌のCKからは東口のセーブ後のシュートがギリギリ入らず。やられたと思ったのですがスローで見ると、バーとポストに当たって宮澤に当たってパトリックがクリアした感じですかね。あれは角度によってはゴールに見えるでしょうから、ミシャ監督のクレームも分からないではないです。

    93分に札幌のクロスがリフレクションになって、弾いた東口が白井と激しくぶつかりました。サブGKにはJ1出場のない一森です。東口が何とか立ち上がってくれてこのままプレーとなりました。

    長くなったアディショナルタイムを含めて97分に試合終了。

    1時間早く始まっていた川崎対FC東京では、川崎先制、東京同点の後に、バースデーゴールを決めた中村憲剛がカメラの前でダンディ坂野のお久しブリーフをやって12連勝を達成していました。そのため首位との勝ち点差は縮まりませんでしたが、遂に単独2位です。

    個人的なマンオブザマッチ候補は何人もいましたが、今日は井手口でしょうか。いつも通り広大な守備範囲を受け持って対応したのに加えて、失点直後の同点ゴールでチームが助かったのは間違いありません。

    それ以外にも勝ち越しゴールのパトリック、そのアシストの山本、怪我の三浦昌子の穴を埋めきっている菅沼、いつも通りのファインセーブを続ける東口らがMOMでもおかしくはないのですが。

    特に今日の山本は何度も守備で良いカバーが出来ていました。かなり守備でも計算できるボランチになりつつあります。いまの井手口山本のWボランチはコンディション以外で代える理由は無さそうです。

    次は中2日でアウェイでの大阪ダービーです。Jリーグ再開初戦では1−2での敗戦とはいえ内容には大きな差があった惨敗でした。その雪辱を果たしてくれることを期待します。

    今日もベンチ入りしながら出番の無かった唐山が、また次も控えに入るでしょうから、そこで活躍してくれると信じています。

  • 累進課税の不公平さと、守られるものの差は釣り合うか

    累進課税が不公平だという思いは高所得者層にとっては普通のことかも知れません。たくさん働いてたくさん成果を出してたくさん得た収入を、その多さに応じてより多く取られるという累進税については過度に行うと、その高所得者の国外流出や、高収入のための仕事を行わなくなるとか、あるいは脱税といった方法を選ばせかねません。

    ですので、累進課税は適度な度合いで課されている訳ですが、そうはいっても課税される方にしてみれば、少ない方が良いのは当たり前です。

    税金は様々な公的サービスのために使われます。役所や警察や消防などの公的機関の運営というのは当然ですし、道路や橋などのインフラ費用も分かりやすく目に見えるものです。

    国家にしろ自治体にしろ、基本的には国民・住民の生命と財産を守るために存在しているのであり、そのためのサービスが原点となっています。社会が複雑化する中で公的サービスも複雑化していきますが、基本は生命・財産の保護です。

    人の命が平等かどうかはもしかすると思想的に違いがあるかも知れません(もちろん、ほとんどの人は皆平等だと言うでしょうけれど)が、財産は平等ではなく差があります。

    守られる財産に差があるのであれば、守るために必要なコストの負担も差があるという考えは出来ないでしょうか。

    元も子もない言い方で言うと、金持ちの方が守ってもらうモノが多いのだから、貧乏人よりも税金を払え、ということです。預貯金や不動産だけではなく、高収入を得られる仕事や環境も保護されるべき対象です。

    また、貧富の格差が増大して社会が不安定化してしまうと、一朝事あらば富める者の方がより多くのモノを失いかねません。そうならないためにも、富の再分配は必要ですので、累進課税が求められます。

    所得税の累進課税は高所得者に対して負担が大きくなる税金ですので、所得は少ないけれど過去の資産が多い人にとっては負担が軽い税金となります。

    その点では所得税の累進課税は、高所得者と資産家の間で不公平だとも言えますが、その代わりに、資産家に関しては相続時に相続税で資産が多い人の方が課税負担が高くなります。所得税ほどではありませんが、相続する人数に対して資産が比較的少ない場合に税金が軽減されます。逆に、少ない相続者に多額の資産を相続させる場合に割合が高くなる仕組みですので、ここで富の再分配が行われます。

    相続税もいろいろと抜け道というか、今すぐに使わせるために不動産や教育資金での贈与に例外を設けていますので、資産家が資産家で無くなるほどの累進性ではないですが、不動産は国外移転できませんので、ある程度はお目こぼし的なものでしょうか。

    結局のところ、貧しき者が富める者を襲ったり、革命で生命財産が脅かされないために金持ちは他人よりも余計に税金を負担しなさい、という理屈です。

    やり過ぎたら富や才能を持って国外に逃げてしまう可能性はありますが、そもそも逃げられる先の国というのはまず先進国ではありません。逃げた先の国で生命・財産を維持するために、移転のための費用や、警備・ボディガード費用や、現地での合法的に上前をはねられたり賄賂を支払ったりすることを考えると、大して割が良いわけでもないでしょう。

    そう言えば、レバノンに逃げたあの人はどうなっているんでしょうね。

  • 古い地名はダメですか、悪い地名はダメですか。

    新しく造成された地域や、市町村合併によって新しい地名が出来ることがあります。昭和の途中くらいからそういう地名で、カタカナ・ひらがなや見栄えの良い文字、聞こえの良い読み方で地名が作られることも多くなりました。

    もちろん、地名は時代によって変わっていくのもよくあることですし、見栄えの良い文字に変えることもよくあります。

    私の住んでいる大阪でも、「大阪」自体が「小坂」→「大坂」→「大阪」になったそうですし、「梅田」だって元は「埋田」です。

    新しい地名でもそこに住む人が納得していて、周囲や他の地名との混同や混乱も起きないのであれば、部外者がアレコレ言うことではないのでしょうけれど、古い地名、由緒ある地名が無くなっていくのはやはり部外者としても寂しいものがあります。

    「埋田」から「梅田」のように過去の変遷をたどれる程度の変化であればいいですが、全くつながりの無い新奇な名前になってしまうと、歴史的な連続性が途絶えてしまいます。

    特に、自身による津波や豪雨による土砂災害が起きたことがある場所では、特有の漢字が使われていることが多いです。

    検索すれば多くのホームページで取り上げられているのでいちいちピックアップしませんが、津波や豪雨で被害が出ると、その地域の地名を取り上げてやはり人が住むべき場所ではないといった言説も見受けられます。

    ただ、そもそも国土の大半が山で、川が流れ、海に囲まれているこの日本では、災害に無縁の土地なんて本当にごくわずかしかありません。

    今も古い地名のままの地域がネガティブなイメージを持たれて住民が減ってしまうとしたら、字面の良い地名に変えたいと言われても変えるなとは部外者が言うのもおかしいでしょう。

    人口が増えて安全な地域だけでは土地を用意できないとしたら、安全ではないかも知れない地域にも住居を建てるしかありません。住む場所の違いが、歴史的な経緯か、あるいは単純な資産の差ということにもなります。

    安全な地域が大きく余っているのなら別ですが、そうではない、あるいは非常に不便なのだとしたら、災害が起きたことがある地域にも住まざるを得ません。その地に住む困難さはテクノロジーの発展と、政治的な支援や社会的な互助によって防ぐしかないでしょう。

    災害に対して強い社会というのは、災害が起きづらい地域に人口を集中させるということではないでしょう。防げる災害は未然に防ぎ、起きた災害に対して速やかに回復出来ることと、被災者に対して充分な保護がなされる社会であるはずです。

  • 隠れトランプ支持者がいるなら隠れ反トランプ主義者もいるはず

    前回の大統領選挙では世論調査の結果と異なり、実はトランプに投票した「隠れトランプ支持者」の存在があったことが、トランプ大統領を生みました。

    住んでいる場所や仕事や立場や様々なしがらみもあって、大っぴらにあるいは世論調査にも
    「トランプに投票する」
    とは言えなかった人が結構いた、ということです。

    おそらく今年の選挙でもそういう人はいるのでしょうけれど、逆に「反トランプ主義者」も特に政府部内で結構いるのではないかと思います。

    トランプの大まかな思想・政策は共感してても、実際の発言・ツイート・行動を見ると支持できない、という役人・高官もいるんじゃないかと思ってしまいます。発言の数時間後に真逆のツイートするとか、人格が本当に一つなのかなと疑念を抱くことも多々ありますが、そういうトップに仕え続けるのは大変です。

    アメリカの政治制度・組織では、大統領が代わると、特に政党が代わると役人の大きな入れ替えが起こります。共和党のトランプ大統領が当選して、共和党が選んだ役人ですので本来では役人はみな現職が当選することが自分の利益につながります。

    ただ、政策をひっくり返されたりしてたら忠誠心も限りがあるでしょう。第一、共和党支持者とトランプ支持者は必ずしも重なりません。民主党を支持すると自分が首になるので仕方なしにトランプを支持していた人たちも、さすがにこれは、と思ってあと4年も任せられない、と考える共和党支持者もいるでしょう。

    役人だけではなく、トランプ支持を公言しているようなグループの中において、トランプはもうダメだと思っていても口には出せないような雰囲気もあるかも知れません。

    ただ、まさに同じことが反トランプグループの中でバイデンに対しても思っている人もいるでしょう。息子が中国企業、ウクライナ企業の役員をかつてしていたことはずっと前から分かっていましたが、さらにそこでのスキャンダルも出てきましたし、バイデンを支持出来ないと考える民主党支持者、あるいは反トランプ主義者ももしかしたらいるかも知れません。

    そもそも、バイデンが勝って大統領になったとしてもアメリカ社会の分断は無くならないでしょう。トランプ大統領が分断を生み出したわけではなく、分断がトランプ大統領を生み出したからです。ここ数年で分断が進んだことは確かです。トランプ大統領が社会の分断を修復せずに広げたのは確かだと思いますが、自らを産んだ分断を修復するわけないですよね。倫理的にはともかく、自己利益として考えたら分断があった方がトランプ大統領にとっては都合がいいのは当たり前です。

    ただ、その分断の進行に疲れてしまった人達もいるでしょう。先述の隠れ反トランプ主義者もその中に含まれます。主義思想レベルではなくこのままではアメリカが危険だと思って揺り戻しがあるかも知れません。その流れを上手く掴めれば、バイデンの勝利となります。

    さて、バイデン大統領が実現したら社会の分断は収まるでしょうか? 分断を縮めるにはトランプ支持者の一部を切り崩すような政策が必要になります。民主党が非難してきた政策への事実上の妥協となってしまいますが、実現出来るでしょうか?

  • アデミウソン選手の飲酒運転・事故を受けて一人のガンバ大阪サポーターとしての気持ちの発露

    サポーターとしては残念としか言いようがありません。

    本人としては色々あるのかも知れませんが、擁護する要素がないレベルの話です。

    ガンバに5年弱、その前にマリノスに1年と長期間日本に滞在していて、日本における飲酒運転の問題を知らないとは言えないでしょうし、そもそも知っている知らないというのは関係ないレベルの話です。

    新潟の案件があったばかりなのに、というタイミングではありますが、前例があろうとなかろうと関係ないレベルの話です。

    サッカー選手としての才能や実力があるからどうのこうのというのは、口にもしたくないしそう言っている人がいたら腹立たしくなるでしょう。チームにとって欠かせない選手だろうとくすぶっている控えだろうと、やってはいけないことはやってはいけないレベルの話です。

    反省しているからチャンスをとか再チャレンジとかいうのも今いう話ではありません。クラブからの処分と、法律上の処分を受けた上で、それなりの期間ずっと反省を言葉と行動で表し続けて、そして何かのきっかけがあっての再チャレンジを認めるかどうかを考えるというものであって、今の状況ではただ厳しい処分が下されるのを待つしかありません。

    クラブとしての最終処分はまだ出ていませんが、おそらくは警察の一通りの捜査が終わって検察に回されたタイミングか、在宅起訴とか起訴猶予とか検察の動きが決まったタイミングで、本人の契約解除と、クラブ内部の管理不行き届きに関する処分が公表されるのかと予想します。

    まだ正式な決定が出ていない状況で、サポーターとしての感情にまかせてネットに書き殴るのも良くないとは思いますが、ただこういう形でガンバ大阪の選手としてのキャリアが終わるのを見るのは残念としかいいようがありません。

    数多くの日本人選手・外国人選手が、契約解除、引退、移籍などなど色々な形でガンバの選手でなくなるのを、サポーターとしてこれまで見てきましたが、過去最も残念な気持ちになる別れ方になるのは間違いないありません。

  • マスクを拒否する論理は、自転車無灯火と似ている。

    日本でも外国でも、ソーシャルディスタンスの有る無しにかかわらずマスク着用を拒否する人はいます。

    少し前には、日本でも飛行機中でのマスク着用を徹底拒否して乗務員と揉めて、途中で緊急着陸して降ろされた人がいましたね。

    マスク着用を拒否する人の中には、ただ単に自分がマスクが嫌いだから、という主張をする人もいますが、マスクには科学的根拠がない、という意見を言う人もいます。

    多分そういう人って、科学的根拠を絶対的に一つしか無いものと思っているのではないでしょうかね。

    新型コロナウイルスの研究は1月くらいから世界各地で始まりましたが、それ以降、次々と研究成果が発表されていますし、それらの成果同士がぶつかり合うようなこともあります。

    例えば、コロナウイルスは接触感染と飛沫感染で広がっていきますが、限定条件の下では空気感染するという研究結果も出ています。

    麻疹のような空気感染するのであれば、確かにマスクをしても無駄かも知れませんが、そもそもコロナウイルス対策としてのマスクは、自分が感染している場合に他人に感染させないためのものです。

    そして、この新型コロナウイルスでは、無症状の感染者や、発症前の感染者がウイルスを拡散させることも明らかになってきました。

    結局、症状が出ている人も出ていない人も、充分な換気が出来ない状況や他人との距離を確保できない場面では、みんなマスクを付けるしかないはずです。

    マスクを付けることで、その人から出る飛沫は大幅に減り、拡散距離も確実に縮まります。

    どの科学者も研究所も、マスクを付ければ万事OKなんて言っている人はいません。あくまで少しマシになる程度です。それでも少しでも感染を広げる確率が減らせるのならマスクを付けるべきですから、各所で着用を呼びかけているわけです。

    もちろんこれらの措置にしても、今後のさらに進んだ研究によって変わってくるかも知れません。絶対的に揺るぎない科学などは存在しません。常に進歩して進化して、前の成果を参考にしながら塗り替えていくものです。

    自分が信じている何か一つの科学的根拠を元に、他人への感染の可能性を顧みないというのはやはり身勝手と言わざるを得ません。

    自分のためではなく他人のために不愉快な、面倒な思いをしたくない、というのは、夜の自転車の無灯火走行にも似ているかも知れません。

    走っている自分が無灯火でも周りは見えるという自身があっても、周りからはその自転車は見えません。だからこそ無灯火が交通違反として取り締まりの対象になるわけですが、多分そういう人は無灯火のために気付かれずに車にはねられるまでは危険性を認識できないのではないでしょうか。

    それと同じように、マスクをかたくなに拒否する人も感染して重篤化するまで納得出来ないかも知れません。苦しめば良いとまでは思いませんが、他人のためにマスクをするということの重要性が理解出来ないのは残念なことです。

  • 2020年10月25日J3リーグ第23節大阪ダービーDAZN観戦の感想

    昨日のトップチームの試合では終了間際の勝ち越しゴールにより、浦和に敗れた2位セレッソ大阪と同勝ち点・同得失点差にまで並びました。トップの大阪ダービーは来月ですが、今日は一足早くJ3でのU23同士のダービーマッチとなります。

    スタメンには昨日のJ1に出た川﨑、ベンチ入りしていた黒川、松田、石川も入りました。その他にも唐山・塚元や、二種登録ながら最近活躍している中村、伊勢、菅野も期待です。ただ、一番活躍して欲しいのは高木でしょうか。OAでのJ3の試合ばかりですが、得点もありませんのでアピール出来ていない状態です。チャンスは毎試合のようにあるので、今日こそはと期待しましょう。

    さて、毎試合苦しめられる序盤の失点がありませんように、と祈りながらのキックオフ。

    最初の方は攻め込まれもしますが、黒川・山口の左利きコンビを中心にやはり左かの攻撃が多めです。ボールを保持して攻める時間は多いですが、最後のアタッキングサードでの精度に欠いてシュートまでなかなかいけません。

    18分には高木のシュートもありましたが大きく外れました。

    そうこうしているうちに21分、あっという間にセレッソに先制されてしまいました。人は揃っているところで厳しく当たれずにシュートを打たれた感じです。

    その後も左サイドの黒川からのクロスと、ラインの裏に抜ける唐山への縦パスを中心に攻めましたが、どれもセレッソに上手く守られてしまっています。

    結局前半はこのままセレッソリードの1-0で終了。

    ビルドアップも中盤の展開も悪くないと思いますが、最後のところで決定機を作れていないので、テコ入れするとしたらその部分でしょうか。

    フォーメーションをイジるより、選手交代の方が先かも知れません。伊勢・中村が後半最初から出てくるかも・・・と思っていたら、まずは伊勢が高木に代わって出場です。うーん、高木はまた次で頑張って欲しい。

    さて、伊勢が入ることで2トップが唐山・川﨑でしょうか。

    48分にはセレッソがエリア内からシュートを打ちますが石川が正面でキャッチ。結構危ない場面でした。直後にもカウンターで攻められたところは松田が1対2の状況で見事なスライディングタックルで防ぎました。

    51分は正面突破でガンバが細かくつないで決定的なシュートを放ちますがGKに防がれました。

    52分には自陣でボールを奪われてセレッソにシュートまで行かれますが運良くギリギリ外れました。お互いにこの状況では終わらせないでしょうし、ガンバは特に前掛かりに攻めざるを得ませんので、もっとお互いにオープンな展開になるでしょう。

    59分には左サイドから黒川のクロスを相手が跳ね返したところ、走り込んだ伊勢が見事なボレーでたたき込みました。これが伊勢は初ゴールです。

    直後の60分にも同じように黒川からのクロスには唐山が惜しくも合わず。

    セレッソはここでさらに前線での守備の圧力を強めてきましたので、ここはしばらくは大きく前に蹴っていっても良いと思うのですが。無理につなげると奪われてショートカウンターから即シュートを打たれるところまで行ってしまいます。

    67分には藤尾にドンピシャヘッドを食らいますが石川のファインセーブで助かりました。

    後半の飲水タイム直前の5分と直後の5分くらいは怒濤のプレスと攻撃を食らいました。こういったときは一発かませれば流れも変わるのですが、ガンバはずっと受け身が続いてしまっています。森下監督も中村を入れるタイミングを考えているのか。一発で状況を変えられるとしたら彼のようなクラッキだと思いますが。

    その後もピンチが続き、85分にはタビナスのクリアを拾われてシュートを打たれるもバーに当たってノーゴール。ああいう場面が今日は多いなあ。負けているわけではないので、前に大きく蹴って逃げても良いのに無理につないで奪われる、というか明らかにセレッソがそこを狙っているのに。

    しのぎ続けていたら87分辺りから攻勢に転じました。タビナスのシュートは枠の上。

    90分には川﨑のシュートは相手に当たってCKに。

    95分の最後の場面での伊勢のシュートは大きく外れてしまいました。そのゴールキックで試合終了。

    結局、選手交代もセレッソ2人、ガンバ1人だけでした。どちらもバランスを崩したくなかったのかも知れません。

    実況の方によると、U23の大阪ダービーは通算で3勝4分3敗、今年は2引き分けという結果だそうです。U23のJ3参加は今年が最後ですので、イーブンの結果で終わりと言うことになりました。仲良しというか痛み分けというか、選手もファンも悔しいですが、トップも含めてそれだけ2チームとも戦力が拮抗しているのでしょうね。

    ところで、同時に別のタブレットで見ていた磐田対群馬の試合でヤットが「らしい」フリーキックを直接決めていました。

    磐田加入後は周りの選手とはちょっと違うレベルでのプレーをしていましたが、はっきりとゴールという結果で示したのもさすがですね。ただ磐田がヤット依存になるとどうかと思いますが。

    ガンバもヤットのポジションには、井手口・山本・矢島がいて、レンタル中の高・高江がいて、U23にも芝本や奥野がいる状況ですので、どうしても来年も出番は少なそうですので、来年のヤットの去就は現時点では分かりませんねえ。

    さて、ともかくガンバ大阪U23はここ2試合続けて失点してから追いついた試合展開となりました。得点者がどちらも2種登録の選手というのはなんというかアレですが、次は水曜の福島戦です。次こそ高木に期待ですかね。

  • 2020年10月24日J1リーグ第24節ガンバ大阪対柏レイソルDAZN観戦の感想

    試合数の2.7倍の勝ち点、試合数の2倍の得失点差で首位を独走する川崎フロンターレに追いつけるとは思いませんが、2位は混戦になりそうですがガンバが結構有利な位置にいます。

    2位争いはセレッソ、FC東京、ガンバ、名古屋、鹿島、マリノスあたりまででしょうか。その下の柏・浦和とは少し差がありますが、その柏との一戦です。

    2位争いで有利に立つためには今日も勝つしかありませんが、ガンバのスタメンは前節大分戦から2トップを変えてきました。菅沼・福田がDFラインに入るということは、昌子・藤春・三浦の復帰はまだなんでしょうね。サブにも入っていませんし。

    対する柏はどうしたってオルンガを意識せざるを得ませんが、江坂も気になります。ところで呉屋はどこいった?

    さて、アウェイでは惨敗というか完敗というか何も出来ずに負けてしまった相手ですので、このホームでは絶対勝ちたいところです。

    まずとりあえずは開始直後の失点は避けて欲しいですがどうなりますか。

    8分にカウンターでオルンガが抜け出しましたが東口が素早く対応して助かりました。オルンガの独走を止めるにはあれしかないですかね。その直後にもシュートを打たれますが枠の外。

    12分に福田が打ったシュートは小野瀬に当たってしまいました。攻めるときには人数をかけていますので、シュートやクロスまでは持っていけますがやはりカウンターが怖い。

    16分には右からのグラウンダーのクロスに倉田が合わせるもブロックされてCK。

    18分にはペナルティアークから宇佐美が打つもGKキャッチ。良い形が増えてきました。

    そして攻めても得点出来ないと、24分みたいにクリスティアーノに抜けられて東口も交わされてオルンガのシュート、ということになりますが、これも大きく外れてくれました。

    ちなみに飲水タイムで客席で見ている小野や藤春がちらっと映りましたね。

    30分には自陣深くでボール回しに失敗して福田が相手を倒してしまって警告。FKからの江坂のヘッドはかろうじてバーの上でした。

    34分にも自陣でのパスミスからシュートを打たれます。こういうのはもったいないというか、防げるはずのピンチというか。

    37分にもカウンターでシュートを打たれますが高尾がブロック。高尾のブロックが増えてきたというのは、プロの間合いに慣れてきたと言うことになるのでしょうか?

    39分にはパトリック・宇佐美・倉田で攻め立てますが最終的にパトリックのヘッドは当たらず。これは惜しかった。

    結局0−0のまま前半終了。どちらも持ち味を出したような出していないような感じの内容でした。

    ハーフタイムにも三浦や藤春が映っていました。あれ本人気付かないですよねえ。

    さて交代無しで後半キックオフ。

    前節のようなスコアレスの状態が続くと、やはり前節のように2トップ入れ替えして攻め方を変えることになるでしょう。FW陣も期待ですが、川﨑にも持ち味のドリブルを生かした得点・アシストをそろそろ期待してもいいんじゃないでしょうか。

    51分には小野瀬がミドルもGKパンチングで逃げられます。無回転だったでしょうか? そしてこのCKで宇佐美がパトリックに合わせてゴール!

    というか、GKがパトリックとぶつかってこぼしたオウンゴールのようにも見えましたが……。

    経過がどうあれ、これでガンバが先制です。前節と同じ、宇佐美のCKからのパトリック弾でした。

    失点後の柏は攻撃の圧力を強めたように見えますが、かえって攻め急ぐというか、ガンバの守備状況に関わらずパスやクロスを入れているように思えます。

    こういう時にガンバがカウンターから得点出来ると、相手にダメージを与えることが出来るのですけれど。

    63分の倉田小野瀬パトリックの立て続けのシュートはGKに防がれました。

    効果的にカウンターで得点出来ないとなると、ずっと攻められ続けることになりますが、残り時間耐えるか。追加点を取りに行くか。ここ最近はずっと耐えきる方を選ぶことになっています。というか最近流れの中での得点がありませんね。

    75分には宇佐美に代わったアデミウソンがシュートを打ちますがゴール右に外れました。

    78分にも人数をかけてPAに攻め込みますがシュートは打てず。

    そうこうしていると、80分に結局江坂からのパスでオルンガにやられました。警戒していたんですけどねえ。

    取るべき時に取れないと失点するのはサッカーの常ですが、かなり分かりやすい形でしっぺ返しを食らいました。そもそもオルンガのいる柏相手に1得点で逃げ切ろうということにも無理があったとも言えます。

    そしてここでパトリックと小野瀬に代えて渡邊千真と矢島を投入です。

    しかし流れは変わらずずっと押されっぱなし・・・と思っていたら89分にアデミウソンが見事な左足シュートをたたき込みました。美しい、ブラボー、ビューティフルなシュートでした。

    そしてそんな中、川﨑が入って来ました。ここでのミッションはまず守備、そして時間稼ぎで、隙があればシュートでしょうか。

    アディショナルタイムは4分。川﨑も十秒くらいはコーナーフラッグ付近で粘れました。

    93分には決定的なシュートを東口がパンチング。

    そしてこのまま試合終了。パトリック・アデミウソンの2ゴールでの勝利となり、10月のゴールが全部FWという珍しい状況はまだ続きます。

    今日のヒーローはアデミウソンでしょうね。あの時間帯での勝ち越しゴールは何物にも代えがたいです。

    ただ、毎試合東口がビッグセーブをすることに慣れすぎてしまっている感もあります。J1ナイスセーブ集とかでTwitterで上がっているのを見て、また今節も東口のセーブ選ばれているな、とようやく実感するくらいになっています。

    もうちょっとその前でのフィルターで東口の負担が減ればもっと楽に勝てると思うのですが。

    ともかく、これでFC東京を交わして暫定3位浮上です。2位セレッソとも1試合少なくて勝ち点で並びました。

    次は31日にホーム札幌戦ですね。

    ちなみに、ファンクラブ会員のゴールド会員として、3月1日の試合で配られる予定だった「あったかブランケット」がついさっき届きました。

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    今年は在宅観戦と個人的に決めているのでスタジアムで使う機会はありませんが、DAZN観戦でも使う場面は出てくるでしょう。ありがたく頂戴しておきます。