平繁無忙の何でも書くブログ

  • 「いつもニコニコ現金払い」が不便な時代が来る

    そう言えば、
    「いつもニコニコ現金払い」
    って言葉を聞かなくなったなと思いました。

    調べてみると、NHK人形劇「ひょっこりひょうたん島」が元ネタらしいですが、その元ネタの元ネタとしては、昭和の頃は掛け払い・ツケ払いがまだ多く、現金払いの客は歓迎されたことにあります。

    個人が店舗での購買時にツケ払いする以外にも、企業間取引でも掛け払いは一般的でした(今もでしょうけれど)。商品を引き取った日後の締日にかかる支払日に、手形や小切手(特に先日付のもの)を渡すので、現金化できるのは商品を引き渡してから数ヶ月後です。

    つまり、現金払い以外の決済手段では、基本的に受け取る側がその決済手数料か、支払いサイト(受け取ってから現金化までの期間)間のリスクを負担するため、現金払いの方が店は助かることになります。

    思えば、一般的な社会人、サラリーマンなどの勤め人だって、労働した日から給料受取日までの期間があるので、掛け払いで給料を受け取っているようなものですね。

    ともかく、いつの世も掛け払いより現金払いが歓迎されてきました。現金払いが嫌がられたのは、あまりに高額で店側が現金を扱えない場合(不動産や自動車など)とか、頻繁な少額の支払いがあるようなケースくらいでしょう。

    しかし、徐々にキャッシュレス決済が普及してきた現代において、現金を扱わない店舗も出てきました。銀行での硬貨両替手数料の値上げにより、釣り銭の準備にも経費がかかるようになってくると、現金払いが店の負担になるケースもあり得ます。

    今はまだ、完全キャッシュレス化した店というのは少ないですが、埼玉県の免許更新手続きのように現金払い不可の公的機関も出てきたくらいですので、民間レベルでもキャッシュレスに特化する店舗も増えてくるでしょう。

    https://www.police.pref.saitama.lg.jp/p0270/kenke/menkyokousinr6.html

    現金を扱うことのデメリットとしては、
    ・釣り銭の準備が必要
    ・客が出したお金のカウントが必要
    ・カウントが間違っていた場合に後でレジのお金が合わない
    ・強盗や盗難の危険性
    ・現金の預け入れ作業が必要
    といったところでしょうか。

    レジに時間が掛かる点については、PayPayなどのQRコード決済の方が、発達しきった現金払いフローよりも遅いため、あまりデメリットとは言えないでしょう。QRコード決済はテクノロジーとしては半分アナログですしねえ。

    カードのタッチ決済がもっと普及して、電子マネーと合わせてキャッシュレス決済した方が、支払う側も受け取る側も便利になってくるのでしょうけれど、まだ時間はかかりそうです。

    給料のデジタル払いも認められるようになりましたが、あれに参入するための企業に課される条件が結構厳しくて、企業側にメリットあるのかなと疑問にも感じます。その辺のハードルを下げると絶対ヤバい企業がやらかすでしょうから仕方ないですが。

    デジタル日本円が実現するのを待つしかないですかね。

  • 若者の韓国人気は昔のアメリカかぶれと似ている

    現代の若者層には韓国文化や芸能人が憧れの的となり、日常的に接するものになりました。冷戦時代、特に軍事政権時代の韓国が頭の中にある中高年にとっては思いも寄らぬことかも知れません。

    そんな若者に対して、韓国批判をする人もそれなりにいますけれど、韓国好きイコール日本嫌いのレッテル貼りをするのはいかがなものか。

    だいたい、いつの時代でも若い世代は伝統文化よりも外国文化に憧れるものです。戦後からしばらくの間は、その対象がアメリカを始めとする西洋文化だったのです。

    それら欧米の文化が「その当時の若者」によって取り入れられ、伝統的な文化と混ざり合い、調和し、違和感も感じられなくなった現代にとって、若者から見たら欧米は憧れの存在ではなく、むしろ批判的に見る伝統文化と近しいものになっているのかも知れません。

    そう考えれば、日本の伝統文化とも欧米文化とも異なり、隣国で情報が多くなってきた韓国の文化が身近で憧れの対象になってきたのは当然とも言えます。

    もちろん、陰謀論とまではいかなくとも、韓国政府による積極的な施策やキャンペーンによる部分も大きいでしょう。日本だって欧米に対してクールジャパン戦略を実行していますし、20世紀においてはアメリカ合衆国が西側諸国全体に文化的影響力を強烈に行使していたのですから、今さら目くじら立てることでもないでしょう。

    数年後か数十年後か分かりませんが、いずれは若者世代の韓国熱も冷めるでしょう。といっても伝統文化に若者が回帰するのではなく、また新たな外国文化に夢中になっているはずです。その対象としては東南アジアあたりでしょうかね。

  • 関門海峡とパナマ運河の地理的イメージ

    日本海と瀬戸内海をつなぐ関門海峡は、本州と九州の間に位置しています。

    日本列島において相対的な位置関係を見ると、本州は東及び北、九州は西及び南にあり、その二つを分け隔てる海峡なのですから、その海峡を挟んで本州が北東側、九州が南西側にあるようにイメージしてしまいます。

    しかし、実際に行ったことがあったり、地図を見たことがあればそのイメージが間違っていることに気が付きます。

    GoogleMapより

    こちらにあるように、本州側の下関市の端は関門海峡を挟んで南西にまで伸び、一方、九州側の北九州市は関門海峡の北東にまで及んでいます。つまり、関門海峡の一地点においては、九州が東及び北にあり、本州は西及び南に位置しています。

    こういう大雑把なイメージと、詳細な実際が異なる地理は気が付くと楽しいものです。

    関門海峡よりもはるかに規模は大きくなりますが、パナマ運河も似ています。

    太平洋と大西洋をつなぐパナマ運河は自然に出来たものではなく、10年近い年月を掛け、第一次世界大戦勃発直後に完成した大規模工事によるものでした。

    北米大陸と南米大陸をつないでいるパナマ地峡を掘削し、東にある大西洋と西にある太平洋をつないだパナマ運河ですから、こちらもまた、大西洋側が東、太平洋側が西にあり、北米側が北にあって南米側が南にあると思いがちですが、関門海峡と同様に東西南北が逆となっています。

    GoogleMapより

    地図にある通り、パナマ運河は「西にある大西洋」から「東にある太平洋」をつなぎ、北米大陸は運河を挟んで南、南米大陸は北にあります。

    南北アメリカ大陸の間にある中南米各国で、そのような場所がこのパナマ運河を掘削した場所にしかないことを考えると、関門海峡と同様に偶然にしても興味深いものです。

    ちなみに、パナマ運河は昨年後半に記録的な干ばつの影響で船の行き来に必要な水不足に陥り、船舶通行量が制限されていたそうです。

    中東のスエズ運河も最近はテロ組織による船舶攻撃により通行が困難となっていますが、両巨大運河が20世紀以降の製品・食料の運送に大きな役割を担っていたことを今さらながらに感じます。

  • 2024年6月30日J1リーグ第21節ガンバ大阪対FC町田ゼルビア試合観戦の感想

    さすがに今日はなかなか精神的に観戦記を書く気にはなれないのですが、

    ・ウェルトン最高!
    ・ジェバリはボールを収めてもシュートがなあ・・・
    ・半田は1枚カードもらっている中での軽率な2枚目はアカン
    ・ただし岡部主審のジャッジにも言いたいことは山ほどある。というか半田の1枚目も厳しいやろ
    ・前半は無失点で逃げ切りたかった
    ・山下下げてジェバリを残したのは結果的には失敗だった。ただ、両翼残してジェバリを下げていたら攻撃がカウンターのみになっていただろうし、結果論になる
    ・福岡の代わりに入った江川はなんとかやれてた。11対11の試合でもう一度見てみたい
    ・逆転された時点ですぐにアラーノ・坂本を入れて良かった。1-3になってから代えてももう追いつけない
    ・相手の弱みにつけ込むのが上手い町田と下手なガンバという対比が目立った

    先日noteにも書いたように、

    https://hrsgmb.com/n/n84611f29ad71

    課題の攻撃についてはハーフシーズンで10点以上取れるようなFWを獲得できれば優勝も十分狙えます。怖いのはCBとボランチの使える控えが江川とネタ・ラヴィのみと少ないことです

    やはり最前線で得点出来るFWが必須ですし、三浦・福岡が抜けて中谷・江川しかいないCBも非常に厳しい事情です。

    今日の試合前に、アカデミー出身の林大地の獲得が発表されました。

    https://www.gamba-osaka.net/news/index/no/16804/

    「ラストピース」と言える彼が早くフィットしてゴールを量産することが出来れば、まだまだガンバは強くなれます。強化部の尽力には頭が下がります。

    今日の敗戦は経緯も経過も結果も結構ショッキングでしたが、まだ勝ち点差は5です。2005年も2014年ももっと差があるところから逆転したのです。

    今日の試合終了後、ピッチ一周する選手スタッフ達にはサポーターからは激励と応援の拍手とかけ声ばかりでした。

    思い出すのは、2014年の10月に、首位レッズを猛追していたガンバがホームで仙台相手に、終了間際の柳沢敦のゴールで追いつかれてしまい、レッズとの勝ち点差が広がった試合終了後です。

    痛恨の逸機にゴール裏はブーイングかなとバックスタンドから見ていると、次週のナビスコカップ決勝に向けて、
    「カップを掴み取れ」
    のコールで応援し続けました。

    今日負けても、次の目の前の試合に勝てば良いのです。そのためにサポーターは応援し続けます。

  • 候補者のレベルを測ると気を失いそうになる都知事選

    よくいわれる言葉に、
    「政治家のレベルは有権者のレベル」
    というのがあります。
    それが正しいかどうかは人それぞれ賛否両論あるでしょうし、政治家と有権者のレベルがピッタリ合う場合も、政治家の方がマシな場合も、有権者の方がマシな場合も、いずれもあるでしょう。
    しかしながら、公正な選挙に基づいて政治家が選ばれる民主主義国家であれば、政治家と有権者のレベルが大きく乖離することはあり得ません。どちらかが堕ちればもう一方も引っ張られます。

    言いたいことは、都知事選の候補者の乱立とその御乱行についてなのですが、候補者のレベルは東京都民のレベル、と言ってしまうと、おそらくどの都民も怒るでしょう。あんなのと一緒にするな、と。

    ここ数回、ビックリ人間大集合の観があった東京都知事選挙はついに、キ○ガ○人間大集合になってきました。やりたい放題という言葉がまさにピッタリです。もはや、どこまで酷いことをすれば公選法違反になるかギリギリのチキンレースをやっているのか、選挙終了直後に逮捕されるRTAでもやっているのか、と思ってしまいます。

    選挙期間中ですので具体的に候補者を個別にどうのこうの言うつもりはありませんし、第一私は大阪府民であって東京都民ではないので、誰が都知事に選ばれても関係ありません。将来的に国政に関わるためにステップアップの踏み台として都知事になろうとしている候補者は、間接的には将来的に私にも無関係ではなくなりますけれど。

    ただ、都知事に限らず首長から国政への進出というのは、結構難しいんではないかと思うんですよね。アメリカ大統領なんかは州知事から立候補する人が多いですけれど、日本の政治の場合は国会議員は陣笠から始まって、党のために汗をかいて動く人でないと、党内での支持を集められません。

    国政から首長になった人が国政に戻ることもまずありません。いわば「アガリ」のポジションであり、大企業での出世レースに例えれば子会社の社長に出向するようなものです。親会社でのトップにはなれません。

    アノ人なんかは都知事を踏み台にしてもっと上を目指しているんだろうなと推測しますけれど、多分そうはならないんじゃないかと。知らんけど。

    ともかく、今の都知事選を見ているなら、首相公選制とか大統領制とかを日本に導入しようという人はいなくなるでしょう。少なくとも立候補者の条件にそれなりのハードルを設けないと悲惨な選挙になり、それは民主主義への否定と独裁制への支持を増やしてしまいかねないのです。

    とりあえず、日本人がこんな感じで選挙に臨んでいるうちは、公選制とか導入せずに現状の議院内閣制による内閣制度のままが一番マシでしょうね。

  • 「ノブレス・オブリージュ」と「刑は士大夫に上らず、礼は庶人に下らず」

    フランス語の「ノブレス・オブリージュ」という言葉は、貴族の道徳・行動様式を示しているように思えますが、実際は19世紀になってから生まれた言葉だそうです。その時点ではフランス革命後ですので、当然ながら貴族や王が支配する状況下ではなかったのですが、この言葉に近い考え方はそれ以前にもあったのでしょう。

    今さら言うまでもなく、「高貴なものはそれに応じた義務がある」という解釈となるのですが、今では「社会的地位が高いものは、それに見合った社会的貢献をせねばならない」という使われ方もします。

    いずれにせよ、身分・地位が高い人はそれに応じて社会的責任を果たすことを求めるのがこの考え方ですが、それを果たしている人もいれば、果たしていない人・果たす必要なんかないと思っている人もたくさんいるでしょう。

    この「ノブレス・オブリージュ」は西洋における身分と責任の関係性を端的に表す言葉として非常によく引用されますが、では日本も所属する東洋ではどうでしょう?

    西郷隆盛の言葉としても言われ、元は古代中国の書経にある、

    「功ある者には禄を与えよ、徳ある者には地位を与えよ」

    という言葉が対照的に比較出来るでしょうか。お金と地位を分けて考えるのは東洋的思想に独特な感じがします。金銭を卑賤なものと考えていた直江兼続が、伊達政宗が見せびらかした金の大判を素手で触らず扇子であしらったエピソードを思い出します。

    ただ、個人的には東洋思想として、

    「刑は士大夫に上らず、礼は庶人に下らず」

    の方を「ノブレス・オブリージュ」と比較したい気持ちがあります。

    こちらの言葉(「刑は~」)は、
    「貴族階級のものは礼節によって自らを律し、罪を犯しても処罰される前に疑われた時点で自裁しなければならない」
    「庶民は罪を犯したら処罰される代わりに貴族を縛る礼節を守らなくていい」
    ということを意味します。

    主君(王や皇帝)に忠節や行動を疑われた時点で弁解したり反抗したりしてはいけないと言う時点で、歴史上いくらでもそうしなかった貴族を思い浮かべられるでしょうけれど、ともかく、東洋的(中国的)な貴族の在り方はこういうものです。儒教に基づく礼が個人や家や国の中心にあって、言動を厳しく規律するべきだ、という考えは、20世紀初頭まで存在していました。

    かつての東洋において、地位と責任の関係性を示す言葉としてはこちらの方が適切な気がします。昔に限ったことではなく、現代中国政府においても、習近平国家主席に疑われた高官が次々と姿を消しているのを見ると、もしかしたら今の中南海でも同じ行動原理が働いているのかも知れません。

    その一方で日本のように、地位ある人間が罪を犯しても認めず、あるいは反論して省みず、厚顔無恥に傲岸不遜な態度であり続けるのとどっちが良いんでしょうね。

  • 所有しても使用出来ないかも知れない時代

    自室でテレビを見るために使用しているnasneに関して、先日、ちょっと衝撃のリリースがありました。

    https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1594342.html

    2027年7月以降、スマホ版のtorne mobileでテレビ番組の視聴などができなくなります。

    新しい方のnasneはバッファローがサポートを継続しますので、あくまで駄目になるのはソニー製のnasneの方だけです。それでも、愛用している人は、この手の機器の中では特段多い製品ではないでしょうか。パソコンやスマホでテレビを見る他社製品と比べて、安定性や使いやすさは群を抜いていました。

    とりあえず、あと3年は今のままでも良いですが、それ以降は自室でのテレビ視聴について何らかの別の機器が必要になります。

    3年も経つともうテレビ番組をテレビチューナーで見ること自体が無くなっていそうな気もします。今でもほとんど使いませんし。

    多分、MPEG2ライセンス絡みだとは思いますが、ソニーもそんなに余裕が無いのか、逆に打ち切っても文句言われない程度の利用者しかいなくなったのか、どっちでしょうね。

    打ち切りといえば、Spotifyでは売って2年も経たない機器のサポートを即打ち切りという悪魔のようなリリースもありました。

    https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1595196.html

    これはひどいですねえ。私はSpotify使っていませんし、日本では欧米ほど利用者がいないので、日本国内での影響はほぼ無いかも知れません。ただ、Spotifyの専用デバイスなんてガチのSpotifyユーザーしか使わないでしょうし、それを打ち切るのは悪い意味で凄い。SpotifyもApple、Amazon、Googleの3社による音楽配信サービスと戦い続けるのが相当厳しいのでしょうね。

    ちなみにそのAmazonも、

    https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1593865.html

    こんな噂が流れているくらいです。Alexaは毎日使用していますが、有料になったら止めます。そもそもEcho Show5を、照明操作とエアコン操作、天気予報を聞くことにしか使っていない時点でAmazonにとっては金にならないユーザーなんでしょうけれど、お金払ってまで使おうとは思いません。その時は、安く買ったはいいが全く使っていない、GoogleのNest Miniを使います。Googleも有料化したら知らんけど。

    しかし、買った商品を使い続けられないのはまさに現代社会の特徴的な点ですね。所有権と使用権が分離している格好です。だったら、そもそも所有しないのが正義か、ということになります。だったらAmazonもSpotifyも販売ではなくレンタルやリース形式でのデバイス提供すべきですよね。

  • 2024年6月26日J1リーグ第20節鹿島アントラーズ対ガンバ大阪DAZN観戦の感想

    大一番3連戦の初戦、神戸戦を勝利したガンバは3連戦の2試合目をアウェイで鹿島と戦います。

    優勝争い・アウェイ鹿島戦となると、10年前にリンスの決勝ゴールで劇的勝利を果たしたあの試合を思い出します。

    ガンバのスタメンは後ろはいつも通り。前節で怪我をした山田に代わり坂本がトップ下、ダワンの代わりにネタ・ラヴィが先発になりました。

    サッカーの内容というか攻撃面では鹿島が押し気味になるだろうと思っていましたが、以外と互角というか、ガンバが持つ時間も神戸戦よりは長くなっています。

    それでも鹿島は攻撃面は何でも出来る鈴木優磨を中心にガンバゴールを脅かします。

    25分にはガンバボールを奪った鈴木優磨のパスから一森のいないゴールにシュートされるも中谷が完璧にブロック。今日は中谷の出番がとてつもなく多そうです。

    20分過ぎからは鹿島の攻撃をひたすらガンバがしのぐ、という時間が続きます。

    こういう展開なら、いっそのこと割り切ってウェルトンか坂本を最前線に上げて、ロングボールをひたすら入れる形でも良いと思うのですけれど。

    ファウルをした宇佐美にカードを出せと主審に要求した鈴木優磨にカードが出るというコントみたいな場面もありましたが、宇佐美もカードをもらっているのでガンバとしても笑えません。苦しい時間がちょっと長すぎます。

    44分には右サイドからのクロスをフリーで頭で合わされますが、一森が素晴らしいセーブでゴールを割らせず。

    内容を考えると0-0で45分を終えたのが不思議なくらいですが、中谷・一森の個人的な反応による守備に頼るところが多すぎる前半でした。

    後半は交代無しで再開。ガンバとしてはどこでジェバリやダワンを入れるか。特にダワンの頭はセットプレーでの重要な武器になります。

    お互いに決定機未満のチャンスが続く中、60分、先に鹿島が交代で動きます。

    ガンバからすると鹿島の4-4のブロックが完璧に見えるのですが、なんで最近失点多いのかと不思議に思います。

    71分、坂本とネタ・ラヴィを下げてファン・アラーノとダワンを投入。アラーノがトップ下に入るのは珍しい。

    前半よりはだいぶ良くなりましたが、0-0で時間が経過する中、鹿島も2名交代。

    83分にはガンバも山下に代えてジェバリをイン。これでアラーノが本来のサイドに入り、ジェバリのワントップと宇佐美トップ下となります。

    アディショナルタイムに入ってからウェルトンから中野に交代。戦術よりはスタミナ的な面での交代でしょう。

    そして試合終了。2位3位の6ポイントマッチはスコアレスで終わりました。順位は変わらず。

    前半は鹿島、後半はガンバが押していましたが、ガンバは前半の鹿島ほどの決定機はなかったので、内容で言えば6-4で鹿島の方が良かった試合でした。アウェイでの鹿島戦での引き分けは、内容を考えると上出来でした。

    個人的マン・オブ・ザ・マッチは中谷。前半の超ピンチでのクリアには、ありがとうとしか言えません。

    同時刻に神戸で行われていた、1位4位のこれまた6ポイントマッチも0-0で終わりました。

    上位4チームの直接対決という類い希な一節となった今日は、勝ち点差も順位も動かないまま、「決戦は日曜日」になりました。

  • Jリーグ全60クラブのSSL状況

    先日、JFLや地域リーグの公式サイトのSSL状況についてnoteを書きましたが、

    https://hrsgmb.com/n/n7925948942e9

    せっかくなのでJリーグ全60クラブのSSLを調べてみましょう。当然ですが、さすがにどのクラブもSSL対応はしていますので、どのSSLを使っているかという調査になります。また、いずれも私の環境でブラウザ表示させたものから証明書の名前を見ているので、もしかしたら間違いがあるかも知れません。

    まずはJ1。

    AmazonとLet’s Encryptが多いのは分かりますが、FujiSSLが以外と多いですね。あと、関西4クラブがバラバラなのが、ある意味「らしい」ですね。関東のクラブは必ずどこかと重複しているのに。

    次いでJ2。

    あきらかにAmazonが減り、Let’s Encryptが増えてきました。

    最後はJ3。

    Let’s Encryptがさらに増えてきたのは、J1・J2と比べて予算が少ないJ3という理由が大きいでしょうか。

    まあ、Let’s Encryptだからと言って即危険というわけでもなく、管理者がサイト運営をキチンとしてれば大丈夫です。

    最後に全部の中のランキングとグラフです。

    Let’s Encryptが多いのは予想できましたが、Amazonが多いのはサイト運営自体をAWS上で行っているからでしょうか?

    私自身、かつて小さな企業でシステム・サイト管理も関わっていましたが、SSLについては有料の中で安いもの、という理由で選んでいました。各クラブのSSL採用理由って、どうなんでしょうね。

  • アマチュア運営の公式サイトの暗号化は誰の責任か

    土日はJリーグの試合が無い時間帯は、アマチュアリーグであるJFLや関西サッカーリーグの試合もライブ中継でよく見ます。

    何時にどこの試合があるのかを確認するため、公式サイトにもよく訪れますが、JFLの公式HPがまだSSL対応していないのですよね。

    http://www.jfl.or.jp/

    いくらアマチュアリーグとはいえ、さすがに今の時代どうなの?と思います。またカズがJFLの鈴鹿に復帰という話も出ていますし、普段見ない人でもJFLのサイトを訪れる人もいるはずですので、無料のLet’s Encryptでも良いから導入すべきでしょう。

    ちなみに関西サッカーリーグの公式サイトはそのLet’s Encryptで暗号化されていました。

    https://kansaisl.jp/

    JFLに入るための大会(大まかに言うと)を開催する全国社会人サッカー連盟も同様です。

    https://www.jffms.jp/

    せっかくなので関西以外の地域リーグのサイトも見てみました。北海道リーグは公式HPってないんですかね。

    北海道リーグ:Let’s Encrypt(北海道サッカー協会内)
    東北リーグ:Let’s Encrypt(東北サッカー協会内
    関東リーグ:Let’s Encrypt
    北信越リーグ:Let’s Encrypt
    中国リーグ:Let’s Encrypt
    四国リーグ:Let’s Encrypt
    九州リーグ:暗号化無し

    という状態でした(2024年6月23日現在)。

    多分、どこのサイトもわずかな人数で、当然ながら他の仕事・作業と兼務で運営しているのでしょうから、大変だとは思います。そもそもどこのサイトも何か個人情報を入力して漏洩がどうのこうの、ということにはならないでしょう。

    ただ、日本サッカーはピラミッド型で裾野を広げてきたからこそ発展してきたはずです。その基礎と中間を支える各リーグ等については、JFAからのデジタルやネットでの情報発信についての人的な支援をもっと充実してもいいかと思います。もちろんやってはいるんでしょうけれど。

    そう言えば、行政の分野でも地方自治体のシステムを標準化するという話もありました。政府-自治体の関係と、JFA-地域リーグ・都道府県リーグの関係が全く同じではないですけれど、完全にバラバラで勝手に作ることの弊害も、やっぱりあるんじゃないですかね

  • シーズンの半分を終えてガンバサポーターとしての感想

    まず謝罪とお詫びを。

    昨年及び今年の序盤まで、ポヤトス監督に対しては再三疑問を呈してきましたが、ここで改めてそれが間違っていたことをお詫びしまして、彼の監督継続を支持したいと思います。

    ここから先は言い訳となりますが、ここ数年来のガンバ関係者の「攻撃サッカー復活」についての安易にも思えるスローガンにはずっと否定的でした。

    以前にnoteに書いたことがありますが、西野監督時代の10年間以外は、ガンバがリーグ上位になったシーズンは全て堅守速攻をベースにした、攻撃は人数を掛けない守備的なサッカーでした。年間3位以上になった監督はガンバの歴史上、クゼ、早野、西野、長谷川、宮本の5名で、そのうち4名による11年強の長さに渡ります。西野時代よりも長いのです。

    だからこそ、ガンバの伝統としては守備ベースに考えるべきで、それを後回しにして攻撃ありきのサッカーを指向するのはいかがなものかと、思っていました。

    その流れでポヤトス監督に関しても否定的でした。昨年夏場の連勝した時期以外、攻撃を意識するあまりに守備面での問題を抱えていて、結果としてリーグ最多失点というシーズンとなったので、このまま2024年も同じサッカーをしていたら本当に降格すると恐れていました。

    それがシーズンの半分を終えて11勝4分4敗、得点21、失点14の3位。2位と同勝ち点で1位と勝ち点差2と望外の位置に付けています。何よりリーグ最少失点の守備が堅いのが素晴らしい。中谷・一森が個人的にもたらしているのもありますが、前線からの守備が上手くいっていることもありますし、攻撃時に慌てずにボールを回せているのも守備に良い影響を与えています。

    リーグ戦はここからまだ19試合も残っていますが、守備ベースのチームは大崩れしませんし、今シーズンを終えて上位にいるのは間違いないでしょう。課題の攻撃についてはハーフシーズンで10点以上取れるようなFWを獲得できれば優勝も十分狙えます。怖いのはCBとボランチの使える控えが江川とネタ・ラヴィのみと少ないことですが、CBについては松田か黒川を含めた3バックでも対応出来なくはないですし、ボランチについては倉田を回せなくはないので、短期間ならなんとかなりそうです。もちろん補強するに越したことはないですが。いっそのこと、野田と奥野を戻す?

    ともかく残りの19試合も駆け抜けて、12月を歓喜で迎えたいものです。

  • 2024年6月22日J1リーグ第19節ガンバ大阪対ヴィッセル神戸試合観戦の感想

    連勝で優勝を口に出来るほどに上がってきたガンバ大阪は、今日もホームゲームでしたが、相手は順位表で真下の神戸。負ければ逆転される6ポイントマッチです。そもそも次戦の鹿島戦、その次の町田戦と合わせて3試合連続6ポイントマッチとかエグすぎる日程君の活躍ぷりです。

    今日で長丁場のリーグ戦も折り返しですので、是非勝って首位に近付きたいものです。

    ガンバのスタメンはようやく固定化されてきましたが、控えには怪我から復帰のファン・アラーノも入りました。

    ガンバソニックということでイベントもあり、アイスプレゼントもありましたが、所用で開始直前のスタジアム入りになったために今日の特別ユニだけでしたけれど、ギリギリ試合開始に間に合っていざ観戦開始。

    前半開始から神戸が主導権を握ります。どう考えても代表にいないのがおかしいレベルでキープする大迫に苦しめられます。大迫は代表で連戦フル出場して疲弊してほしいと思えるくらいに、対戦相手としてはヤバいFWです。

    そもも今日の主審がフィジカルコンタクトによるファウルをあまり摂らず、

    20分には初瀬のロングスローをクリア出来ず、つながれて最後は大迫が決められて失点・・・と思いきや、スロー時に鈴木徳真が相手に倒されていたのが、攻撃側の反則とみなされ、VARの結果、判定変更でノーゴールとなりました。個人的にはボールに直接絡んでいた訳ではないので見逃されたのかなと思いましたが、助かりました。

    その後、30分過ぎに相手のボールを奪ったところで鈴木と山田が接触してしまい、足を痛めた山田が坂本と交代するアクシデント。最近好調の前線4人のセットだったので残念ですが、今日のようにフィジカルでぶつかっても良い試合なら坂本の方が効くかも知れません。

    それでも前半は神戸のペースでしたが、意外とチャンスはガンバにもありました。それでも試合は動かず前半はスコアレスで終了。

    後半、ガンバは坂本・宇佐美の関係性が山田・宇佐美とは異なり、2トップ気味になり、4-4-2っぽいフォーメーションにも見えました。

    62分には大ピンチ、左サイドを突破され、こぼれ球を武藤が目の前からシュートするも一森の超反応でセーブして難を逃れます。今節J1のナンバーワンセービングでしょう。

    66分、これまでにはないくらい早く宇佐美をジェバリにスイッチ。宇佐美は納得出来ないみたいでしたが、今日のタフな展開だと最前線でボールを競り合う方がいいはず。宇佐美には水曜の鹿島戦で頑張ってもらいましょう。

    合わせてダワンからネタ・ラヴィにも代わりました。前半に入った坂本含め、相手に身体をぶつけてボールを奪い、キープできる選手が交代で入った形になりますので、これは意図的なんでしょうね。

    それが実ったのが69分でした。

    数分間、良い感じで攻守が連動する展開が続き、右の山下から半田に下げてクロス、ジェバリが競って相手がクリアしきれなかったボールが落ちてきたところを、ウェルトンが左足一閃、ボールがゴール右隅に決まってガンバが先制。ついに試合が動きました。

    フィジカル勝負、クロス勝負に持ち込んだポヤトス監督の采配が見事に的中です。

    分、ジェバリが一森からのパントキックを収めてドリブルで突進しゲットしたコーナーキックを鈴木が蹴ると、半田と競った山口蛍の頭に当たってオウンゴール。これで2-0となりました。意外性のあるニアのボールだったのか、GKの前川も反応が遅れたのが致命的でした。

    そしてガンバは山下・ウェルトンの両翼を松田とファン・アラーノに代えて試合をクローズにかかります。

    しかしその後、エリア内で福岡が足を武藤に引っ掛けてしまいPKの判定。これを武藤に決められて2-1と神戸が追いすがります。

    後半アディショナルタイムは6分と、VAR介入や3点入ったことを考えると意外と短かったですが、ジェバリが前線でボールキープ、チェイスに奔走したこともあり、なんとか逃げ切りに成功してガンバが神戸を下しました。

    個人的マン・オブ・ザ・マッチはウェルトン。ホーム初ゴールはビューティフル&豪快なシュートでしたし、それ以外にも一人でボールを運んで攻めていけるので後ろの選手の守備の助けにもなる選手です。よく釣れてきたなと思えます。結構値段がかかったらしいので、もっとゴールしてもらわないと困りますが。

    それと個人的MVPは、ハーフタイムでも歌声を披露し、大雨の中でもテントを飛び出して美声をスタジアムに響かせた小柳ゆき。

    2年前だったか藤井風がライブやってましたが、音響的にも結構良い会場ですよね。

    ともかく、先制点が決まるまでどっちに転んでもおかしくない試合展開でしたが、フィジカルとクロス勝負に持ち込んだ采配の妙が現れた結果でもあります。神戸の吉田監督が前半からずっと線審と第四審に文句を言い続けていたのが何と言うか、戦う相手は審判じゃなくて相手チームなんですけどね。

    首位の町田、2位の鹿島が共に引き分けたためガンバとの勝ち点差は2ずつ縮まり、ついに首位が射程圏内に入ってきました。

    次はアウェイでの鹿島戦。その次の町田は一旦忘れて、ただひたすらに鹿島を倒すことだけです。